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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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素晴らしいこどもたち [2012年09月23日(Sun)]
今日の日曜児童デイはお掃除をしました。今回で3回目のお掃除プログラム。
掃除というと、子どもたちにはちょっとめんどくさいイメージが浮かぶかもしれません。
でも「しゃ〜れ」のお掃除プログラムはちょっとひと味違います。
@ほうきとちりとり→Aモップ→Bテーブル拭き→C掃除機→D窓ふき
5種類の掃除内容をオリエンテーション形式で回りながらカードを持ってお掃除しました。終わったら、カードにチェックをしていきます。

子どもたちが楽しんで掃除できるような工夫があちこちに。
RIMG4779.JPG

↑しゃ〜れスタッフが水で消せるクレヨンで落書き中。
色つきタイルに同系色のクレヨンで落書き…少し観にくいかもしれないけどモップ掃除をした後の「きれいになった!」という達成感を出すために、見てわかる工夫をしています。

掃除機をかけたか分かるように、新聞紙を細かく切ってばらまくこともしました。
掃除機をかける範囲もマスキングテープで貼って示しました。
床の木目に沿って丁寧に掃除機がかけられました。

「1人でできる」工夫が、当たり前に用意されて、子どもたちの感想の中にも
矢印通りに掃くこと・拭くことができました!
RIMG4821.JPG

↓ベニヤ板を使ってのテーブル拭き
拭いた跡が見えることで、隙間が空かないように意識して拭くことができていました。
RIMG4801.JPG



今日素晴らしかったのは、学生メンターの声のかけ方。
「そう!」
「良いよ!」
褒め言葉がSchaleの中で響き渡り、子どもたちの自信に満ちた顔・笑顔が見えていました。
親分からも思わず盛大な拍手が。
「できるじゃん」
と褒めることの大切さを改めて実感。
掃除をしたことが見える形であらわせられたなら、隅々まで掃除することへの意識づけに繋がります。
掃除をすることは、大人になっても使えるスキルです。

さてさて、親御さんからでた課題は、、、、
ゴミ箱からはみ出てしまったゴミをどうやって捨てるか、水がこぼれていたらふくことができるか…
“気付き”から始まることでしょう。
支援者の支援の進化も問われます。子どもたちは褒められて、初めて自信をもってやれることが増えます。
しゃ〜れは学び、楽しめる場であってほしいです。

しゃ〜れスタッフ一同


親分より追記
今日は午後から福島で用事があったため、途中で失礼をしました。
まだ私がいる時間、もの凄く感動的なシーンが…
グループごとに分かれてオリエンテーション方式でプログラムが回っていました。
「掃除機」の担当になったグループの中のT君。
掃除機の音が辛かったのか、自信を持って行動することが出来なかったのか、理由は解りません。
ただ、なかなか掃除機をかけようとしませんでした。
すると、しばらく見ていた同じグループの子どもたちから
次々と「T君頑張れ〜」の声。
それでもなかなか動けません。
すると一人の子が言いました。
「キミなら出来る!」
T君が動き出したのは言うまでもありません。
感動しました。

学校や家庭で「ややこしさ」の多いこどもたちです。
信じて、待って、励ましてもらう…なかなか経験し難いこどもたちです。
この子達は
仲間を育て
大人を育て
親や家族を育て

本当に素敵な子どもたちです。
みんな、ありがとね!







Posted by 伊藤 あづさ at 20:42 | この記事のURL | コメント(0)
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