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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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改めて「構造化」の意味 [2015年06月28日(Sun)]
「自閉症eサービス@せんだい」二回目の基礎講座でした。
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今日も中山先生が穏やかに向き合って下さいました。
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青森、山形、岩手、福島の各県からもご参加いただき、Schaleには熱気が溢れました。
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今日は「構造化」と「コミュニケーション」がテーマの講座。
かつて、「構造化は自閉症の方々へのマナーです」と学びました。
当事者でもある私には案外スンナリとその意味が解ったように感じていますが、自閉症支援歴の浅いスタッフには、今、一番苦労している視点かもしれません。

TEACCHアプローチを手掛けていない参加者の方には、なかなかピンと来ない事かも知れません。

この自閉症支援の「一丁目一番地」のように重要なテーマを、中山先生は、豊富な実践例のビデオを通して、具体的に示して下さいました。


講座後のアンケートにも

・構造化について、頭での理解において整理することが出来ました。

・構造を明瞭化させることがいかに大事なのかを学びました。

・本人が自発的に伝えられるように、行動出来るようにするには、どのようなコミュニケーション支援が必要なのか?という具体的な例を知ることが出来ました。
・言語表出ができるために、ことばだけでコミュニケーションを取ろうとしているところがあったので、再度評価が必要だと思いました。

・“自らやる”ことの意義を学びました。
などなど…


また、先日の門先生と佐々木正美先生との講演と対談の会でも、正美先生が「構造化」を基に、私たちが日々心掛けなければならないことをまとめてくださっています。
・構造化は「意味と見通しを明確化するもの」…門先生
  〃  「環境の構造を変えることによってその人が暮らしやすくすること」
      行動を規制するものではない…正美先生

・「自然な良い環境」の日常
 その子を取り巻いている人が「積極的に好意を持って」見守ることができるか。

・良い環境を与えられれば適応しやすくなる。

・「私たちは何をどうすれば良いですか?」と問い続けること。
 
・腹立たしかったり憤ったりするのは、みんなこちら側の責任。
 「腹立たしい」なんて失礼なこと。
 出来るだけ自然に生きる・学ぶ・働くことが出来る環境を作る。

・この子たちは正直すぎて生き難い。
自閉症の人たちが「そのままで」。
 いつも努力するのはこちら。
 それぞれがそれぞれにどんな生活をしたら「幸せ」になるのか考えてあげたいですね。


・私たちのこどもが不適応を起こすことは(本来)絶対にない。
 簡単に軽くなるものではない。ましてや治るものではない。
 「そのままで良い」環境・社会創りを。

「支援」と言う言葉を口にしなくても良い社会を!

今日のテーマがストンと腑に落ちる支援者・保護者の存在があたり前になったら、いつかきっとこういう社会が実現するのでしょう。

「学ぶ」って、楽しいことです。
だからこそ今日気付いていただいたことを明日から活かしていただけたら幸せです。



皆様、有難うございました。


Posted by 伊藤 あづさ at 20:19 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
平成27年度第1回 ノットワークカフェを開催しました [2015年06月27日(Sat)]
昨日26日、今年度最初のノットワークカフェが開催されました。
小学生、高校生、大学生、社会人のそれぞれの家族5名が集まりました。

私はスタッフ兼大学生の母としての参加です。

24日に仙台市主催の発達障害基礎講座に参加してきたのですが、アーチル嘱託医の今先生のご講演がとても分かりやすく素晴らしかったので、そちらも合わせてご紹介しながらのおしゃべりとなりました。

おしゃべりの中から、職場の人が発達障害かもしれないと気づいたとおっしゃる方も出て、今回の会少し社会を変えるきっかけになったことも嬉しく思いました。私たちのノットワークは、結び目を結んだりほどいたり、また結び直したりという自由な関係性もイメージしています。結び目が一つ増えたのかなと思います。

明日行われる自閉症eサービスの講座のご案内もさせていただきました。

小学生の方のご家族は就労がテーマの会に小学生の子供がいる我が家が参加してもよいのでしょうかと仰いました。

もちろんです。
お子さんが、仕事をして自分らしく暮らしていくために何が必要なのかをぜひ勉強してください。私たちは、自分が辿ってきた道のりしか知りません。

お子さんは、私たちの道のりとは違う道で幸せな大人を目指すのです。
どちらが良いとか劣っているとかいう事ではなく、違う道のりだという事は、はっきりとしていることです。分からないことは、知らなければ応援もプランも立てられません。ぜひ、ご参加くださいとお話ししました。

母として初めて今先生にお目にかかった時からもうすぐ10年になります。
「20歳になるまでにあと10年あるから。」
私はその言葉を受け取って、1年後にあづささんに出会いました。
そこから沢山の方々に出会って学ぶ機会を与えられて、もうすぐ子供は二十歳の誕生日を迎えます。

