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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


時計遺伝子・体内時計について [2014年02月13日(Thu)]
      時計遺伝子・体内時計について

時計遺伝子は脳と体の細胞にあり、一日周期で体内のリズム
を刻む。時計遺伝子の発見は1997年に発見された。

メラトニンは夜中に分泌する。夜中にヒトは成長する。記憶
も夜中だ。
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時計遺伝子は、脳に親時計があり、心臓や肝臓、胃腸のよう
な内臓に子時計がある。細胞一つ一つにそれぞれの時計を持
っている。

体内時計はカラダのさまざまな生体リズムを調節している。
肝臓や胃腸が夜間でより活発になるのは時計遺伝子による。
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体内時計の乱れが、肥満や高血圧、脂質代謝異常などをおこ
す。動脈硬化、糖尿病、がんなど、リスクを高める。

体内時計を正しく動かすポイントは、光と食事と運動である。
生活習慣の乱れは体内時計野乱れと直結する。ガンの発生が
5倍という報告もある。
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体内時計野乱れが血液やホルモンの乱れを生む。規則正しい
生活が健康長寿に不可欠だと大塚邦明教授は力説する。

子どもの成績を上げたければ規則正しい生活を心がけること
が大事だと山口大の明石真教授はいう。
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メラトニン分泌のピークは10歳、小学生時代だ。「寝る子は
育つ」祖父母から言われてきた言葉だ。日中は思いっきり遊
び、夜はぐっすり眠る。それが子育てのコツである。
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