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2016年12月09日

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    週刊 行ったり 来たり
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 ≪同じ「絶滅危惧種」として新聞の生き残り方教えて!≫と新聞の片隅の小さな見出し。しかもタイトルの「ぶっちゃけ聞いてみた」に違和感あり。今までは見もしなかったこういうコーナーを読んだのは、以前20代の小説家が言った言葉を思い出したからだ。「関心のないものも面白がって」そう?そんなこと必要?と思いつつ短い文章なので目を通した。ガングロギャルと新聞は今や絶滅危惧種だという。彼女ら曰く、「新聞て10年たっても何にも変わっていないんですね」「2行読んだらカラコンずれた」「新聞読むの10年ぶり」「高齢者と若者に分けて作れば?」。日々新聞に目を通している私は「へええ、こんな考えもあるんだ」と新鮮な驚き。以前知り合いの大学 生が言っていた「新聞は必要ないし片付けが大変。金もかかる」も、なるほどとうなずける。テレビとITで世の中のことは知ることができる、も確かだ。その後、大学生が社会人となってからはこう話した。「やっぱり新聞も読みたい、給料をもらうようになったから今までと違う視点の新聞を取り始めた」と日経をとっていると言う。
 世の中は急速にどんどん変わっていく。でも私にとって新聞は重要な情報源であり、楽しみであり、なくてはならない日々の相棒だ。
 ひとつ安心したのは彼女たちが敬語で話していたこと。もしかしたら新聞社が編集したのかもしれないが、仲間内ではどんな言葉で話していても取材を受ける時は敬語でしょ、とわきまえていると信じたい。
 この記事で確認できたこと は、今どきの言葉はわからないものが多いという事実。わずか600字程度の記事の中で「ぶっちゃけ」「カラコン」「日サロ」「ガングロギャル」。しかしこれもネットで調べるとすべてわかった。新聞必要なしのガングロギャルたちの10年後にお目にかかりたいものだ。(N) 
posted by ボラみみ at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌
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