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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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パートナーズの皆さんと [2012年10月31日(Wed)]
「みちのく起業」でお世話になっているETIC.さんからお声掛けをいただき「パートナーズ」の皆さんとの勉強会に参加してきました。
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花王さん
損保ジャパンさん
ベネッセさん
味の素さん
電通さん
錚々たる顔ぶれです。

震災以降CSRとして、起業家支援を通して復興支援に知恵を出してくださっています。
電通さんの「広告小学校」http://www.dentsu.co.jp/komainu/index.htmlというコミュニケーションプログラムには、私たちのこどもの苦手な「伝え合う」力を育てることにヒントがあるかもしれません。
ベネッセさんとは、これからもっとご縁が繋がるかもしれません。
保護者の方のご負担が少ない「療育」プログラムを、私たちは福祉の制度を活用することで広げていくことも出来るでしょう。
福祉の制度が使えない高機能やアスペルガータイプのこどもたちには、通信教育のフォローアップ教室として活用していただけるかもしれません。

実績を積んでいる先輩起業家の方には刺激を受けっ放しでしたが、まだまだ私たちの課題は「理解・啓発」の段階であることも、改めて明確になりました。
福祉の制度に頼らない「事業」としての価値と実績創りの必要を感じて帰ってきました。

また明日から「未来」のために試行錯誤の毎日です。


Posted by 伊藤 あづさ at 22:49 | 今日の活動 | この記事のURL | コメント(0)
あなたが大切だと伝えたい [2012年10月30日(Tue)]
昨日に続き「こども☆はぐくみファンド」のご支援をいただいた団体同士の経験共有・学び合いフォーラム」に、参加してきました。

締め切りの迫った仕事を抱えた親分が今日は泣く泣く欠席。私一人で参加させていただきました。

会場へ着くと、昨日同じテーブルだった方が遠くから大きく両手を振って
「おはようございます〜。」と声をかけてくださいました。

昨日の写真のスライドショーからのスタートでした。
いつ撮っていたんですか?と驚くほどたくさんの参加者の笑顔が次々に映し出されます。

昨日の素敵な時間が甦ると共に、サプライズの演出に歓声が上がります。

それぞれ大変なこともあるけれど、私たち昨日はこんなにいい笑顔で過ごしていたのだなということが分かりました。参加の皆様それぞれがまた一歩前へ進む力を得たのではないかと思いました。

それぞれの掲げたミッションに基づき、団体を運営していく上での夢や葛藤や課題を参加のみなさんと共有できたとても学びの多い二日間でした。

あえて二日間の設定にして、立ち止まり、振り返り、また前へ進んでいく力を充電する為のプログラムだったのだという事がわかりました。

私たちの活動をそして私たちを大切に思ってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。

掲げたミッションが大きればその分だけ、その旗を支える為には血も汗も流さなければならない。
今日同席された方がおっしゃっていました。

上手くいくことばかりではないけれど、もっともっとしっかりと旗を支えていかれるようになりたい。書きながら仲間の顔が浮かびます。どんな声をかけあって支えあうのか、自分の役割について今一度振り返る時間をいただきました。

主催者の皆様、ご参加の皆様に心より感謝申し上げます。   みき
Posted by 伊藤 あづさ at 00:18 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
繋がる [2012年10月28日(Sun)]
震災後の南三陸でのお母さんたちへの支援のためにお世話になった「こども☆はぐくみファンド」のご支援をいただいた団体同士の経験共有・学び合いフォーラム」に、みきさんと参加してきました。
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岩手・福島を含めて50人近い方がご参加。
震災で困難な状況にあったこどもたちへの支えをしてきた者同士が学び合いました。

「これからの未来」を語り合った時
「こどもの意見が反映される街づくり」が話題になりました。
こんな時、
「物言わぬ(言えぬ)」こどもたちのことが、なかなかテーブルに乗らないことに寂しさも感じます。

