週刊 行ったり 来たり
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「歴史に残らないことにも関心をもって。例えば夫婦ってなんだ?家族って必要なの?ということを」と話していたのがビートたけしであることに驚いた。彼はどうもわかるようでわからない。きっと”当たり前だろ。俺のことがそんなに簡単にわかってたまるか!”って言うだろうけれど。歴史に残らないというより、ちょっと気になることっていうのも歴史の話の中で時々出てくる。この間も、関ケ原の戦いでは西軍の小早川秀秋の裏切りによって東軍が大勝したということをテレビで話していた。疑問に思っていたのは〈大勢で戦っているのに一人きり裏切ってって、どうやって?〉ということ。それがようやくわ かった。「彼は80人の自分の部下を引き連れて東軍へ向かったのだ」と言っていたのだ。ははあ、そういうことか。まったくの個人ではなかった、それならば寝返りも可能なはずだと納得した。これももちろん諸説あるのだろうが。歴史って生き証人がいるわけではないから、どこまで信じてよいか疑問だから、ますます想像を掻き立てられるのだろう。 (N)
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