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私はココにいます [2010年10月31日(Sun)]
海洋教育課 吉澤です。

明日より、群馬県明和町にお世話になります。
ということで、今日は移動日で、東京から群馬県までやってきました。
自他ともに認める台風男である私は、こんなところでも台風の影響を・・・。


さて、このたびお世話になるのは群馬県明和町です。明和町は埼玉県との県境。
マンスリーマンションに住むのですが、住まいの鍵を受け取る不動産があるのは、栃木県佐野市。そして住むのは群馬県館林市。
土地が入り組んでいるわけではなく、明和町は東西に細長い町なんです。



住まいから海洋センターへ向かう道中に見た景色。
若干の不安を感じながらも、多くが初めての体験となるため、「頑張ろう」と決意したのでした。
ファンタスティック・ライフ14 [2010年10月31日(Sun)]

東北ブロック内海洋センター視察を終え、盛岡での責任者会議に行ってきました新幹線

久々に会った役職員のみなさん・・・懐かしかったですハート


今回初めて全センターからの出席となり、記念すべき会議となりました拍手




同期の小野町 荻野所長(左)と全国指導者会会長の南部町 工藤町長(中)。
そして、999期で青森県指導者会会長の斉藤さん(右)。いい笑顔です笑顔




ふたたび、いい笑顔笑顔 塙町 菊池町長(左)と広渡専務理事(右)



こちらも、またまた笑顔


みなさんとの、楽しいひとときと濃密な会議を終え、いよいよ出発です・・・自動車


3時間半後、これから2ヶ月お世話になる福島県小野町に到着しました家


その名もずばり、ファンタスティックライフ!ブログの題名はここからきていました笑顔


ファンタスティック・ライフ13 [2010年10月27日(Wed)]

東北ブロック内海洋センター視察も最終日となりましたダッシュ


まずは、最近B級グルメで全国区となった横手市十文字センターです泳ぐ

昨日からの冬型の気圧配置により、今日は山の稜線にうっすらと雪化粧がみられました山



そんな天候ですから・・・体育館冷えています・・・半端じゃなく寒いです困った




しかし、指導者は熱いハートを忘れません!齊藤さん(左)と、佐藤さん(右)です笑顔




つづいて、湯沢市海洋センターです



豪雪地帯のため、昨年は雪で鉄骨がまがってしまいました・・・汗


管理棟とプール鉄骨が雪でつながってしまいます




担当の齊藤さん(左)が丹精こめて塗って下さった管理棟前にてカメラ

丹さん(右)は、今年、お嬢さんの鳥取での陸上大会にて、鳥取市センター指導者の方に大変お世話になったそうです笑顔「BGのネットワークはすごい!」と熱弁していました拍手

帆船研修その30 [2010年10月25日(Mon)]



その29はこちら


〜参加者の感想〜


静岡県掛川市
豊嶋駿さん(写真左)
久保徹さん(写真右)

「教官の号令のもと、高さ50メートルのマストに軽々と登っていく実習生の鍛練された動作、若い力と教官の皆さんの日々の成果を見せていただき感激でした。

また、毎日の食事が大変おいしく『帰りたくない』と思ったのは家内には内緒です(笑)」
帆船研修その29 [2010年10月25日(Mon)]



その28はこちら

〜最終日、下船式〜

海王丸での最後の食事となる昼食を終え、13:00から私たち研修生の下船式を開催していただきました。

実習生や乗組員の方に見守られるなか、研修生を代表して静岡県掛川市の豊嶋駿さんに、甲斐船長から認定書が手渡されました。

続いて甲斐船長から「B&G指導者の皆さんと私たちは、自然を相手にしているということでお互い共通点があると思います。
自然はときにおそろしい姿を見せます。
しかし、だからといって遠ざけてばかりいては、万が一のときに何も対応できません。

B&Gの皆さんは子どもたちに、私たちは実習生に、お互いに自然の厳しさと安全、そして美しさや素晴らしさを伝えていきましょう。」とご挨拶をいただいき、研修生各自が海王丸での5日間の思い出と今後への熱意を胸にし、私たちの帆船研修が終了しました。


※写真は、前記事の「入港歓迎式」のときに制服に着替え整列する実習生と、最後の昼食メニュー、金沢港に入港した海王丸、海王丸に掲示されているモーターボート競走補助金のプレートです。

その30へ






帆船研修その28 [2010年10月25日(Mon)]



