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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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ご縁に繋がれて [2011年11月03日(Thu)]
昨夜、東北厚生局の局長Hさんから声をかけていただき、湯浅誠さんや、全国から被災地支援に入ってくださっている方、石巻など沿岸部で活動を展開されている方々30名あまりの方々と時間を過ごさせていただきました。

湯浅さんの定義される「貧困」とは「貧乏+孤立」である改めて整理していただきました。
この震災が、その貧困を「あぶりだす」ことになっていると危惧されています。
貧困は「溜め(ため):外からのトラブルから守ってくれる人や力や仕組み」が小さい状況でもあるとおっしゃっていました。

一方この震災は
ピンチ:要支援の密度が高まる
チャンス:地域のどこに大変な人がいるかが解る/支援が届けやすい/アプローチがしやすい
という両面から社会の力が試される時である
ともお話をされていました。
そして今の各地での支援の状況を
「コックが見えない」
と表現されていました。
地域には、震災復興対策としての生活支援員や見守り者や支え合いサポートの拠点・それにこれまでもあった地域の中の多様なアクターがいる。
国や県にもいろいろな素材と言うべき資源がある。
だけど、の「素材」をうまくアレンジするヒト(コック)が見えない。
この状況が支援の「重複」と「欠落」を起こしている。
と、穏やかに整理をしてくださっていました。

湯浅さんとは、職場である「Schaleおおまち」の同じビルで開催されている復興会議にお越しになった時にご挨拶をさせていただいたことはありましたが、ごく身近な距離で長いお話を聴かせていただいたのは昨夜が初めて。
“穏やかだけど芯の通った方なんだ〜”
って改めて感じました。
「弱者を守る」シンボルのような方で、国の施策にも深く関与されている方と、こんな風に出会わせていただいたことを感謝しています。

震災以降、これまでご縁のなかった全国的な福祉団体の中核にいらっしゃる方、若く行動力のある福祉の担い手の方、行政の中央機関と繋がる方…
たくさんの「出会い」をいただき、「繋がり」を創っていただきました。
私自身の専門分野は偏っているかもしれませんが、他分野の方との出会いによって知恵を増やし、田中康夫先生の唱える「ノットワーク」を創り、被災を忘れずに日々を過ごしたいと願っています。
Posted by 伊藤 あづさ at 14:33 | 今日の出会い | この記事のURL | コメント(0)
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