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8月29日「竹バイオマス・竹素材活用」勉強会の報告[2017年09月01日(Fri)]
 NPO法人農都会議 バイオマスWG、農都交流・地域支援Gは、8月29日(火)午後〜夜、「竹バイオマス・竹素材活用の最新事例 〜新たなエネルギー利用、マテリアル利用を考える」勉強会を開催しました。
 →イベント案内

8月29日竹バイオマス勉強会

 今回は、新たなマテリアル利用やエネルギー利用が始められている竹資源の活用について、多彩な講師の方々にご登壇いただき、多様な視点から検討を行う会となりました。
 会場の港区神明いきいきプラザに約70名の参加者が集まり、基調講演とパネルディスカッションが行われました。
 第1部のはじめは、NPO法人グリーンネットワーク 理事長、東京大学森林利用学研究室研究員の佐野孝志氏より、「竹林は地域の宝だ! 竹資源の高度・多段階利用による事業創出」のテーマで講演がありました。
 佐野氏は、竹林を整備して、竹粉の植物性乳酸菌と植物性ケイ酸の高度・多段階利用により、農業・食品・工業製品の広範な分野へ活用し、地域バイオマス活用事業を創出すると話をされました。また、竹林は立派な資源。竹粉の農業資源だけでも竹林面積の1.5倍の耕作地を潤すことが出来るなどの説明もありました。

8月29日竹バイオマス勉強会

 佐野氏の講演の概要です。(準備中)


 次に、山口県森林企画課林業企画班プロジェクト推進グループ主査の山田隆信氏により、「竹の利用について〜主にバイオマスエネルギー利用」のテーマで講演がありました。
 山田氏は、山口県の森林バイオマスエネルギー利用促進の取組として、森林バイオマスの利用量は増えているが繁茂竹林は社会問題化しているなどと説明され、竹のバイオマスエネルギー利用については、発電利用の実証=竹をどうやって出すか? 竹の供給コストはなぜ高い? 正確な分布・賦存量はどう調べるのか? モウソウチクの再生量は? 発電利用に供する竹の証明、エネルギー利用以外に使えないのか? などのお話をされました。

8月29日竹バイオマス勉強会

 山田氏の講演の概要です。(準備中)


 第1部の最後は、中外炉工業株式会社理事 環境・バイオマスグループ部長の笹内謙一氏より、「日本初の竹を利用したバイオマス熱電併給設備の事業開始」のテーマで講演がありました。
 笹内氏は、NEDO地域自立システム実証事業の概要と「ゆめ竹バレー構想」についての話をされました。また、クリンカ―など竹バイオマス燃焼の課題と既往の研究、ORCバイオマス発電・バイオマスボイラーのシステム、国内へのORC適用上の課題・電気事業法対応、今後の実証事業の予定などについても説明されました。

8月29日竹バイオマス勉強会

 笹内氏の講演の概要です。(準備中)


 第2部は、「竹資源の新たなマーケット創造を考える」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。

8月29日竹バイオマス勉強会

 パネリストは、第1部の講師の佐野孝志氏、山田隆信氏、笹内謙一氏のほか、株式会社光と風の研究所代表取締役の堀内道夫氏でした。モデレーターは、NPO法人蔵前バイオエネルギー 理事長、バイオマスWG運営委員の米谷栄二氏でした。

 最初に、堀内氏から、「竹は地球を救う」のテーマで、プレゼンテーションがありました。
 堀内氏は、竹の歴史・文化、竹の食、竹を活かした加工品、竹の建築物などについてお話をされました。また、竹資源を元に工業化(ビジネス化)が進むと期待している、スターリングエンジン(1〜9kW)技術と竹を組み合わせたプロジェクトを進めているなどの説明もありました。

8月29日竹バイオマス勉強会

 堀内氏のプレゼンの概要です。(準備中)

 続いて、質疑応答とディスカッションが行われました。
 米谷氏は、「竹には、バイオマスエネルギー利用、マテリアル利用、竹藪を何としたいの三つの課題がある、フロアの方々にも質問・意見をお願いしたい」と話し、討論を進めました。
 ディスカッションでは、「竹は搬出コストが高く、否定的な言い方になってしまうが、なかなか上手くいかない」、「竹は非常に難しいので、いろいろな技術を組み合わせて事業として成り立たせる必要がある」、「バンブーマテリアルについては次回に取り上げたい、作れば売れる販路があるのは強みだ」、「竹が好きだからやっている」、「竹の可能性は大きいと思う」などの意見がありました。

8月29日竹バイオマス勉強会

 今回は、初めて参加された方、遠方からいらっしゃった方も多く、3時間半の長時間にもかかわらず熱気を感じられる勉強会でした。多様な視点から掘り下げ、充実した内容になったと思います。今後も、竹資源のマテリアル活用、エネルギー活用に取組み、再び同じテーマで集まることができる場を設けたいと思います。
 講師の皆さま並びにご出席の皆さま、誠にありがとうございました。
Posted by NPO農都会議 at 00:11 | 勉強会 | この記事のURL | コメント(0)
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