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第1回 ヨシ産業交流研究会  [2008年07月24日(Thu)]
第1回 ヨシ産業交流研究会に参加しました 

□主催:淡海環境保全財団

□日時:2008年7月24日

□場所:滋賀県合同庁舎

□びわ湖エコアイディア倶楽部からの参加者:今村事務局長、是安運営委員、菊地運営委員
 
□主催者(淡海環境保全財団)の開催趣旨
 平成4年度のヨシ条例の制定により、造成によるヨシ原の復活、ヨシの の刈り取り清掃や
 普及啓発など、行政や市民が行う事業や活動が盛り上がりを見せています。いかし刈った
 ヨシをどうするのかという課題があり、焼却すれば費用もかかります。また、焼却炉 も満杯
 です。
 こうした状況に対し、最近様々なヨシ製品を扱う企業が現れてきており、これからのヨシ
 群落の維持に大きなカギとなってきています。そこで当財団では、、ヨシを取り扱く業者や
 団体の方と一緒に、今後のヨシ利用について考えたいと思っています。

□淡海環境保全財団 田井中さんの推計レポート
 ・ヨシの流通単位:束という単位が一般的でこの単位で流通して来た。1束は、底部の直径
  が約90cm。1Haで約1000束とれる。
  重量にはバラつきがあり、西の湖のものは乾燥した状態で1束約10kgはある。東北のも
  のは1束約6kg程度。
 ・ヨシ群の群生面積:滋賀県 約200ヘクタール(うち小さな内湖を含む琵琶湖が約100H
  a、西の湖(内湖)が100Ha(多くない)。
  中部地方〜1000Ha、仙台周辺 500Ha、青森周辺 700Ha 淀川20Ha 北海道 
  20000Ha
  世界的にはヨーロッパがヨシ大国。例えばオランダでは年500万束を利用(屋根材な 
  ど)、ヨーロッパ全体では2000万束くらいの利用と推計される。中国も遼寧省などに多量
  に植生、ほとんどが紙利用。日本は50〜100万束が利用されている。(生育ヨシのおお
  よそ20〜30%が利用されている)
 ・ヨシの利用:かっては、ヨシすだれ、屋根材、水田の暗渠用が主。近年環境問題から紙の
  利用など工業製品への利用が出て来た。
 ・ヨシの流通価格:日本製 一束 2500円〜600円くらい。屋根材利用は400円〜700
  円。ヨシの利用が進むとどうしても中国産など安いものへ流れる傾向がる。
  (中国産の価格〜平均1束300円くらい。中には1束50円といったものもある)
  ヨーロッパ1束 1.5ユーロくらいで取り引き。

□意見交換
 ・紙なども単に環境に良いとういうだけでは、駄目ではないか。ヨシを使った価値、付加価
  値を見つける必要がある。
 ・滋賀のヨシ簾を京都に持って行くと、京簾となって値段が上がる。ブランド化も必要。
 ・県あるいは淡海環境保全財団が、「びわ湖」を使った(琵琶湖ヨシ、琵琶湖ECOなどの)
  商標権をとり、琵琶湖のヨシを使った製品  にそのマークの使用権を与え、びわ湖のヨシ
  の共通使用でブランド化を図るといったことも必要ではないか。
・秋の琵琶湖メッセには、まだまだ知られていないヨシを使った商品群の展示をしてはどう
 か。
                                     以上        (今村)