これまでもたくさんの助成をいただいてきましたが、支援をいただいた団体が一堂に会することはほとんど経験がありません。
繋がり合う機会をいただいたことにも感謝をしています。
Posted by 伊藤 あづさ at 22:14 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
支えあう [2012年10月27日(Sat)]
昨日26日に、おしゃべり会を行いました。
参加者された方は、私の子供よりも年下のお子さんをお持ちの方なので、先を行く人の情報も知りたいと、以前から時折私たちのところへ足を運んでくださる方。

知り合って4年くらいでしょうか。
子供の特性を知り、学び合い試行錯誤をしながらやってきたママ友みたいな感じ。

発達障害をもつ子供の親同士だから伝わる空気感の中で、時には一息つくことも必要だよねというおしゃべりなどを楽しみました。

私は先週日本理化学工業さんにお邪魔した時の話や最近受けたセミナーで感じたことなども聞いていただきながら、自分の頭の中を整理することができました。

このおしゃべり会は私たちの活動のノットワークカフェというカテゴリーで行なっています。

ノットワークカフェのコンセプト
支援は行う側、受ける側の一方向的な関係ではなく
相互に支えあう関係

素敵な時間を過ごさせていただきました。

写真を撮り忘れてしまいましたが(反省)、今月のおしゃべりタイムのおともは手作りティラミス。
ご好評をいただきました。
次回はどんなおやつで過ごしましょう。      みき
Posted by 伊藤 あづさ at 09:43 | ノットワークカフェ | この記事のURL | コメント(0)
自閉症の文化 [2012年10月26日(Fri)]
今日も日本理化学工業さんを訪問させていただきました。

自閉症や発達障害のある方々の「未来」の一つの姿を示してくださるからです。
それでも、「自閉症のある人の『文化の違い』」を納得していただくには、ひるまずにお伝えするエネルギーが必要でした。

大山会長の目指す障害者雇用は「融合」の世界だと仰います。
障害がある人もない人も「みんなと一緒に溶け合って」同じ職場・同じ社会で生きられる。そして
「皆が役に立って働ける社会=皆働社会」を「制度改革」によって成し遂げようとされています。
ですから
「一人一人の理解力に合わせてご本人が安心して働ける」企業創りを目指され、「理解力に合わせられる」のが日本の良さである「職人文化」だと説いてくださいます。

経営者として、こんな風に障害のある方を受容れ、大切にしてくださることに深く感謝の気持ちを持ちます。
もし、「今の」私の目指すことと違いがあるとすれば
私には「自閉症のその人として」社会の中で定型発達の方々と「同じように」生きていく力があること、その価値が認められ、尊重された先に「融合」が成立し「皆働社会」が創生されるということが大前提になることです。

食堂で食事をされている従業員の皆さんは、8年・10年・15年…と続けておられ、どなたも一様に
「会社が楽しい」
と仰います。
ご家族よりも高い収入を得て、家族を支えていらっしゃる方も。

「日本にとって大切な会社」です。
その会社の会長さんから
「どんなことでも協力しますよ」
と、言っていただきました。
お別れのときには、穏やかな笑顔を向けていただくことが出来ました。
制度設計だけではなく、一つ一つ地道に積み重ねていく具体的な事業の必要性もご理解いただけました。
これからの心強い「応援団」として見守っていただけましたら幸せです。




Posted by 伊藤 あづさ at 21:22 | Autism awareness | この記事のURL | コメント(0)
青い鳥からのお知らせ [2012年10月23日(Tue)]
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つぶらな瞳で見つめているのは、南雲明彦さんに頂いたお花の鉢にとまっている青い鳥。何かを語りかけているような表情です。
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先日もお知らせしましたが、Schaleからおしゃべり会のお知らせです。

