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7月18日バイオマス発電事業者協会・農都会議 共催講演会の報告[2017年07月29日(Sat)]
 NPO法人農都会議と一般社団法人バイオマス発電事業者協会は、7月18日(火)午後、「バイオマス発電産業のめざすもの 〜木質バイオマス発電・バイオマスエネルギー事業の課題と将来像」講演会を共同で開催しました。
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7月18日講演会

 会場の機械振興会館多目的ホールに、会員企業をはじめ発電事業者、燃料、メーカー、商社など約150名の参加者が集まりました。
 講演会の開始にあたって、一般社団法人バイオマス発電事業者協会(BPA)の山本毅嗣代表理事よりご挨拶がありました。

7月18日講演会

 山本氏は、「BPAを設立して半年、現在約60社の会社や支援組織の参加を得ている。政府は2030年時点で再生可能電力目標比率22〜24%、そのうちバイオマスエネルギー比率20%を想定している。BPAは、その方針への対応を前提に事業者への支援や改善提言を行う組織である。未だ黎明期にあり様々な課題を抱えているが、積極的に取り組んでゆくので一層のご協力をお願いしたい」などとお話しされました。

 第1部は、経済産業省産業技術環境局長の末松広行氏により、「木質バイオマスの利活用をめぐる状況」のテーマで 基調講演が行われました。
 末松氏は、地球環境問題、資源循環型社会の形成、日本のエネルギー供給、地域振興とのかかわりをお話しされ、また、誤解の払拭と地域貢献の必要性についても説明されました。

7月18日講演会

 末松氏の講演の概要です。(準備中)
 

 第2部は、「バイオマス発電産業のめざすもの」のテーマでパネルディスカッションが行われました。モデレーターは、バイオマス発電事業者協 副代表理事、NPO農都会議理事の澤一誠が務めました。
 パネリストは、経済産業省産業技術環境局長の末松広行氏、一般財団法人石炭エネルギーセンター理事長の塚本修氏、日本製紙連合会常務理事の上河潔氏、ベーカー&マッケンジー法律事務所弁護士の江口直明氏、日立造船株式会社環境営業統括部エネルギーソリューション営業部長の饗庭毅氏でした。

 モデレーターの澤氏は、議論の前提として、2030年のエネルギー・ミックスに基づくバイオマス発電の推進、石炭火力発電の代替としてのバイオマス発電(専焼、混焼)、安定的なバイオマス燃料の確保(国内材&輸入材の共存共栄)、アジア等海外事業への展開の四点を挙げ、世界と日本のバイオマスエネルギー問題について丁寧に説明されました。

7月18日講演会

 澤氏のプレゼンの概要です。(準備中)


 続いて、末松氏を除く4名のパネリストによるショートプレゼンテーションが行われました。

 塚本氏は、「バイオマス発電と石炭火力発電の共存」のテーマで、バイオマスは石炭火力と親和性が高い、CO2排出量を減少させるのに効果的、今後期待される新しい技術はトレファクション(半炭化)、石炭混焼は混焼用バイオマス(特に木質バイオマス)の安定調達が重要などの説明をされました。

7月18日講演会

 塚本氏のプレゼンの概要です。(準備中)


 上河氏は、「木質バイオマス産業の燃料調達とFIT制度」のテーマで、FIT・木質バイオマス発電の現状、木質ペレット生産量・燃料バイオマス量の推移、日本製紙連合会に寄せられる問題の事例(既存業界に影響を与える行為)などについてお話しされました。
 また、木材の健全なカスケード利用が維持される体制の下において、未利用な木質バイオマスが有効利用されるのであれば、FITによる木質バイオマス発電は大いに推進されるべき。FITによる木質バイオマス発電の推進にあたっては、既存産業に影響を与えない形で行われるべき。しかしながら、現実には無秩序に多くのプロジェクトが認定されたために、C材の原木価格が高騰するとともに、既存用途の木材が発電用に転用されるなど、現場で大きな混乱を招いている。国は、@既存用途に影響を与えないという林野庁のガイドラインの精神に基づき、適切な原料調達が行われるよう発電事業者を指導するとともに、A路網の整備、高性能林業機械の普及、林業事業体の育成などにより、未利用な木質バイオマスの供給能力の拡大に努めるべきと、意見のまとめを述べられました。

7月18日講演会

 上河氏のプレゼンの概要です。(準備中)


 江口氏は、「バイオマス電産業のめざすもの」のテーマで、バイオマスプロジェクトファイナンスの当事者と契約関係、バイオマス発電のプロジェクトファイナンスの事例、リスク(バイオマス発電の出力制御等)、安定的な燃料調達の重要性、バイオマス供給契約(供給義務と損害賠償、解約権)などについてお話しされました。

7月18日講演会

 江口氏のプレゼンの概要です。(準備中)


 饗庭氏は、「発電所の計画・建設・運営上の課題について 〜プラントメーカーの観点より」のテーマで、会社及び運営する木質バイオマス発電所の紹介、バイオマス発電所の計画・建設・運営上の課題、燃料フレキシビリティーを実現する為の課題、バイオマス発電の今後の課題―地産地消系(主に政策的課題)と大規模事業系(主に技術的課題)で異なる―などの説明をされました。

7月18日講演会

 饗庭氏のプレゼンの概要です。(準備中)


 続いて、次の4テーマを取り上げ、パネリスト間でディスカッションが行われました。
1.バイオマス発電推進の意義と今後の推進政策
2.国内材&輸入材によるバイオマス燃料の共存共栄
3.バイオマス発電事業の計画・建設・運営上の課題(FIT認定、系統接続、EPC、資金調達、物流、灰処理、その他)
4.アジア等海外事業への展開

7月18日講演会

 質疑と意見交換の概要を記します。(準備中)


 NPO農都会議の杉浦代表理事の閉会挨拶の後、会場を移して懇親会が行われ、BPAと共催の講演会は無事に終了しました。

 今回も盛況な講演会となり、バイオマス発電産業の現状と将来についての理解がいっそう進み、その課題や今後をいろいろな視点で深く考える、たいへん有意義な場になったと思います。
 ご登壇の皆さま並びにご参加の皆さま、誠にありがとうございました。
Posted by NPO農都会議 at 16:48 | 勉強会 | この記事のURL | コメント(0)
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