その27はこちら

〜最終日、金沢港入港〜

最終日午前は、金沢港への入港作業部署見学です。

デッキ上に出ると、もうすでに金沢港を肉眼で確認することができました。

私たちの「帆船研修」も、いよいよゴールが近付いてきたことを感じます。

教官から「今回の入港にあたって、海王丸ではパイロット(水先人)が乗船する」ことを説明いただきました。

パイロットとは、その港での経験が豊富で、地形など港の事情に明るく、入港にあたって船長に代わり指揮をとる人のことです。

今回、海王丸は「金沢港開港40周年記念」で招待を受けて寄港するため、金沢港側がパイロットを準備してくれたとのことでした。

小型の船が海王丸に横付けされ、ラダーを登ってパイロットが乗船すると、海王丸にはH旗(パイロットが乗船しているという意味)が掲揚され、いよいよ本格的に入港体制となります。

デッキ上では、乗組員や実習生が、太く長い係留ロープを、スネークダウンといって蛇のようなかたちにきれいに整えていきます。

そして「スクエアヤード」の号令がかかり、航行中に右舷側を前方に出していたヤードを、きちんと正面を向いたかたちに戻します。

オフィサーの号令「スタンバイ(作業用意)、スターボート(右舷側)、ロワイヤード、ホールタイ(引き込む)」の号令がかかると、力を合わせてロープを引っ張る実習生たちの「せーの、わっしょい、せーの、わっしょい」というかけ声がデッキ上に響きます。

若さに溢れ、将来の海運業界を担うとても頼もしい声です。

私たち研修生も作業見学を重ねるなかで、教官の号令や意味も少しずつ理解できるようになっていました。

さらに港が近付くと、海王丸の入港をサポートするタグボートが現れ、船首と船尾に1隻ずつ配置されました。

船首では「レッコ(ロープから手を放す)、アンカー」の号令で、アンカーを下ろす作業が進められます。

岸壁で多くの出迎えの方が見守るなか、海王丸はタグボートに右舷側を押され、着岸地点へゆっくりと近付いていきます。

「おもてライン外せ」「おもてライン送る」命令がしっかりと復唱され、ついに係留ロープが岸壁へ投げられます。

接岸した海王丸の位置はラインにより微調整され、ついに金沢港への入港作業が終了。

その後すぐに開催された「金沢港入港歓迎式」では、制服姿に着替えた実習生が爽やかに整列し、金沢港から甲斐船長に「寄港記念の盾」が贈呈されていました。

※写真は、デッキ上での作業の様子2枚と、タグボート「いぬわし号」です。

その29へ



帆船研修その27 [2010年10月24日(Sun)]



その26はこちら

〜最終日朝〜


帆船研修5日目。

海王丸で迎える最後の朝です。

前日に比べ、海はだいぶ穏やかで、揺れもほとんどありません。

整列、点呼を行い最後の朝別科。

研修生全員で一団となり、感謝の気持ちを込めてデッキウォッシュを行います。

この日はさらに真鍮磨きも行い、歯ブラシでこすると目に見えてきれいになっていく様子に、研修生は熱中して磨き続けていました。

※写真は、皆で一団となって力を込めてデッキウォッシュする研修生の様子と、真鍮磨きの様子です。




その28へ
帆船研修その26 [2010年10月23日(Sat)]



その25はこちら

〜4日目感想〜

石川県七尾市
堂谷内 司さん

「登しょう訓練は、登り降りともに、思っていたより高さを感じずにスムーズにできました。実際にはデッキから10メートルもの高さですから、下を見るだけで怖くなりそうですが、ロープや縄梯子など目の前に見えるおかげで、安心して出来たのだと思います。ヤード渡りにもぜひ挑戦してみたかったです。」


その27へ
帆船研修その25 [2010年10月23日(Sat)]



その24はこちら

〜4日目夜〜

夕食後、18:00から、乗組員の皆さんが、私たち研修生との「懇談会」の時間を用意してくださいました。

まず、研修生が1人ずつ順番に、海王丸での研修の感想を発表しました。

さらに、気になったことなどの質問に、甲斐船長、三好機関長ら乗組員の皆さんが丁寧に答えてくださいました。

三好機関長は「船乗りは、大きな声で意思表示をできなければいけません。実習生にはしっかりあいさつすることなどを通して、意思表示ができる人になってほしい」と、また甲斐船長は「今は友だち同士一緒に実習しているが、これから社会に出ると年上の先輩など異世代の人と船に乗ることになります。そうしたときにも、人との付き合い、つながりを、しっかりと持てる人に育ってほしい」と、それぞれ実習生への思いを語られていました。

練習船という環境で、日々人を育てることに取り組んでおられる皆さんのお話を聞くことができ、私たちも地域で同じような思いを持って取り組んでいきたいと感じました。


その26へ
帆船研修その24 [2010年10月23日(Sat)]