今回は発達障害のご家族をお持ちの方へのお誘いです。
おかあさんもおばあちゃんも、もちろんおとうさんやおじいちゃんも。

生き辛さを抱えたご家族を応援するために私たちができること、必要なことはなにか。他の人はどうやっているのだろう。

おしゃべりをしてみませんか。
お飲み物とお菓子を用意してお待ちしております。

日時  10月26日(金) 10:15〜12:00
場所  Schaleおおまち カフェ個室
参加費 1,000円 ドリンク・菓子付き
お申し込み・お問い合わせ рO22−263−1402
Posted by 伊藤 あづさ at 23:44 | この記事のURL | コメント(3)
モデルを演じる [2012年10月22日(Mon)]
この週末は自立課題の研修を受けました。
A君というモデルの情報を基に特性や評価を書き出し、グループワークで3つの課題をつくり、再構造化を行なうというものです。

モデル担当になった受講者はA君の情報を基に、自閉症のA君に成りきって課題を行なう事が求められます。私にもその訳が割り当てられました。モデルの情報をきちんと把握できているか否かが、他の受講者にバレてしまいます。

手先が不器用であるということで、2重にした軍手をはめましたが、6歳のA君の見え方はどうなのだろう。集中はあまり続かないけれど、得意な事が課題に出されたら楽しくできるわけだし…う〜ん難しい。せめて自閉症体験のペットボトルめがねをかけて演じたい…。気持ちはどんどん焦ります。何よりも私自身、人前で喋ったり、発表したりすることは何よりも心の負担。苦手です。

さて、緊張マックスで迎えた私の順番。
もはや6歳の自閉症児A君ではなかったかもしれません。
けれど、自分が非常に緊張していたために、

不安な気持ち
不安で体が硬くなり、物の扱いが難しくなる感じ
思ったとおりに体が動かない感じ
視野が狭くなる感じ
情報を最後まで読み取らずに行動してしまう感じ
不安は本当に心地よくないという感じ

自閉症の方はこんな気持ちで過ごしているのかなということが、ぐっとリアルに感じられた経験でした。

他のモデルの方からも
自分の手が物を扱い難くなったので、課題ができているかどうかが不安で何度も確認してしまった。利用者さんたちの動きがゆっくりなのは、体の扱いの問題もあるのだろうけれど、不安な気持ちもそうさせているのかもしれないと思った。
などの感想が出ました。

その人が自信を持って楽しく一人でやれること。
オーダーメイドの支援。
寄り添うということ。

参加者全員、深い学びの週末となりました。     みき
  
Posted by 伊藤 あづさ at 23:56 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
「虹」の向こう側 [2012年10月21日(Sun)]
今朝、大きくて、きれいで、長い時間消えない「虹」がかかっていました。
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“やっぱり「虹」はイイ!”ってジワ〜ンと嬉しくなりました。

お天気も良く絶好の行楽日和。
でも、今日もスタッフは研修。
有難いことです。

大きな大きな「虹」の向こう側に、きっと「未来」が開かれると信じています。
Posted by 伊藤 あづさ at 23:26 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
皆働社会 日本理化学工業見学その2 [2012年10月20日(Sat)]
おはようございます。
仙台はお天気のよい週末を迎えております。
ぶれいん・ゆに〜くすでは、この週末、横浜から先生をお招きして療育の自立課題の勉強をします。

ブログを読んでくださる方、ありがとうございます。
お仕事をされている方に質問です。
出勤のために家を出るときの気持ちってどんな感じでしょう。

今日は、ちらりとそんな事を意識しながら、お付き合いいただければと思います。

今回、日本理化学工業さんを見学させていただき、大山会長から伺ったお話の中でも、皆働社会という考え方に、とても大きく夢が膨らみました。

国が障害者の最低賃金を補償し、中小企業で障害者を雇用するという制度です。
中小企業のもつ職人文化は、個々の人に対応する職人文化をもっている。
中小企業が力をつけることは、大企業や日本の経済全体にもプラスになる。
働くという喜びを持つことなく、施設に入るしかなかった人たちが地域で自立した生活を送ることができる。
彼らが地域で生活することにより、地域経済も潤う。

WINWINの素晴らしい制度です。

今回見学会にお邪魔して、お話を伺うための食堂に案内されて最初に目に留まったのが、従業員の方たちがそれぞれの目標を書いたものが掲示されているコーナーでした。ブログで紹介されている方がいらしたので、ネットで拝見していました。

