鹿児島県 長島町 第30回カヌー長島海峡横断大会 開催 [2015年09月04日(Fri)]
鹿児島県出水郡長島町 〜三県架橋建設促進・長島町町制施行10周年記念事業〜 〜第30回カヌー長島海峡横断大会 開催〜 小学生34名 中学生12名 参加! 平成27年8月22日(土)鹿児島県出水郡長島町で三県架橋建設促進・長島町町制施行10周年記念事業 第30回カヌー長島海峡横断大会が開催され鹿児島県(長島町・与論町)熊本県(天草市・玉名市)長崎県(南島原市)の小中学生が参加しました。 長島海峡横断大会は長島の自然に親しみながら、本大会を通じて長崎県島原・熊本県天草・鹿児島県長島間の三県架橋構想の実現に向け機運を高めることを目的とし開催されました。 今回は、長島町町制施行10周年記念及びカヌー長島海峡横断大会開催30回目となる記念すべき大会となりました。 島原・天草・長島架橋(三県架橋)構想とは? 長崎県島原半島〜熊本県天草(早崎瀬戸)と熊本県天草〜鹿児島県長島(長島海峡)を2つの長大橋で結び、九州西岸地域を一体化する構想です。 詳しくは↓島原・天草・長島架橋建設促進協議会ホームページ http://www.3ken-kakyou.jp/ 長島海峡横断大会の行程は、まず、長島町蔵之元港からフェリーにのり熊本県天草市の牛深港に渡り開会式を行います。コースは牛深港から長島蔵之元港付近にある長島町B&G海洋センター艇庫までの全8キロ(中間地点で小学生交代)です。 |
《開会式》
会場:熊本県天草市牛深港ハイヤ大橋下広場 開会のあいさつ 長島町B&G指導者会 石橋 建治 会長 「この大会に参加されるために、皆さんはカヌー教室などを通じ十分に練習をされてきたと思います。スポーツに取組むことで一番大事なことは気合を入れることです。気合を入れて集中することで持っている力より力を発揮することができます。皆さんが無事完漕し夏休みの思い出作りにしていただきたい。」 激励の言葉 川添 健 長島町長 「この大会の青少年の心と体を鍛えることを目的としていますが、長島・天草・島原三県架橋が実現するような願いをこめた大会です。皆さんと連携を取ることによってさらに大きな発展があります。このような発展を担った大会であることに自覚をもちがんばっていただきたい。」 中村 五木 天草市長 「長島町町施行10周年おめでとうございます。三県架橋構想については皆さんと一体になって三県を繋ぐ橋を架けましょう!そして三県架橋の実現を、長島海峡カヌー横断成功させ、皆さんの上にかかる大きな橋に思いをもってつなげていただければありがたいです。」 選手宣誓 選手代表 長島町 蔵之元小学校6年 有馬 敏暉 選手 「宣誓、私たち選手一同は カヌー教室で培った気力と体力を発揮すると共に、他地域との子供達と交流を深め、海に広がる夢と未来に願いをこめて、力強く長島海峡をこぎ抜くことを誓います。」 《出発》 長島町 川添 町長の号砲の合図で出発します! 参加者カヌー30艇 指導者カヌー18艇 監視船9艇で出発! ハイヤ大橋がだんだん小さくなっていきます。 長島海峡に挑む子供達の力強くたくましいパドリング! ゆっくり通過してくれる三和フェリーに感謝の気持ちで、かい立て〜! 「ボォォォ〜ッ!」大きな汽笛で返事を返してくれます(^^) スタートから4km地点で小学生が交代!船からカヌー乗艇にドキドキ(◎_◎;) 長島町B&G海洋センターが見えてきました!ラストスパート! 感動のゴール! 4km.完漕者 前半(16名) 後半(15名) 8km.完漕者 小学生(3名) 中学生(12名) お疲れ様でした! 《閉会式》 場所:鹿児島県長島町B&G海洋センター艇庫 講評 長島町教育委員会 村田 研史 教育長 「いい顔してるね〜!はじめてカヌー横断を見ましたが、海に挑む皆さんのたくましいパドリングが印象に残っています。全員がゴールできたことが何よりも素晴らしいことです。また、皆で力を合わせて片付けまで行ったことは素晴らしいことです。皆さん、今日参加されたお友達と自分自身を褒めるため、周りの皆さんと握手してください。本日は天候に恵まれ大変よい大会でした!」 〜参加者の感想〜 平尾中学校 江口 美紀 さん 「スタートから半分くらい行ったところで、波がつよくて大変だったけど、皆と声をかけあい無事ゴールできたので楽しかったです。来年もがんばります!」 最後に記念撮影! 選手の皆さん、スタッフの皆さんお疲れさまでした(^^♪ 事故もなく全員完走で終了したカヌー長島海峡横断大会。完漕した子供達の顔は自信に満ち溢れたいい顔をしていました!(^^)v 長崎〜熊本〜鹿児島を結ぶ大きな大きな橋に夢を乗せて!来年もチャレンジしてください! いつかきっとカヌーから上を見上げると大きな橋が架かっているでしょ〜!(^^) つぶやき… 今回の写真は選手と同じ目線で写真を撮りたくて無理を言ってカヌーを一艇借りることにした… 同じ目線で写真も撮りたかったが、参加することで子供達と同じ体験をしたかったからです。 海の上での子供たちのパドリングが力強くたくましく感じた。 写真撮影は…先頭へ走って撮影→撮影中に追い越されて最後に→また先頭に走って撮影…の繰り返しだった。言い出したのは自分だったのでリタイヤすることはできないし大変だった…(-_-;) 話は変わるが、監視艇からの撮影は鹿児島のバディー阿久根市の川邉君にお願いした。 川邉君の撮った写真の中に、なんと未確認飛行物体が映り込んでいた(◎_◎;) 「ついにやったぞ!」(自分が取ってないのに…) 少し興奮気味で写真を拡大したら普通に鳥だった…(-”-) 川邉君ありがと〜! 取材:南九州ブロック特派員OB 鹿児島県南さつま市坊津B&G海洋センター 現王園 仁志 |