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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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親子丼つくり! [2015年08月22日(Sat)]
今日の調理は親子丼作り!
子どもたちにとっては、はじめてのことが多くあったと思います。
ほんのり甘さを加えるために使う砂糖はすりきり棒を使い、計量しました。
スタッフの見本をみてから、すりきり棒を使っていきます。
図1.jpg
そして、鶏肉を切ることもはじめての挑戦でした。
皮がついている大きめのお肉を切ることは簡単ではありません。
苦戦する子もいましたが、包丁をうまくすべらせて切ることが出来ている子もいました。
図3.jpg
そして、最後に卵をさいばしを使ってまわしいれます。
スタッフの見本を食い入るようにみつめる子どもたち。
1つの経験として取り組んでほしいという思いもこめて挑戦してもらいました。
さいばしをボウルにあててゆっくりと円を描きながらいれていきます。
どの子も本当に上手です!!
図4.jpg
図5.jpg
図6.jpg
そして出来上がった親子丼。
P1140104.JPG
子どもたちはいい香りを楽しみながら笑顔で食べていきます。
「たまごがふわふわです!!」
と嬉しそうに報告してくれる子もいました。
試食をしていただいた保護者の方も笑顔で子どもたちに「美味しいよ!すごいね!」とお話してくださいました。
何人かの保護者の方からは、お子さんが料理番組を最近よく見るようになったとお聞きします。
みることで包丁の使い方を覚えたり、知識を得る子も多くいます。
日々の手順書においても視覚的にわかりやすいことを意識して作成しています。
しかし、子どもたちから日々教えてもらうことは多くあり、まだまだ工夫できることは多くあると感じています。
積み重ねていく中で生まれていく自信と、褒められることでさらに伸びていく力。
沢山のことを感じた1日となりました。

フローレン


Posted by 伊藤 あづさ at 17:27 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
お金の話 [2015年08月19日(Wed)]
突然ですが、タダなのは空気だけ!
生活と切り離すことが出来ないお金の話。

ブログをご覧下さる方の中には、障害を持つお子さんやご家族がおられる方も多いと思います。

皆さん親なき後の心配をされているでしょう。
同時に、想定しきれない様々なことが起きる未知の将来を憂えても仕方がない、自分一人ではどうにもならない、なるようになるだろうという、先延ばしの気持ちも抱えておられるのではないかとも思います。私がその一人です。

私が今漠然と考えているお金の話は
・親がいなくなった後も自宅に住み続けられる住宅の維持費を残してやりたいということ。
・現在の物価で仮定して、光熱費や食費等の生活費として本人が月に10万円くらいの収入を得ることが出来れば、独身で食べるだけならば何とかやっていかれるのではないかということ。

生活費もさることながら、子供も老いていくわけですから、入院時の保証人等も心配です。年下のきょうだいに頼むつもりでいましたが、実際年少者が適切な判断能力を持ったまま、後に残るという保証はありません。どんなところと繋がっていれば、速やかに社会資源を活用できるのだろうか…など。

そもそも自分が困っていることにも気づき難い発達障害の人が、自ら相談できる場所を確保するためには、どんな繋がりがあると良いのだろうか…など。

素朴な疑問は尽きません。
このたび、ぶれいん・ゆに〜くすでは、「スーパー又村塾inせんだい VOL.2」
を下記の通り開催いたします。

成年後見制度とは何か。実際にはどんな使われ方をしているのか。
障害者基礎年金がもらえる場合、もらえない場合。
自宅で暮らす場合、グループホームやケアハウスで暮らす場合、それぞれどんな費用が必要なのか。

など、制度について具体的なことを教えていただきます。
お話が分かりやすく、とても優しい(=質問のしやすい)先生です!
4月のVol.1の時は、会場で販売したご著書「あたらしいほうりつの本」も完売の好評でした。

素朴な疑問を沢山持ち寄って、共に学び、障害があっても自己効力感をもって自分らしく暮らす手立てを考える出会いの場になればと願ってご案内いたします。ご家族も支援者の方も多くの方々のご参加をお待ちしております。  スニフ

「スーパー又村塾inせんだい VOL.2」
講師;又村あおい氏
9月6日(日)10:00〜16:00(受け付けは9:30開始)
会場;Schaleおおまち
参加費;1,000円
お問い合わせ、お申し込みは下記まで
電話;022−263−1402
メール;schale_omachi@yahoo.co.jp
Posted by 伊藤 あづさ at 04:39 | セミナー案内 | この記事のURL | コメント(0)
働く大人にむけて [2015年08月15日(Sat)]
8月15日の今日も子どもたちはしゃ〜れで課題に取り組んでくれました。
今日は、「仕事をする」ことを想定したをプログラムを行いました。
1つの課題をいつもより長い時間を行う中で、生産性、作業の継続性、丁寧さ、スタミナ維持などの部分を中心にその子のがどのように作業に向き合っているかを1人ひとり丁寧にみることができました。
お茶の計量のお仕事をする中で、同じスピードで何個も作る子もいれば、時間が経つにつれて動きがゆっくりになっている子もいました。繰り返しの作業に強いと思われる子もいました。
子どもたち1人ひとりの様子を丁寧に見ていくことで、その子の持っている素敵な力を改めて知る機会にもなりました。
また、今日のしゃ〜れでは、立ち作業にもチャレンジしました。
いろいろな仕事がありますが、立ったままで仕事をする職種も多いと思います。
立って作業をする中で、いつものように座ったままで作業をするよりも集中して作業に取り組めている子もいました。
高校3年生の方の中には、卒後は座って作業をする仕事だけでなく、立って作業をする仕事を目指される方も多いと思います。
立って作業をすることは、スタミナ維持と同時に作業への取り組み方も大切になると思います。
これからのプログラムでもその子に合わせて取り入れていければと考えています。

