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2015年03月17日

ピックアップ546

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     週刊 行ったり 来たり
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 朝9時。家事を終えて自宅の近くを歩く。交差点を渡り踏切を越え車が通らない側道を選ぶ。少し行くと”山神社”がこじんまりと佇み、階段を上がってお参りをする人もときどき見かける。私は信仰を持っているわけではないが、深々と頭を下げている人の姿を見て、自然に自分も手を合わせるようになった。大きな木の影はしんと静まり返って手水舎(ちょうずしゃ)の柄杓がきちんと揃えられ掃除が行き届いて、狭い境内ながら神社としての風格を保っている。そこを下れば桜の大木が川に向かって斜めに枝を垂れ、そろそろ固い蕾がほころびる準備も感じられる。
いつも思うのは歩いている人がいない、いつ来ても神社以外人の姿が見えないことが不思議な気がする。畑を過ぎて県道に出、無人の野菜売り場でお浸し用の菜の花を一束買った。ここの売り場は、人参でも白菜でも大根でも小さいのが得意で、かわいらしい人参の姿を見たときは思わずほほが緩んだ。今日は夏のような暑さになるという予報どおり、少し歩いただけで暑い。来月の京都への花見で同行者において行かれないように、もう少し歩いておいたほうがいいのだがと思いつつ帰ってきた。(N)
posted by ボラみみ at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日誌
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