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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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視覚優位! [2013年06月24日(Mon)]
高等部に通う男の子。

先週ひも結びの練習を行いました。
まさに視覚優位という特徴をもっておられます。

ペットボトルを利用した「しゃ〜れ」オリジナル教材で、まずはスタッフが見本を示します。
それを再現してもらうのですが、うっとりするほど完ぺきに手順が再現されました。

彼が「しゃ〜れ」で、ひも結びの練習をしたのは初めてでしたので、取りかかりとして時間は少なめに設定。今回はひも結びのゴールのイメージを始めに頭に入れてもらい、手順を後ろから前に進めていく形を取りました。

支援目標にもひも結びの練習を入れ、お家の方が左右色の違う紐をつけ直した前結びのエプロンを用意されることになっていました。

初めてのひも結びの練習から5日後の昨日。
課題は調理でしたので、お母さんのアレンジエプロンを持参して来所。

今までは、彼からの依頼でエプロンのボタンをスタッフがとめていました。その流れで
「じゃあエプロンのひもを結びましょう。」
と声をかけ、ひもを結ぼうと近づくと、なんと自分でひもを結び始めました。
エプロンではまだ練習していません。

1度目は惜しい。
2度目はひもを持つ位置を調整するのに手を貸しました。
「とてもじょうずだから、一人でやってみようか。」
と声をかけ、3回目の挑戦。
結べました!

こちらがお母さんへの報告用の写真。
130623_1325~01.JPG

調理の間中、ほどけることなく過ごせました。

療育課題にスプーンやデジタルスケールでの計量を入れていたので、実習中にその成果を発揮してくれたというご報告もお母さんからいただきました。

ひも結びの練習はこれからも続きます。
こんなに早く結べるようになるケースは、少ないです。

でも、練習の成果は必ず出ます。

エプロンも靴のひももどんどん自分で結べるようになって、自信をつけて、力をつけて、自由になってほしい。
こんなにすごい自閉症の強みを持っているんだから。

「できた!」に立ち会える機会を頂いていることに感謝しています。  スニフ
Posted by 伊藤 あづさ at 13:05 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
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