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2017年03月28日

ピックアップ649

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     週刊 行ったり 来たり
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 足助(あすけ)のカタクリは咲いただろうか?と気になる時期だが、もうひとつ気がかりなのは骨董屋『高島屋』の主(あるじ)とおかみさん。香嵐渓に紅葉狩りに行けば必ず顔を出すガラクタ屋とも古道具屋ともいえる店だが、70代後半かな?と思わせるお年で個性あふれるお二人。しっかり者のおかみさんに、おとぼけなのか、本気なのか首をかしげるご主人の応対ぶりが楽しいのだ。
 以前、二階にあった五枚そろいの小皿を「おいくら?」と聞いたら、「ちょっと待って」と手すりのない幅広の階段をびっくりするほどの速度で駆け上がって、確認に行ってくれた。「これ蓋物の器の上だけだ。前にお客さんが器だけほしいと言って持って行ったから、蓋はただでいいよ」とうれしいことを言ってくださる。しかし、おかみさんは小声でぶつぶつしかりつけている様子。そんな時いつも彼は、「え?なに?」と耳が聞こえないふりをするのがおかしい。
 別の日は外からのおかみさんの声にあたふたと私たちにつぶやく。「もう店閉めるから、早く出て行って。駐車場へ行かなくては」。道の反対側に数台の貸し駐車場を持っていて、紅葉狩りの季節は一日中、車の出入りを監視して八百円の料金回収に大忙しなのだ。これは、大いにうなずける。買いもしないものをいつまでも眺めている客の相手をするより、短い期間だけの現金収入を大事にする商売を大切にしなくては。
 また時には、外国人相手に少しもひるまず日本語で値引き交渉に対応する姿は、横で聞き耳を立てているだけで面白い。伊万里の大皿を前に「ダメダメ。う?4万円までさ。それ以上はまからないよ」ここは足助、日本なのだ。日本語で勝負しろと言わんばかりのすさまじさ。英語ができなくて、なんて嘆かないところが頼もしい。
 さて今日はどうだろうと顔を出したら、少し老けた感じはするものの、今までより二人とも穏やかになった様子。特におかみさんは余計な口はきかず、怖い印象だったのがにこやかにこんなことを言う。「一度来たお客はみんな覚えているからね。あんたはどこから来たの?」近所の知り合いとお茶を飲んでいる横に井戸があるのが珍しい。井戸が家の中にあるのはこの店で初めて見た。
 「今年はカタクリはまだまだ咲いていないよ。4月に入ってからだ ね」香嵐渓の紅葉ほどの賑わいは春には望めないが、ちらほらと観光客の姿もある足助の町。このままの姿がいつまでも続いてほしい、元気な夫婦の商売が繁盛しますように!(N)
posted by ボラみみ at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

2017年03月15日

ピックアップ648

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     週刊 行ったり 来たり
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 東日本大震災が発生した6年前の3月11日の昼下がりも、自分の部屋で炬燵(こたつ)にいたことを覚えている。今年も同じ場所で、炬燵に入ってテレビの特番を見ていられることのありがたさ。身の回りも自分自身も少しづつ変化はしていても、今も衣食住が確保できていることを当たり前と思ってはいけない、ということを学んだ6年間だった。
 最近ある中年の男性タレントが話していた。「自分は東北出身で助かったが、同級生が悲惨だった。2歳の娘の遺体の口に砂がいっぱい詰まっていた。それをていねいにとってやったが、
妻は一か月行方不明でお腹には子どもがいた。彼女の墓を立てて1年後に彼は自殺してしまった。自分も今父親となっているので、彼の気持ちがわかる。報道されない痛ましい話はまだまだいっぱいあるはずだ」。こういう話を聞くとただただ胸が痛むばかりで、無力な自分をどうすることもできない。あれから災害は以前より多くなっている気がする。しかし、私たちは自分のやるべきことをきちんとやるだけ、それしかないのだ。(N)
posted by ボラみみ at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

