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2017年11月01日

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       週刊 行ったり 来たり
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 知多半島をドライブして名鉄河和駅近くの美浜にある「戸塚ヨットスクール」の前を通過する。”スパルタの海”なんて言われてこの施設で指導を受けていた子どもたちから死者や行方不明者が多数出た場所である。道路に沿ってこじんまりとした建物が本部らしいが今は人の出入りもない廃墟のようになって過去を知る人も少なくなっているのだろうか?
 信州育ちの私はヨットと言えば、野尻湖で小さいヨットに乗っていた金髪の少年たちを一度見たことがあるだけだった。その湖は当時道路の反対側が外国人の別荘だと言う話で、夏の間別荘に来ている外国の少年たちが静かにヨットで遊んでいたので、美浜の海でヨットに乗って いる少年たちを大声で怒鳴っている姿にびっくりした。ヨットって怒られながら乗るの?と不思議な感じがしたものだ。それから時がたって、戸塚ヨットの惨劇が世間を騒がすと、初めてあれは遊びでやっているのではなく訓練として厳しい指導者のもとで強制的に行われていたものだと知った。あれから数十年たった今はますます教育の仕方がわからなくなってきているらしい。戸塚ヨットの少年たちも命がある者は今は中年になっているはず。野尻湖でヨットで遊んでいた金髪の少年たちもそれぞれの国で、人生の半ばを迎えているのではないだろうか?このあたりの海は最近、アサリがいなくなって潮干狩りができない、海水浴が海の汚染と日焼けを親が嫌って夏休みも人出はさっぱりだったと 聞く。40年以上、知多半島を心地よいわが故郷として親しんできた者にとってはこの変わりようは痛ましい。今日のようにきらきらと輝いて穏やかな知多の海は、移り行く世の中を無言のままじっと見つめている。それが少し恥ずかしくもある。(N)

posted by ボラみみ at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌
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