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飯能バイオマス施設見学フィールドワークの報告[2017年04月17日(Mon)]
 NPO農都会議 農都交流・地域支援グループは、4月8日(土)、飯能市でバイオマス施設見学と交流のフィールドワークを行いました。

飯能フィールドワーク

 あいにくの雨模様の天候でしたが、農都会議の関係者9名、訪問先の地元NPOの関係者9名の計18名が参加しました。
 「西川材」で有名な埼玉県の西部地域でも、林業の衰退と森林の放置、荒廃が進んでいます。道路脇は環境間伐が行われていますが、材をすべて搬出できているわけでは無いようです。
 今回は、飯能市域で木質バイオマス発電事業と燃料供給、伐採後の跡地利用策などを検討している認定NPO法人名栗カヌー工房の関係者より導入設備についての相談を受けたことから、現地見学会兼交流会のフィールドワークを実施することになりました。

飯能フィールドワーク

 飯能駅に集合し、名栗湖畔にある「名栗カヌー工房」へ向かいました。そこで工房関係者から、会の目的と工房の歴史、地元木材を使ったカヌー製作の説明を受けました。
 名栗川上流域を案内してもらった後、民家(空き家)を改造した「うどんカフェ やまね食堂」で昼食でした。用意されたメニューはカヌー工房の幹事さんの特注とのこと。地元で収穫したばかりの春の山菜「こごめ」や地元産の食材を使った総菜バイキング、それに手打ちうどん。

飯能フィールドワーク

 地元の方々からいままでのバイオマスエネルギー活用の取組状況や課題などについてお聞きし、農都会議の関係者からは「飯能市に対して小型バイオマス熱電併給施設の設置やクリーンセンターの設備更新に際してゴミ焼却・未利用木質バイオマス混焼併設化の提案を行っている」、「これから飯能の皆さまと協働して森林・バイオマス分野で応援していきたい」などの説明・提案がありました。

飯能フィールドワーク

 午後は、温泉施設のバイオマスボイラーを見学しました。下名栗の日帰り天然温泉「さわらびの湯」は市の公共施設ですが、追炊きに灯油ボイラーのほか、木質バイオマスボイラーも使用しています。主に市内産のスギやヒノキなど針葉樹のバ―ク(樹皮)や製材端材を原料として市内で製造された乾燥ペレットを使用しています。
 バイオマスボイラーは年間300日稼働(定期点検は年2回)。現在、飯能市で最大の木質ぺレット消費施設であり、林業振興が市の重要政策のため、コスト比較と省力化だけの理由では石油系燃料に変更できないと、担当者から説明していただきました。

飯能フィールドワーク

 施設のある場所は近年、シカやイノシシ、サル、ハクビシンなどが多数出没し、旬の竹の子や柚子の実や池の金魚まで食い荒されてしまうのが実態で、農家が手塩に掛けた野菜類なども食べられてしまい、被害は甚大とのこと。猟師の減少などで対策が追付かない状況があり、鳥獣被害へ向けての良いアイディアがこの地域でも求められていました。
 飯能市中央公園でお花見をした後、夕刻前に散会となりました。

飯能フィールドワーク

 江戸と東京の木材需要を支えた西川林業地帯の復活を望む地元関係者のお話を聞き、外部から協力できる具体的方法を考えた1日でした。飯能の皆さまの取組を応援するきっかけにしたいと思います。
 (文案:NPO農都会議 農都交流・地域支援G 田口幸央)
Posted by NPO農都会議 at 05:33 | フィールドワーク | この記事のURL | コメント(0)
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