生まれ落ちた瞬間から、機嫌が良くマイペースな子だなというのが第一印象。
疲れてぐったりしている私を百面相で笑わせようとしているかの様に、笑顔のような表情でしきりに自分のほっぺを掴んでは離していました。

あの日から私と子供は、家族としてお互いが応援をしあってきたのだと思います。ずっと幸せを願っています。

明治安田生命さんのコマーシャル
「応援って心配だ。 応援って不安だ。 でも、応援って最高だ。 誰かをサポートする喜びを、もっとこの国に。」
テレビで見るたびに感動して涙ぐんでいます。

来月のノットワークカフェは以下の日程です。
誰かを応援しあう喜びを語り合いましょう!      スニフ

日時;7月28日(火)10:00〜11:45
場所;café Schale
会費;1,000円(ケーキセットつき)
お申し込みは電話022−263−1402まで
Posted by 伊藤 あづさ at 18:47 | ノットワークカフェ | この記事のURL | コメント(0)
長く働き続けるために [2015年06月25日(Thu)]
すっかり久々の投稿になってしまいました。
ご心配なく。
新しいスタッフの皆様も、事業の流れに慣れて下さって、Schaleは日々ミッション遂行に邁進中です。

今日は午後から、新しく発足した「宮城就業支援ネットワーク」の設立総会と研修会に、スタッフと参加して来ました。
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講師としてお話し下さった「NPO法人 大阪精神障害者就労支援ネットワーク」の金塚たかしさんのお話が、あまりにも素晴らしかったので、やはりちゃんとお伝えしたいと思い久々に書くことにしました。

金塚さんからは、
障害のある方の就職状況や、法律のお話をご紹介いただいた後、金塚さんたちの支援によって「就労継続」している方の事例をご紹介いただきました。

まず、こんな投げかけがありました。
「私たちの対象者は
障害、病気に対する無知により、地域から差別偏見を受け、企業からは障害や病気があるから一般就労は難しいと思われ、人生に絶望し、自ら命を絶とうとした経験のある人もいる。私たち就労系のスタッフは何をすべきなのか?」
と。
「働き続ける」を実現するために、何をすべきなのか…

キーワードは
ご本人たちの
・障害の理解
・相談出来る力

*障害を「オープン」にするか「クローズ」にするかで「どんな働き方をするのか」の道を共に探し導くこと。
*納得からの行動。
*自己選択、自己決定、自己責任
*問いは相手にではなく自分に投げる
など、より具体的なキーワードの提示とともに、その意味することを丁寧に説いていただきました。

地域との連携では、金塚さんの法人の理事長さんと整理された
一  その人の幸せを考えているか
ニ  その人の身になって考えているか
三  病気・障害はその人の人生の一部であるということを認識しているか
四  一般論ばかり語っていないか
五  具体的な方針を出し、共有し、担うべき部分を明確にしているか
六  お互い自分の領域に閉じこもらず、あいての領域に踏み込んでいるか
七  各関係機関について(内容等)どれだけ知っているか
八  一度の失敗で諦めず、決めつけていないか
九  初めから諦めず、前を向いているか
十  人の人生に関わる上で謙虚であるか
を示して下さいました。

一つ一つに頷くと共に、自省する良い機会をいただきました。

でもね。
私が今日一番響いた言葉は
「障害者就労と言うと、最賃で二年も三年も…私は耐えられません。」
との一言。
こういう感覚を持っていらっしゃるこの道の先輩に出会えたことで
”まだ続けられる”
そう確信できました。

支援はまだまだ下手くそな私たちです。
でも、何処よりも自閉症や発達障害のある方々の「文化」を「そのままのその人」を大切に出来る集団には近づいていると感じています。
謙虚にこれからも学び続けて、ご本人とご家族の力になれたら幸せです。


Posted by 伊藤 あづさ at 20:56 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
自閉症支援の昨日、今日、明日 [2015年06月13日(Sat)]
「自閉症eサービス@京都」主催の「佐々木正美先生・門眞一郎先生の講演と対談の会」に参加させていただきました。
会場は北は東北、南は九州から、役700名の方でギッシリ。
客席には、国内の錚々たる自閉症支援者が集結。
物凄く深い学びの時間をいただきました。

正美先生が仰いました。
「それぞれがそれぞれにどんな生活をしたら『幸せ』になれるのか…考えてあげたいですね。」
と。

門先生が仰いました。
「構造化とは、意味と見通しの明確化。
行動を規制するものではない。」
と。
正美先生は
「環境の構造を変えることによって、その人が暮らしやすくすること」
「出来るだけ自然に、生きる、学ぶ、働く環境を作ること」
とも。

正美先生のご講演の後半は、会場内のアチコチから鼻を啜る音。
先生の優しさと、私たちのこどもを本当に愛して下さる言葉の一つ一つが胸に響きました。
ただ、そこに居て下さることに感謝の時間でした。

