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8月1日道志村バイオマス施設視察フィールドワークの報告[2018年08月03日(Fri)]
 NPO法人農都会議 バイオマスWG/地域Gは、8月1日(水)、飯能木質バイオマスエネルギー協議会が主催した「道志村バイオマス施設視察フィールドワーク」を、共催して実施しました。

8月1日道志村フィールドワーク

 今回のフィールドは、山梨県道志村で、国産の薪ボイラー5台を導入している公営温泉「道志の湯」を見学し、間伐材丸太の安定供給や薪くべの課題、山林の境界明確化など、森林・バイオマス〜観光・地域活性化の取組みを広く学び、都留市では、3種類の小水力発電を見学し、飯能での適用可能性を探るために行いました。
 企画立案は、飯能木質バイオマスエネルギー協議会会員の菅野明芳(森のエネルギー研究所)でした。


8月1日道志村フィールドワーク

8月1日道志村フィールドワーク

 総勢13名の参加者が道志の湯に集合しました。今回のフィールドワークの案内をしていただく株式会社リトル・トリー代表の大野航輔氏から、道志の湯に温水を供給する薪ボイラー(60kW×5台、新潟県のアーク日本株式会社製)と薪についての説明がありました。

8月1日道志村フィールドワーク

8月1日道志村フィールドワーク

 燃料の薪は、リトル・トリーが運営する木の駅が提供しているとのこと。山主の方などが持込んだ間伐材などを木の駅スタッフが80cmの長さに揃え(太いものは割って)乾燥させる。ほとんどの山主は、最初から80cm長の丸太を持込むとのこと。

8月1日道志村フィールドワーク

 グループ会社の道志フォレスターズは、林地残材の搬出のほか、一般販売用の薪作りを行っているとのことです。

 地元のレストラン「菊屋」で昼食を取った後、大野氏から「村は資源の宝庫! 〜道志における自然・文化・社会資源の価値を高めるために〜」のテーマでプレゼンがありました。
 大野氏は、道志村の森林の現状―村の林野面積は約7千5百ha、その4割弱が横浜市所有の水源林、道志フォレスターズで行っているワイヤーロープによるマッシュプーリー木材搬出システム「道志の森方式」などについてお話しされました。

8月1日道志村フィールドワーク

8月1日道志村フィールドワーク

 また、国内で流通している薪ボイラーの種類、道志の湯へ導入した薪ボイラーと木の駅集材システムの組合せのコスト実績、重油ボイラーと比較した村への還元費用、地域経済への波及効果などについても説明されました。
 大野氏は、若い人たちにも林業に関心を持ってもらいたいと、森林の付加価値増大を図っていきたい、そのため、山林所有者とともに境界を確認して森林経営計画を策定し、マウンテンバイクのツアーコース作りを進め、道志のエコツアーを実施していきたいと、熱心に今後の目標を離されました。

 「道の駅どうし」に立寄った後、山越えをして都留市に向かいました。

8月1日道志村フィールドワーク

8月1日道志村フィールドワーク

8月1日道志村フィールドワーク

 都留市役所の近くには、元気くん1号から3号までの三つの異なった形の小水力発電「家中川(かちゅうがわ)小水力市民発電所」があります。台風の後ゆえか速くて激しい水流により、伝統的水車やスクリューの形をした水車(みずぐるま)が勢いよく回っていました。

8月1日道志村フィールドワーク

 ここで解散し、フィールドワークは終了しました。

 今回も大勢が参加するフィールドワークとなり、飯能での薪ボイラーによるバイオマスエネルギー事業が成立する要件や効率的な仕組づくりについて、理解が深まる有意義な機会になったと思います。
 講師並びにご参加の皆さま、大変お疲れ様でした。
Posted by NPO農都会議 at 09:57 | フィールドワーク | この記事のURL | コメント(0)
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