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子どもも大人も遊べる場づくり [2017年12月25日(Mon)]

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12/23(土)、仙台市大手町の「のりっぱ」と「まちなか農園 藤坂」で、朝から晩まで子どもも遊べる場づくりに取り組みました。
午前中の農園の餅つき大会、午前中から昼下がりまでのプレーパーク「のりっぱであそぼう」、夕方のレンガストーブづくり、そして夜の「おそとdeシネマ」で、子どもたちは様々な遊びを展開していました。印象的だったのは、これらを開催した大学生からお年寄りまでの幅広い年齢層の大人たちも、それぞれしたい遊びをおもいっきり楽しんでいたことでした。

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この日まず取り組んだのは、農園の花壇づくり。「のりっぱ」で一緒に子どもの遊び場づくりに取り組んでいる大学生「追廻セツルメント」のメンバー4人とともに、地域のみなさんと作業しました。あらかじめ地域の方が刈ってくださっていた雑草を集めるところからスタート。

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土の中から取り除いた石は、地域の方のアイデアで花壇の石垣に。

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準備が整った花壇に、みんなで葉牡丹を植えました。

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完成したのは「むすび丸」!
地域の方の遊び心あふれるアイデアです。

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花壇づくりがひと段落してから、「のりっぱであそぼう」がスタート。
これは定番の斜面を使ったロープ遊び。

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クリスマス目前ということで、木の枝と毛糸を使ってオーナメントづくり。

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こんな感じのができました。

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オーナメントから閃いて、こんな「剣」をつくる猛者も。

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ランチタイムは、地域のみなさんが大活躍してお餅つき。

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子どもも大人も大勢集まって、美味しいお餅を食べました。

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お腹がいっぱいになったら、遊び再開。小雨がぱらついてきたので、子どもたちがブルーシートで基地づくりを開始。お父さん、お母さん、追廻セツルメントの大学生も参戦して、試行錯誤。

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最終的にこんな感じの、ワンポールテント風のものが完成。ポールには夏に流しそうめんに使った竹を利活用。

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オーナメントに使った毛糸と紙コップで、追廻セツルメントの大学生が糸電話。のりっぱの運営に取り組んでいる青年 大平さんも巻き込んで、大いに盛り上がる。

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おねーさん、おにーさんのはしゃぎっぷりに釣られて、子どもたちも糸電話に参戦。
大人が本気で遊んでいると、子どもも夢中で遊び出す。

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花壇や片付けの終わったお餅つきの会場で、鬼ごっこや野球を楽しむ子どもたちもいました。ここにも大平さん参戦。

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子どもたちが夕ご飯を食べに帰ったあと、レンガストーブづくりとシネマの準備。
入口をオーナメントと、木の枝でつくったサンタクロースで飾ってみた。

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子どもたちが夕暮れ時ののりっぱに再び集まってきた。
大平さんとともにのりっぱを運営している福田さんと一緒に、みんなでレンガストーブづくり。

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完成したストーブで火おこしにチャレンジ。成功したあとも薪をくべるのを楽しんだり、薪がはぜるのに歓声を上げたり、子どもたちは様々なかたちで火と触れ合っていました。

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子どもたちとストーブでポップコーンもつくってみる。油や塩の量にこだわる食通な子どもが調理を担当。

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できあがったポップコーンを食べたり、大人たちはホットワインも飲んじゃったりしながら、シネマを鑑賞。『きつねのてぶくろ』『笠地蔵』、そして寒い日にちなんで『冷凍食品』を上映。

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シネマは16mm映写機で上映。レトロな魅力に大人たちも大興奮。

こんな感じで子どもも大人も、のりっぱ界隈を朝から晩まで遊び倒していました。そこでは自ずから多世代間の交流も生まれて、地域のみんなをつなぐ場としても機能していたようでした。
(めん)
遊びが心にゆとりを生み出す [2017年12月03日(Sun)]

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今日は田子西第二復興公営住宅のこだま町内会が主催する遊び場「おちゃのこさいさい」に、にじいろクレヨンさんとともに参加。

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定番の木工作や鬼ごっこなどのほか、クリスマスが近いということで、折り紙の得意な子どもに「雪の結晶」のつくり方を教えてもらったりしながらオーナメントづくり。

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フェルトを切り貼りしてつくった「クリスマスツリー」に、つくったものをテープでペタペタ。
あーでもないこーでもないと相談しながら、大人も楽しく飾り付け。

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となりで子どもたちがワイワイ大声をあげて遊んでいたけれど、「騒音」として感じた大人はいないようでした。むしろ「今日はいつもより元気がいいねえ」と笑顔で受け止めている方も。

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完成したツリーを満足気に眺める女性。

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最後に子どもにつくり方を教えてもらった「雪の結晶」を天井に飾って完成。

ほんとに楽しいと感じていることをしている大人には、のびのび遊ぶ子どもたちを大らかに受け入れる心のゆとりが、生まれるのかもしれないと感じた遊び場でした。(めん)