最後に仰いました。
「支援という言葉を口にしなくても良い社会を。」

「私たちは、何をどうすれば良いですか?」
と問い続けます。
「腹立たしかったり憤ったりするのは、みんなこちら側の責任。」
「自閉症の人たちがそのままで良い」環境、社会を作るために、「いつも努力するのはこちら」という教えを実践できるように、学び続けます。

この会の成功のためにご苦労いただいたTEACCHの先輩方に感謝して、仙台で伝えていけたら幸せで。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:18 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
20歳になりました [2015年06月12日(Fri)]
息子、20歳になりました。

先天性の心疾患を持って生まれて来たことから、結婚して子供を産んでって、女の子なら当たり前のことが望めないと思っていた私が「お母さん」にさせて貰って20年になりました。

宇宙からの贈り物のその子は、「自閉症」というスペシャルな特性を持っていました。
「表情を読み取ったり作るのが苦手」と言われる自閉症の息子からのお母さんへの成人記念のプレゼントは、気立ての優しい、誰からも愛される人柄の滲み出た穏やかな表情と、出会った人を虜にする輝く笑顔。そして、ちょっぴり「この先」の自分に自信を持ち始めた誇らしげで堂々とした姿でした。
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一人ホテルに戻り、今日撮っていただいた写真を観ていると、やっぱり涙が止まりません。

友和さんや拓也さんみたいに、カッコよくて爽やかで、頭の良い、誰からも好かれる子のお母さんになりたかった私。
だけど、「違う文化」を持って生まれて来た我が子との乳幼児期は、理想とは違う子育てが辛くて辛くて…
「もう、いいかげんにしてよ!」
そう叫んだ私に息子が言ってくれた一言。
「お母さんと仲良しになりたい。」
この一言がなかったら、今の私の笑顔もなかったでしょう。

自閉症の息子のお陰で、私はたくさんの素敵な方々と出会い、繋がることが出来ました。
正義だけを振りかざす、嫌われ者だった私も変わることが出来ました。
今日の息子と私の笑顔は、皆さんからいただいたプレゼントだと深く深く感謝しています。

この先、息子にも、私にも、そして私たちのこどもにも、まだまだ困難なことが待っているのでしょう。
でも、これまで通り「諦めの悪い」お母さんはジタバタしていきます。
どうぞ、これからも見守っていただき応援していただけましたら幸いです。

お母さんの「還暦」誕生日よりたくさんの「いいね!」をいただいた息子に軽く嫉妬しながら、お母さんになれたことに「感謝」する夜です。

皆様
本当にたくさんの祝福を有難うございました。
私も息子も「幸せ」です
Posted by 伊藤 あづさ at 21:16 | 今日の坊ちゃまくん | この記事のURL | コメント(0)
第三の事業が始まります [2015年06月11日(Thu)]
本日「ぶれいん・ゆに〜くす」の3つ目の福祉事業として「自立訓練(生活訓練)」の申請を行い、無事受理していただきました。
ディレクターの李さんの努力の成果です。

仙台は「自立訓練(生活訓練)」がまだまだ定着していない地域です。
「就労移行」として丸三年(前の法人時代と合わせれば四年)間、一般就労への送り出しを模索して来ましたが、正直毎日毎日「挑戦」の日々でした。
二年間という「有期限」の事業特性は、長く在宅でいらした成人期の方や、支援学校卒でも、より社会で活躍する挑戦をする方々には「時間が足りない」と感じることが多く、ずっとジタバタして来ました。

数年前に福岡の鞍手ゆたか会さんの「カレッジ」という発想での自立2年+就労移行2年のプログラムを知った時は、息子が丁度卒後の進路を考え始める時でもあって、とても心が動きました。
一方、仙台では支援学校さんの進路指導の中に「自立訓練」と言う選択肢が提案されることはほぼ0と言う現実。
そうそう簡単に事業化へと進み出すことは出来ずにいました。

障害者雇用率が年々上がっていたとしても、私たちのこどもがある一定額の給与をいただき、常勤雇用されることはとてもハードルが高いことも「現実」です。
でも、「ウォーミングアップ」の期間を持ち、可能性に挑戦することは出来るはず。
支援学校の卒後に直ぐに社会に出ることだけが選択肢ではないはず。
親御さんには、専門学校や大学に進んだつもりで、ゆっくり育つこどもたちに「育つ時間」をプレゼントしていただきたい。
何より、この一年の息子の成長が背中を押してくれました。