実物を拝見して思ったのが、
「皆さん、結構お歳がいっている。」ということ。

工場を見学したとき、若そうなイケメンの従業員の方に
「何年目ですか。」と伺ったら
「14年目です。」というお返事。

実際は、私の声は工場の騒音の中では届かず、隣にいたこれまたイケメン好きの親分が声を張って聞いてくれたのですが、親分と私はイケメン君からお互いに視線をはずし顔を見あわせて
「長いね。」
とハモッテしまいました。

障害者雇用のきっかけとなったのは、養護学校の先生から生徒の就職を頼まれたことがきっかけだそうです。雇うことは難しいけれど働く経験として2週間の実習を受け入れたところ、一生懸命働く姿に、社員の方たちが心を動かされ、当時専務だった会長に、自分達が面倒をみるから就職をさせてやって欲しいと頼み込まれたのが今から50年前。

その時に入社された方が、今も働いておられます。

私は、新卒で入った会社に3年半勤めました。いわゆるOLというやつです。
バブル景気の終わりの頃でした。
初出勤の日に上司から
「結婚されたらどうされますか。」
と聞かれました。笑顔で
「家庭に入りたいと思います。」
と答えました。
「わが社でもそれをお薦めしています。」
上司も笑顔で答えます。
当時の王道の問答でした。

「結婚して早くこの会社を辞めたい。」
そんなことばかりを考えて多くの時間を過ごしていました。

だって私はいつまでもここで働くことはできないのだもの。
大して役にたつ仕事をしている訳でもないのに、しがみつく事はできない。
会社員という身分でも、心はちっとも安定できませんでした。

皆働社会
そんな制度ができたら日本はもっと良くなる。
机上では多くの人が思うでしょう。

制度ができた上で、かなうこと。

会社に必要とされているという実感。
社会に役立てているという実感。
人を育てて次世代につなげているという実感。
人の営みの中で生きているという実感。
役割をもって生まれ、生き、終えて旅立つ。

障害のある人も経営者も、家族も、だから社会が、活きる。
そんな世の中がかなうのだと、心がふるえました。
見学会のあと、大山会長と秘書の真里さんが私たちのために時間を作ってくださいました。

大山会長は、ドリームプランプレゼンテーションで伊藤が叶えたい夢を応援すると何度もおっしゃってくださいました。

大山会長とお会いする事ができて、私たちの夢がぐっと立体的になっていく感覚を味わいました。

真里さんから素敵なカードとプレゼントを頂いて帰って来ました。
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可愛いボードとイーゼル、キットパスのセット。
あまり上手ではありませんが、これに描く第一号は私よ!とワクワクと描きました。
心意気が伝わったのか、好評です。
イーゼルの向こうには、ドリプラのパートナーの南雲明彦さんからの贈り物。
Schaleの開所式にも駆けつけてくださいました。

夢に向かって、進む。
応援してくださる方たちがいる。

夢をかなえるため、青空の下、心も軽く出勤です。
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みき
Posted by 伊藤 あづさ at 08:39 | 今日の出会い | この記事のURL | コメント(0)
おしゃべり会のおしらせ [2012年10月19日(Fri)]
街路樹の葉も色づいてきました。
あたたかい飲み物が美味しい季節になってきましたね。

Schaleからおしゃべり会のお知らせです。

今回は発達障害のご家族をお持ちの方へのお誘いです。
おかあさんもおばあちゃんも、もちろんおとうさんやおじいちゃんも。

生き辛さを抱えたご家族を応援するために私たちができること、必要なことはなにか。他の人はどうやっているのだろう。

おしゃべりをしてみませんか。
お飲み物とお菓子を用意してお待ちしております。

日時  10月26日(金) 10:15〜12:00
場所  Schaleおおまち カフェ個室
参加費 1,000円 ドリンク・菓子付き
お申し込み・お問い合わせ рO22−263−1402
Posted by 伊藤 あづさ at 00:34 | この記事のURL | コメント(0)
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