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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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ファンタスティックな味方 [2013年09月30日(Mon)]
今日のお昼。
Schaleはとっても華やいで幸せに包まれました。
「ボラ仲間」と言ってくださる東ちづるさんがご来店!
昨日の朝、名取でのお仕事で来仙されたちづるさんからメール。
「明日(今日30日のことです)こぶしさん(仙台市手をつなぐ育成会さんの通所施設で、以前からアート活動を展開。「作家」として価値のある作品を生み出されている方がいて、ちづるさんが応援しています)におじゃまするつもりです」と。
「ランチも一緒に出来たりしますか?」とのお誘いでした。
で…
「よろしかったらランチをSchaleでいかがですか?」と、ズーズーしくも。
こぶしさんでの撮影を担当されていた東日本放送の制作部長さんも快く了解して下さって叶いました。
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「とっても楽しかった!おいしかった!幸せでした〜〜」
って。
もちろんスイーツも召し上がっていただきました。
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『「自閉症」や「発達障害」という、生き難さをもっている皆さんとそのご家族の「未来を創る」という夢の実現を目指して活動する Schale さん。

「口の中から幸せを届ける」

お客さまに届けた幸せが、彼らの幸せな人生につながるように、経済的な自立も叶ったらもっと素敵!
そんな願いのこもったランチです。』
と、ご自身のFacebookでもご紹介くださいました。

近頃、Cafeを通した私たちの活動が注目していただけるようになってきました。
河北新報のインターンの皆さんも、「記者が駆ける」というHPに9月9日には以下のようにまとめてくださいました。

カフェがつなぐ 虹の架け橋  ぶれいん・ゆに〜くす   H班
藤根慎太郎(東北学院大3年)
千葉佳奈(法政大3年)
配川瞳(慶應義塾大3年)

トン、トン、トン。みずみずしいダイコンが、サイコロ状に切られていく。

まな板には、赤い1センチ四方のマス目が描かれている。「マス目があることで、繰り返し安定して切れるようになりました」と、40歳の男性が語る。

仙台市青葉区大町のカフェ「Schale(シャーレ)おおまち」。自閉症や発達障害がある男女10人が、就労トレーニングの場として働く。料理の下ごしらえ、菓子作り、皿洗い、まかない作り、食器やテーブルセッティングなど、運営の一切が、社会に出る訓練の役割を果たす。

午前11時半の開店と同時に、近所の家族連れやお年寄り、OLでにぎわう。野菜たっぷりの日替わりランチ、8種類のカレーランチなどと並び、人気を呼ぶのが手作りの菓子だ。

ロールケーキやシュークリームに、ブランド名を付けている。「虹のおかしやさん」。カフェを運営する『ぶれいん・ゆに〜くす』(仙台市)の事業担当、福原美樹さん(47)は「虹は希望のシンボル。障害のある人と社会をつなぐ架け橋になれば」と、命名の由来を話す。

カフェの片隅に、アロマセラピーの本や雑誌などに混じり、自閉症に関する本が並ぶ。「身近な存在として、理解してもらうきっかけにしたい」。福原さんは言う。

開業は2011年3月1日。10日後に、東日本大震災が起きた。全国のNPOが寄せた支援物資に、菓子があった。「つらいとき、甘いものが心に染みました」。震災から間もなく2年半。福原さんは「ほっとできる時間を提供すること」が、地元で出来る恩返しと考える。


真剣なまなざしで、丁寧にスコーンの生地を引き伸ばす女性=仙台市青葉区大町のカフェ「Schale(シャーレ)おおまち」
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ランチの客が引き揚げたころ。調理場に、バターの香りが漂い始めた。
玉ネギとマスタード入りのスコーン生地を麺棒で引き伸ばすのは、18歳の女性。「自分の作ったお菓子が『おいしかったよ』ってみんなに言われることがうれしい。いつか、街のお菓子屋さんで働きたい」とはにかむ。

「オニオン・マスタード・スコーン」。新商品として、この秋にもお目見えする。』

そして先週9月25日には河北新報夕刊に。

『きっかけをつくるカフェ  法政大・千葉佳奈

オフィスビルがたち並ぶ、仙台市青葉区大町にひっそりとたたずむカフェ「Schale(シャーレ)おおまち」。白を基調とした落ち着いた店内には、ぬくもりがあふれている。お昼時になると、30代のビジネスマンから60代の主婦まで幅広い層の人々がカフェを訪れる。週3回通っているという60代の女性は、「健康的な料理を食べられることが楽しみ。ゆっくりと本を読むことができてリラックスすることができる」とうれしそうに話す。

 野菜たっぷりの玄米ランチ。宮城の地酒「一の蔵」の酒かすを使ったパウンドケーキや宮城県産のお米を100%使ったロールケーキ。こだわりの食材を使った料理が並ぶ。

 シャーレおおまちは、『ぶれいん・ゆに〜くす』(仙台市)が運営する、自閉症や発達障害のある人たちの就業トレーニングの場として2011年3月にオープンした。行うトレーニングは、料理の下ごしらえ、菓子作り、皿洗い、テーブルセッティングなど多岐にわたる。


ゆっくりと丁寧にスコーンの生地を引き伸ばす女性
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最終的な目標は、自立。親もとを離れても、生活できるように就労に向けてのトレーニングを行っている。トレーニングの積み重ねにより、スーパーなどに就職した人もいるという。

 「自閉症・発達障害は1つの個性なんです。そのことを周りの人にも理解してほしいです」と、『ぶれいん・ゆに〜くす』の事業担当、福原美樹さん(47)は話す。「自閉症・発達障害の人は、長期記憶のような難しいことができても、運動着の着替えのような簡単なことができない場合が多いんです。そのため、誤解を招くことがよくありました」と振り返る。

 「自閉症を知ってもらいたい」。カフェの片隅には、雑誌や小説などに混じり、自閉症関連の本が並ぶ。何も知らずにカフェに入った人にも、自閉症を知るきっかけにしてほしい。FACEBOOKで日替わりランチの写真をアップするなど、積極的な情報発信も行っている。
「きれいごとかもしれませんが、みんなが幸せに暮らせる社会にしていきたいです」と、福原さんははにかむ。自閉症・発達障害の人たちが前に進むきっかけづくり。そして、周りが理解してくれる社会づくりを。カフェが生み出す空間が、理想の社会をつくるきっかけとなるだろう。』

とっても丁寧にまとめていただきました。
ちづるさんも、私たちの資料から解りやすくご紹介くださいました。
(実はFBだけでは「Schale」って何なのか良く解んないよ」ってご忠告もいただきました)

実績を積み重ねてきた法人から分離していただき独立。
“直ぐに潰れる…”
って言われたこともありました。
行動を共にしてくれた仲間たちは、マイナスからのスタートを
“決して潰さない。利用者の方を守り切る”
と、強い意志と覚悟で支え続けてくれました。

経営はまだまだです。
毎月自転車操業です。
お給料も山のように差し上げられません。
それでも
「私たちのこどもと親御さんに未来を創る」
という強い想いで支え合ってきています。
お金も後ろ盾も何にもないお母さんたちが集まって始めた組織です。
でも、こうして少しずつ私たちの活動の「強い味方」が増えていることを感じる日々です。
感謝でいっぱいです。

驕ることなく、これからも
親切に
丁寧に
大切に
誠実に
「虹の街」を目指していけたら幸せです。

間もなく2期目の決算を迎えます。
これまでのご支援に深く感謝しています。
本当に有難うございます。




Posted by 伊藤 あづさ at 18:45 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
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