順調にこの先の手続きが進めば8月1日開所になります。
場所は同じビル。
より、自立した生活習慣とスキルを身に付けることから、「その人らしい」未来を創ることに挑戦します。
どうぞ温かく応援していただけましたら幸いです。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:14 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
個別課題に取り組む子どもたち [2015年06月06日(Sat)]
今日のしゃーれは個別課題の日。
お茶の計量のお仕事や、プラグの組み立て、掃除機の使い方、パソコンスキル、ラミネーターの使い方など、それぞれ個別の課題に取り組みました。
お茶の計量のお仕事では、安定した個数を作り続けている子どもたち。「お茶の計量終わりました!」と堂々と報告をしてくれます。
プラグの組み立てでは、以前やった時よりも動きがよくなり、たくさん作ることができた子もいます。
掃除機を自宅でも積極的にお手伝いの1つとして取り組んでいる子は、とても上手に丁寧にかけてくれました。
パソコンスキルでは、その子によって取り組む課題は違います。
正しい指使いで入力をするためのトレーニングを行っている子は、指にシールをつけて練習をします。回数を重ねる度に上達している様子が感じとれます。課題の内容もその子の興味のあるものを中心に考えています。電車が好きな子は好きな電車の車種を、駅名を入力する中で、指の動かし方の習得を目指しています。
ラミネーターを使った作業は、スタッフと一緒に確認しながら行いました。フィルムに紙をはさみ、ローラーにゆっくりといれていきます。1度一緒に行っただけで、すぐにコツをつかみ取り組んでくれました。

子どもたちは本当に真剣に取り組んでくれています。
そんな子どもたちの持つ力を可能性をさらに伸ばせるように、より1人ひとりに寄り添いプログラムを考えていきたいと思います。


フローレン
Posted by 伊藤 あづさ at 17:27 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
素敵な笑顔 [2015年06月05日(Fri)]
しゃ〜れでは、近くの漢方薬局のお仕事のお手伝いとして、お茶の袋詰めに取り組んでいます。
何種類もある材料を量って袋に詰めていくのは、簡単そうに見えてなかなか難しい作業です。
7種類ある材料はそれぞれ大きさも違います。
決められた分量をいれるため、材料の大きさや重さを考えて微調整を繰り返します。
自分たちの作っているものがお店の商品として、お客さんの手にわたるということを意識し、衛生面にも十分に気を付け作業を行っています。
子どもたちは真剣なまなざしで「商品」と向き合い、そして「仕事」と向き合ってくれています。
今はまだ「働くためのトレーニングをしている子どもたち」ですが、少しずつ確実に「働く大人」への一歩を踏み出していると思います。
そんな「仕事」に真剣に取り組む子どもたちに、「お手当」をお渡ししました。
わずかな金額ではありますが、封筒にいれて感謝の気持ちと一緒に子どもたち1人ひとりに手渡しさせていただきました。
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封筒には子どもたちへの想いをスタッフがメッセージとして書かせていただきました。
子どもたちは「え〜!!いいんですか?」と言いながら満面の笑みで受け取ってくれました。
少しはにかみながらも、何度も封筒を見つめて笑顔をみせてくれる子どもたちを見ていると胸が熱くなりました。
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保護者の方もとても喜んでくださっていました。
「はじめてです、こんな表情をしているのは…」
とお話をしてくださったお母様もいらっしゃいました。
お仕事をくださった漢方薬局の方は「なんだかあったかい気持ちになる」と納品の際に話してくださいました。
子どもたちの「思い」が、お店の方にも届き、そして商品を手に取るお客さんにも届いていくのだと思います。
そんなつながりが、子どもたちの取り組む「仕事」にある。
素敵な出会いに感謝です。

フローレン





Posted by 伊藤 あづさ at 18:32 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
学んだら活かす [2015年06月04日(Thu)]
午後からは全体MTG。
第一部は事業内容の検討や研修報告など。
そして第二部は「フレームワークの実践について」
グリープに分かれて、ここ二週間の利用者の方の行動を書き出した付箋の整理から。
「自閉症」としての特性なのか、そうでないのか…
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一人、一人の行動を複数で検討。

こうして支援が少しずつ上手になっていくんだよね。
そして
この仕事が好きになっていくんですよね。
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BOSSは“悩め、悩め〜”と心の中で励まし、今日はジッと観察。

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吟味しながら(迷いながら?)「特性シート」にまとめることで、より一人一人と向き合うし、特性の領域の偏りなどにも気付きます。
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今日の研修は、スタッフが「自発的」き企画し、二週間かけて一人一人の利用者の方の気付いた特性を付箋に書き出し、ファイルをしていって…
と、丁寧に準備もされました。

なかなか学んだことの実践が進んでいませんでしたが、大きな大きな一歩を踏み出しまた。

近頃、知的障害のある方への施設での虐待など、辛く哀しい事件が続きますが、支援の基本に立ち返ることが、「楽しく」仕事が続けられる根幹でもあるのですよね。

もっともっと支援が上手になるために。
これからも研修は大切にしていきます。

Posted by 伊藤 あづさ at 20:06 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)