2017年03月09日

ピックアップ647

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     週刊 行ったり 来たり
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 お気に入りに入れているブログで「発展途上国を支援する企業のバッグを買う」というタイトルに出会った。荷物が多い自分にはぴったりの大きなもので、素材も縫製もしっかりしている。
24,840円という値段は安くない買い物だが。途上国を支援するだけではだめ、素材、縫製がしっかりしていることが重要で、細かい部分まで確認して買ったという。これが素晴らしい。商品として提供する場合は、最も重要なことだ。彼女はボランティアには全く関心のない30代の働く女性。一般の人が品質第一で選んで満足できるものを作ってこそ仕事として継続することができるのだ。
  10年ほど前に私は、小さなクマのぬいぐるみをある団体から800円で買って、今もキッチンの壁にぶら下げている。その時「800円って高くない?」と聞いたら答えはこうだった。「ぬいぐるみだけの値段と思わないでください。これを作っている国への支援を含んだ800円です」「ああ、そうですか」。こんな時、明確にボランティア精神が身についていない私は戸惑う。飾っておくだけだから痛みもしないし、未だに色あせもほころびもなく、まあ良品ではあるのでしょう。800円に文句を言うケチな奴と思われたくないのも本心。
 バッグを買った彼女。「自分が必要としている品質のしっかりしたもので、値段も妥当と判断して購入した。ビフォーケアには1,620円が必要と明示していることも安心」とは消費者としての精神もするどい。作る側の確かな技術と買う側の品質を見極める目とが、発展途上国(この言葉いやですけど)の活動を持続可能にしているというわけでしょうか?(N)
posted by ボラみみ at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

ピックアップ646

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    週刊 行ったり 来たり
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キタキツネを追い続ける写真家・井上浩輝をテレビで見た。「いつも一匹で行動している姿に魅かれる。雪原をひたすら歩く彼は目的を持っているはず。だから寂しくないんです」この一言に魅かれた。
美瑛の雪が積もる緩い丘を同じ速度でひたすら歩いていくキタキツネ。カメラを担いで追い続ける
のは楽ではない。雪をかき分けかき分け、膝まで雪にまみれながら探し続けて、いざ撮影となれば腹ばいになってシャッターを押す。「ガソリン代がかかるんですよ。月に4,5万円。一日100kから200k走るからねえ」去年、世界的な大きい賞をとったら、いろいろな仕事が舞い込んでくるようになったが、以前は「写真家」と名乗ることが気恥ずかしかったそうだ。 食事はカップラーメンを運転席で。良い写真が撮れた時は行きつけのお店のカウンターで食べるラーメンが「自分へのご褒美、ははははは」。真っ白い雪原の左下のほうをキツネ二匹で前進する珍しい姿を撮ったものが、賞を受けたのだという。粘り強くキタキツネの出現を待つ長い時間。早朝から雪の中を走る日々。情熱の素晴らしさを見せてもらった。(N)
posted by ボラみみ at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

2017年02月22日

ピックアップ645

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     週刊 行ったり 来たり
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 テレビで日本在住のアメリカ人が話していた。「アメリカに、オレオレ詐欺はありません。親が子どもの不始末を引き受けるなんてとんでもないことです。自分のことは本人の責任で処理するのは当たり前です」
 これを聞いたときは「へええ、これが文化の違いというものか」と驚いた。おろおろしてすぐ何千万円も振り込む年老いた親が、日本にはいくらでもいるわけなので。アメリカは子どもの時から寝室は別にして独立心を養う育て方をするというのだから、子どもも自然と自立するのだろうか?そのほうがまともな気はするが、それとは別に私の驚きは日本の親が何千万円という金額を要求されてすぐ「はいはい」と振り込むその財力だ。今まで私が聞いた最高額は7千万円。それを母親がすぐ振り込んだという。自分には7千万円なんて、とてつもない金額だから耳を疑ってしまう。子どもを大事にするってどういうことなのだろう?「子どものことは子どもに言いなさい。親に言ってくるのはお門違いよ!」ときっぱりと自己主張するアメリカ人に怖気づいて、「でも…」なんて小声でつぶやく私は間違いなく日本人。(N)
posted by ボラみみ at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

2017年02月15日

ピックアップ644

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     週刊 行ったり 来たり
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 「冬、赤ん坊を外へ連れ出すときはどうしてる?」「そりゃ、ソリだよ!ベビーカーは使えないもん」「雪があるからねえ。それにしてもソリってなつかしい!」
 札幌へ里帰りした女性が地元の友人との会話をブログでこんなふうに紹介していてびっくり。
 ソリねえ、言われてみれば、信州時代、それも何十年も前のこと、確かに『ソリ』があったっけ。一人で乗る小さなものとは別に、四角い大きなものは子どもを乗せたり、品物を運ぶ時に使っていた人もいた。今年の雪は各地で大きな被害が出て深刻な事態になっている。札幌とはいえ、彼女は30代。「そういえばソリに乗ったねえ」って、北海道はやっぱり特別な地域だ。懐かしさと驚きと、若い人がソリを実際に使ったことがあるという事実がうれしくもあると感じた今日も、やっぱり寒い一日だった。(N)
posted by ボラみみ at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

