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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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ここに戻ってくればいい [2013年06月02日(Sun)]

今日は中山清司先生を講師にお招きしての法人研修。
他施設の方のご参加も増えてきました。

テーマは「構造化」

構造化の話の時に受講者から良く出る質問のひとつに、
「構造化された場所を卒業して、他に出て行った時の事を考えると、どこまで構造化してよいのか迷う。」
というものがあります。

「本人だけが頑張るのではなく、周りの支援が必要。支援が入ってできればそれで良い。」
という答えを中山先生や他のTEACCHの実践家の先生から教わりました。

今日も同じ話題がでた時に中山先生がおっしゃったのが

「外でできなければ、ここに戻ってくればいいんですよ。そして、ここでまたできるようにやり直せばいい。」

涙が落ちそうになりました。

自己効力感について、あらためて考える機会になりました。
また、セミナーのあとに新しい構造化のアイデアが浮かび、そこに頭をもたげがちな迷いを切ることができたように思います。

まずは、ここで一人でできること。
やれるという自信をもって外の世界に旅立つこと。

困ったことや、うまくいかない事があったら、一人で頑張らないでここに戻ってきて一緒に考えようと伝えること。

そんな虹の街の風景が広がっていくように、明日からもまた頑張りたいと思います。

スニフ
Posted by 伊藤 あづさ at 23:19 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
意味のある世界へ [2013年06月02日(Sun)]
「とっておきの音楽祭」の今日、私たちは「とっておきの勉強会」。
大阪から中山清司先生がお運びくださいました。
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昨日千葉でのTTAP研修を終えてからの仙台入り。
有難いことです。
参加くださる方も、法人や立場を超えてお集まり。
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今日のテーマは「構造化」
自閉症の方々を「意味のある世界」へと導くのが「構造化」
私たちの環境は、自閉症の人には圧倒させるもの
◦周囲には、不確定要素、混乱させる要素がたくさんある
腕時計それぞれの要素をはっきりと意味のある形に整理していく必要がある

腕時計明瞭に、具体的に
◦物理的な環境、毎日のスケジュール、活動、作業や学習課題についても同じように整理をしていく
◦「わかる」ことで安心し、自発的に行動できる

最初の資料にあります。
構造化とは
腕時計自閉症の人に、世の中の意味を伝える作業
腕時計今何をするのか、次にどうなるのかなど、その人の理解レベルや学習スタイルにあわせて、わかりやすく示す方法
◦自閉症の人の理解を助ける
◦自立的に生活するために、
◦自分で判断して行動すること、自分で理解して達成できること、を助ける
◦自立は、大人になったときの生活に重要なだけでなく、自尊心を育てる
◦「自分はできるんだ」「これでいいんだ」と思えるように
◦そのことで学習が促進する
とも…

G.B.メジボフ先生の
自ら学ぶことが大事
腕時計「情報の提示の仕方を工夫して、子どもの発達を加速させることはできるか?」
腕時計「急いだらそこで失うものもたくさんありますよ」「指導はできるかも知れないが、子どもが自ら学習することはなくなるかも知れません」(ピアジェのコメント)
腕時計自ら学ぶということが最も重要
◦真の理解に到達する、そうしたものは本人の中に長く留まる
◦真の達成感を得ることができる。学習しようという動機付けになる
◦自分に対する尊厳につながる(自分の能力というものを信じられるようになる)
腕時計そのことを構造化で支援する
腕時計自立し、自分自身で動機付けになるように
という教えを、直弟子のような中山先生を通して確認させていただきました。

自閉症支援は難しいです。
でも、とっても本来は「楽しい」はず。
7・8月は、中山先生が新しく大阪市の発達支援教室の運営を受託されたことでお忙しいのでお休み。
9月22日(21?)〜23日は「トレセミ」の予定です。
「根拠ある自信」を持ってこどもたちの関われるようにスキルアップ・ブラッシュアップにご参加ください。
詳細は追ってお知らせいたします。
カレンダーのチェックをしていただけましたら幸いです。



Posted by 伊藤 あづさ at 21:06 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
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