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ミニさかい市長インタビュー [2007年11月06日(Tue)]




先日、11月3日(土)に、ミニさかいの振り返りとして、こども盆栽茶話会を行いました。
ミニさかいの映像を見ながら市長のインタビューをしました。

市長には、各仕事に対しての意見や考えと、
普段何を大事にすごしているか、子育てに大事なことは何か、
将来何になりたいか等を伺いました。

市長は、非常にしっかりとミニさかいを見つめており、
今後のミニすみのえに向けての提言をしてくださっています。
そのお話の中から抜粋し、掲載いたします。


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 ミニさかい市長経歴:

 大阪市内の小学6年生男子。
 ミニさかいには、妹と2人で、
 10月7日・8日両日参加。
 ミニ大阪にも参加している。
 2008年3月、小学校を卒業するが、
 中学生以降も『ミニ大阪』に関わるとのこと。
 ミニさかいは、7日のみの参加だったが、
 市長になったため、両親の許可を得て、急遽8日も参加。
 
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−キャスト(こども盆栽では大人スタッフのことを、キャストといいます。『−』はキャストの発言です)

給料に関して、今、皆どの職業でも、同じ時間働いたら同じ値段やけど、
市長だけ給料高くするってのはどう?
他のしごと10分10ボンやけど、市長は20ボンってのはどう?

太陽市長
ダメ。絶対ダメ。市民平等。


-ずっと同じ仕事をする子がいる。他にその仕事したい子おったけど、
その子が辞めないと働かれへん。どうしよか。

太陽市長
職業案内所に、「仕事内容説明する場所」を作ればいいのでは?
そうしたら、いろんな職業に手を出せるんでは。

−市長は、たくさんの仕事をしたほうが、まちが楽しめるのではないかと思ってるんやね。


−市役所どうやった?

太陽市長
面白かった。市役所の子が、俺にスケジュール渡してきた。
1時間後はこれです、そのあとはこれです、っていう風な。
市役所の子の方が強かった。
それに沿って、あっち行ったりこっち行ったりしてた。

−まちには学校必要?

太陽市長
必要じゃないような必要なような・・・。
幼稚園は多分いると思う。
ツアー参加するお母さんにもちっちゃい子おるし、
仕事はできひんから、幼稚園で遊んできーって言ってた。

−たこやきやどうやった?

太陽市長
2日目、余ってるたこやき買い占めて、全員に振舞った。
全部使ってこい、とお母さんが言ってたから。

−今、すごい包丁の持ち方してたな〜。
(映像を見ながら。包丁でモノ切るとき、すごい危ない使い方してた)

太陽市長
包丁の持ち方、誰か教えないと。
指導したほうがいい。
最初に教えないといけないことは、学校から通わすのはどう?
学校で教える。免許制。
今めっちゃ危なかったから。
学校行って、使い方わかったら、
認定状みたいなやつを学校で渡して、
それを市役所からもらえば、その仕事ができる、という感じ。
大人が最初教えて、それ以降はこどものサポートをしてったらいいのでは。

−一生懸命仕事しても仕事しなくても給料おなじってどう?

太陽市長
売り上げによって、給料が変わるほうがいい。

−それを決めるのは誰がやるん?
全お店見て回って、市長がやる?

太陽市長
売り上げを書くのはこども店長、ボーナス決めるのも子ども店長。
担当の大人が監視しておく。
新聞や、売り上げあがったら、給料プラス10ボンとか。
ボーナスあるなら、はじめのお金を少なくしてもいいのでは。
働いてがんばった人はお金が増えていく。
がんばらなかったらお金が減っていく。

−年齢に応じて、できることとできないことがあるよね。
それはボーナスのときどうする?

太陽市長
店長は、その子にあわせてボーナスを決める。
年齢に応じて、店長が決める。

−市長、学校とかでは学級委員長とかやってるん?

太陽市長
やってない。
なんもやってない。
友達の中では中心に言うほう。
たとえば、たんぼやろう、とか。
(田んぼとは:運動場に、田んぼの『田』の字を書く。
鬼は『田』の線の上の移動しかできず、
鬼以外の子は線を踏まないで逃げる鬼ごっこの一種)

−市長のお父さん・お母さんってどんな人?

太陽市長
結構いろいろ言ってくる。
歴史のこととか。
何をするときはだれだれに言うとか。
ゲームは何時間まで、とか。

−お母さんとかと話してて、嫌やな、と思うことは特にない?

太陽市長
無いよ。小さい頃はあったけど今は無い。

−何人で、ミニさかいやったらちょうどよかった?

太陽市長
150人くらい。
ミニ大阪の200人ちょうどいい。
2学年全員でやったみたいな感じだとちょうどいい感じ。
 
−知らん子ばっかりやったんちゃうん?

太陽市長
ううん。地元の子もおったし。知らん子ばっかりじゃなかった。
ミニ大阪で会った子もお互いわかってた。

−ミニさかいどやった?

太陽市長
楽しかった!
ミニ大阪の方が、
いろんな職業がいっぺんに見渡せるからよかった。
全部見渡せるほうがいい。

−次やるとしたら、屋内と屋外どっちがいい?

太陽市長
屋内なら、体育館みたいなところ 屋外なら、広場がいい。

−市長、こども会議こーへん?

太陽市長
土日忙しくはないけど、今回は他の行事があったから、行けなかった。
いろいろやってる。
市長多忙。

−たとえばどんなことやってるん?

太陽市長
遺跡とか化石掘りにいったりとか

−市長の夢ってなに?

太陽市長
考古学者!

−ミニすみのえ、どんなまちにする?

太陽市長
『困る人がいない!』世界。

−市長、皆を動かせる市長になってほしい。
皆に、指示とかしないといけないけど。
そういう市長になっていってください。

−お金は、本物のほうがいい?

太陽市長
ホンモノのお金を使ったほうがいい。もっとリアルでいい。
でも、リアルなほうが面白いけど、小さい子は、ちょっと難しい。

太陽市長
こどものまちは、毎回変わっていったら良い。
当日店立ち上げてもいい。
稼いだやつ使って、その資金で店を立ち上げる。

−市長にとって働くとは?

太陽市長
「生きるため」

ー「こどものまち で楽しいのは?」

太陽市長
職業こどもやとなんもできひん。
のちのちのために役立つ。

太陽市長
まち変えていきたい。
自分で何かを作れる、ってのが、一番たのしい。

ー市長みたいな子供を作るには。

太陽市長
なんでも興味を持つ。
例えば、これとこれ混ぜたらどんな色になる、とか。
なんでも発見していくのが楽しい。
遊びとかでルールを変えていくのが面白い。
ルールを自分達で作れるのが面白い。
自分達でルールを工夫して学ぶのが面白い。


以上です。
まだまだ名言はいっぱいあるのですが、
ご紹介しきれないので、
また、そのうち名言集なども出したいですねー(いつになるかわかりませんが。。)

今後のミニ大阪には、市長もばっちり関わる予定です〜。
お楽しみに〜★★
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コメント
市長のお母様

コメントいただき本当にありがとうございます!
次回以降も「こどものまち」にぜひ参加していただければ嬉しいです。
またイベントの際にはご連絡させていただきますので、ぜひ宜しくお願いします!
Posted by: こども盆栽松浦  at 2007年11月28日(Wed) 08:01

とってもしっかりした意見。成長したよな〜って感じました。いろいろな経験をしてもっと大きくなってほしいです。いろんな意味で。
Posted by: 母です  at 2007年11月28日(Wed) 03:38