保護者の方のお話をお聴きして、子どもたちの様子をお話し、子どもたちの将来のことを「ゴール」を思い描いていくことの大切さを感じた1日でもありました。

フローレン




Posted by 伊藤 あづさ at 17:19 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
白玉つくり! [2015年08月08日(Sat)]
今日のしゃ〜れでは、白玉を使ったデザートを作りました。
白玉粉を計量して水を少しずつ加えながら生地をこねていきます。
粉をこねることはピザつくりでも行いましたが、なかなか難しい作業です。
しかし子どもたちはボウルをしっかりとおさえて、ちょうど良い柔らかさに仕上げています。
完成した生地を丸くかたちをととのえてゆでていきます。
P1120842.JPG
ぷかぷかと浮いてくる白玉はどれもとても美味しそうです。
最後は自分の好きなようにトッピングをしていきます。
チョコソースをたっぷりかける子や、チョコレートやポッキーなどのお菓子を積み重ねて立体的に仕上げる子などみんなさまざまな素敵なパフェができあがりました。
P1120790.JPG
P1120849.JPG
保護者の方に召し上がっていただくために、ある男の子は「これはどう?」と保護者の方の要望を聞きながら一生懸命盛り付けをしていました。
出来上がったパフェは「世界に1つだけのパフェ」になったと思います。
隣で一緒に食べている姿は本当に素敵でした。

涼しい1日となりましたが、しゃ〜れでは今日も心温まる時間が流れていました。

フローレン


Posted by 伊藤 あづさ at 17:52 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
7月のノットワークカフェのご報告 [2015年08月04日(Tue)]
先週の火曜日に今年度2回目のノットワークカフェを開催しました。
今回はたまたまですが、今年「しゃ〜れ」を卒業し大学生として新生活を送っているお子さんたちのご家族の集まりとなりました。

早いもので、大学生も長い夏休みを迎え始めます。

新しい趣味やサークルを始めたという頼もしい話と同時に、今度はそう来るか!というようなエピソードも披露されつつ、過去の切なかった話なども織り交ぜながらのひと時となりました。

時々「しゃ〜れ」のことも思い出してくれているようで、夏休みには遊びに来てくれるそう。楽しみです。

また、大人になるに従っての金銭管理や夢と現実との突合せなども、これからどのような形でサポートをしていけばいいのかなどを考える時間ともなりました。

これからも、発達障害の特性ゆえにあえて学ばなければならないことが沢山あります。まずは、知ることから。
この集まりが、少しでも多くの方の情報と経験と知恵の交換の場になれればと思います。

8月の開催は以下の通りです。お申し込みをお待ちしております。  スニフ

Schaleおおまち ノットワークカフェ
日時;8月26日(水)10:00〜11:45
場所;café Schale
会費;1,000円(ケーキセットつき)
お申し込みは電話022−263−1402まで
Posted by 伊藤 あづさ at 05:46 | ノットワークカフェ | この記事のURL | コメント(0)
第1回社会見学会を行いました [2015年08月03日(Mon)]
しゃ〜れでは、より幅広く社会や企業を「見て、知って、感じていただく」ことを目的にジュニア・フィールド トゥリップ(社会見学会)を実施しました。
第1回目の今日は、郵便局を見学させていただきました。
子どもたちはワクワクしている様子で郵便局に向かっていきます。
P1120656.JPG
郵便局の方の郵便物がポストにいれてから配達されるまでのお話をしてくださいました。
目には見えない仕組みもDVDやパンフレットをみながら確認することができました。
「へぇ〜」と言いながらメモを取る子も…
P1120658.JPG
そして、実際にお仕事の場面をみさせていただきました。
郵便物の仕分けをしている機械を目の前にお話をきかせていただきました。
持参した郵便物に消印が押される様子や、郵便物の仕分けがされる様子など普段目にすることのできない場面に「すご〜い!!」と笑顔の子どもたち。
図1.jpg

そして最後には郵便局の方から素敵なプレゼントをいただきました。
P1120689.JPG
見学が終わったあとの「ありがとうございます!」と元気にあいさつをしている子どもたちの姿はとても素敵でした。


お天気にも恵まれた今日の社会見学。
実際に働いている様子をみたことで、子どもたちが感じたことは多くあると思います。
はじめての場所にいくことは、子どもたちにとってはワクワクもありますが、不安も大きくあると思います。
だからこそ、「見通しをもてる」ことは何よりも大事なことだと思います。
子どもたちの中にある「ちょっと不安」という気持ちが、見通しがもてて、視覚的にわかりやすことで、「楽しみ」という気持に繋がっていくのだと思います。
そのために私たちができることに、真摯に向き合い役割を果たしていきたいと改めて思う日となりました。


フローレン




Posted by 伊藤 あづさ at 19:00 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)