2017年02月01日

ピックアップ642

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    週刊 行ったり 来たり
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 雪の続いた日々からようやく「今日は東海地方、北陸まで快晴」という天気予報。26日、久しぶりに琵琶湖方面へドライブした。道路は雪が解けていても、田んぼや道路わき、連なる山々は真っ白、空は冷たく青々と広がって冬真っ盛りである。何度も行っているのに「伊吹 旬菜の郷」へたどり着けず、雪をかぶった田んぼ道を湖へと向かう途中に新しくできた道の駅が現れた。そこで昼食にしょうと入ってみたら、閑散として品物もまばらに陳列されている。食堂は暖房が効いておらず、運ばれてきたとろろ汁は昨日のものとわかる冷たさ。あとから三組ほど客が入ってきたが、みんな寒々と肩を丸めて黙って食べていた。こんな道の駅もあるんだ、今日は外れだったと思うことにする。
 では、琵琶湖の奥にある余呉湖(よごこ)へ行ってみよう!と、また車も人も通らない雪道を走った。余呉湖は琵琶湖よりもずっと雪が多く、ワカサギ釣りでにぎわうこじんまりとした湖である。ひっそりとたたずむ桟橋には釣り人の姿が連なって影法師のようだ。平日でもこんなに人がたくさん釣りに来ていることも最近では珍しくもない。一般にはあまり知られていない場所にも通い詰める人はいるものだ。帰りは琵琶湖に出て、ビオトープに予想通り白鳥が数十羽姿を見せているのをうれしく思った。
 このあたりから眺める伊吹山は雪をかぶって堂々たるたたずまい。両隣にも雪山が連なって、時にサルが数匹木の枝にぶら下がっている姿に出くわしたり冬のドライブは快適に進んだ。  (N)
posted by ボラみみ at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

2017年01月28日

ピックアップ641

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     週刊 行ったり 来たり
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「マッチョな美容師が手を動かしながら『だんだん枯葉の舞う音が違ってくるんですよ』と言う」
樹木の多い公園前の美容院でのことを、こう書いていたのは12月のことだった。彼なら最近の大雪をどう表現しているだろうか気になっている。東京在住のイラストレーターであり、独特のセンスで身に着ける服やバッグや靴が面白い女性。美容師の一言を聞き逃さない彼女にも感心するが、枯葉の音を分析している美容師の感性が鋭い。美容師としてのセンスもきっとカッコいいのだろう。毎日の何気ないことに鋭く反応するには、何事にも無関心でいないこと、丁寧に観察することではないかと思うのだがこれがなかなかネエ…と弱音をはきたくなる時、こんなブログが背中を押してくれる。(N)
posted by ボラみみ at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

2017年01月18日

ピックアップ640

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     週刊 行ったり 来たり
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 この間の土日は各地が大雪で大変な騒ぎでしたが、わが東海市も珍しく積雪がありました。我が家の前のペコちゃん「不二家」の駐車場は、事故車が何台も入り込んで大騒ぎ。JAF、パトカーの間を追突した車の当事者が寒そうに右往左往していました。
 こんな日でも日参している「げんきの郷」へは出かけます。市場からの到着が遅れて、魚はほんのわずかしか並んでいません。「こんな雪の日によく来てくださいましたね」と店の人がねぎらってくれます。
 雪が降ると寒さは格段に増しますね。今朝は朝から晴れわたりいい気分。
 さ、今年も始まりました。米大統領トランプ氏の発言にびっくりしつつ、今年も良いことが一つでも二つでもあってほしい。穏やかな時が続きますようにと祈ります。(N)
posted by ボラみみ at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌

2017年01月10日

ピックアップ639

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    週刊 行ったり 来たり
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代表・織田より年始のごあいさつです

新年快楽 万事如意
あけまして、おめでとうございます
昨年は大変お世話になりありがとうございました
本年も良い年であることをお祈りしております

みなさん、今年の目標はありますでしょうか。私は今年もボラみみの活動に邁進していきたいと思います。多くの仕事を抱えていますが、ひとつ一つ手を抜くことなく、丁寧に行なっていきたいと思います。
また、物資寄贈事業については、昨年度に解散したNPOから引き継いだものもあり、事業化に向けて頑張っていきたいと思います。
ボラみみのさまざまな活動や事業が、地域社会を支えていくことに役立っていくと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
posted by ボラみみ at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