その23はこちら

〜4日目午後〜

昼食後、いつも通り13:00に後部甲板に整列すると、うねりのために船が大きく揺れており、私たち研修生はもちろん、実習生もじっと立ってられないほどでした。

そんな状況のなか、実習生はセールを展開し船を帆走させる「展帆作業、操帆訓練」を行い、私たち研修生はコンパスブリッジからその様子を見学させていただきました。

当初は36枚ある全てのセールを展帆する予定でしたが、風が強いため最上部にある一部のセールは開かないことになりました。

登しょう用の白い作業服に安全ベルトの格好で、オフィサー(航海士)の号令のもと、甲板各所の持ち場に一斉に駆け出す実習生たち。

配置に向かう実習生の様子は、普段より気合いの入っているような、生き生きしているような印象で、「帆船海王丸を帆走させる」という訓練に向かう意気込みを感じました。

帆走時は本来、船尾に立つ船長ですが、この日は風の影響もあり、船橋から指示を送ります。

その船長からの指示が、各マストに配置されたオフィサーに伝わり、オフィサーが実習生に号令を出します。

うねりを受けて大きく揺れる船上で、オフィサーの号令を受けた実習生が、高さ50メートルにもなるフォア、メイン、ミズンの3本のマストに次々と駆け上がっていきます。

登るというより、まさに「駆け上がっていく」という印象です。

彼らの躊躇しない、颯爽と堂々と登しょうしていく姿に、研修生から感嘆の声が次々あがります。

マストにかんざしのように取り付けられている帆桁をヤードといいますが、そのヤードの横いっぱいに広がった実習生が、ヤードに巻き付いているセールをほどいていく「解帆作業」を、強風のなか淡々と進めていきます。

解帆作業を終えると実習生は甲板に戻り、セールを広げるために、2トンあるヤードもロープを引っ張ることで引き上げていきます。

「せーの、わっしょい、せーの、わっしょい」気合いの入ったかけ声とともに、解かれたセールがきれいに広げられていき、ついに海王丸は帆船としての本来の姿に。

風をいっぱいに受けて目の前に広がるセールに触れてみると、意外な柔らかさを感じ驚きます。

研修生の誰もが、憧れの帆船を目に焼き付けようと帆を見つめ、その帆走を全身で感じようと体を精一杯大きくしました。

日本海の風を受けて、約11ノットのスピードで航行する雄大な帆船の迫力に、研修生は皆感動しました。

約30分間の帆走後、実習生により畳帆作業が行われ、海王丸は再び機走に戻りました。


※写真はヤードに広がり帆を解いていく実習生2枚、ロープを引っ張り帆をはっていく様子、風を受ける帆の様子2枚です。


その25へ







ファンタスティック・ライフ12 [2010年10月23日(Sat)]

海洋センター視察16日目、本日は由利本庄市にお邪魔しました笑顔

由利本庄市には、合併により大内・西目・由利の3センターがあります泳ぐ

まずは、由利本庄市大内海洋センターです



ちょうど、上屋鉄骨の塗装工事が行われていました


つづいて、由利本庄市西目海洋センター


西目地区は働く女性が多く、海洋センターも、田仲所長(左)、担当の松永さん(中)、受付安田さん(右)により運営されていますウサギ



受付の安田さんお手製カバーがかけられていますドキドキ小女性ならではのきめ細やかさですね


最後に、由利本庄市由利海洋センターです


由利のプールでは、藻の発生具合を業者さん(幼児用)VS長滝さん(25m)で実験しています


ちなみに、長滝さんは、体育館照明を自らよじのぼって交換するほど身軽です
気をつけて行ってくださいね・・・すいません


3センターの所長・担当者の皆さんです

本年度は初めて3センター合同事業を行うなど、いい関係が築かれています
ファンタスティック・ライフ11 [2010年10月23日(Sat)]

最終県の秋田県に入りました電車

秋田県一発目は、三種町八竜海洋センター



夏休みの水泳教室には、70名を越える参加者が集まりました泳ぐ





担当の小澤さん(左)と岡部さん(右)。中間評価が上がりました拍手



つづいては、潟上市天王・飯田川海洋センターです


天王の体育館は、修繕により見違えるようになりました Mルーフが輝いていますキラキラ



天王の参加者が写っていたので、張り切っていつもより大きく印刷したそうです



潟上市の鎌田さん バスケットマンですサッカー
ファンタスティック・ライフ10 [2010年10月23日(Sat)]
東北ブロック海洋センター視察も三週目に入り、残り半分となりました・・・


本日は、弘前市にある2センターにお邪魔しました泳ぐ

まずは、弘前市海洋センターです。


第一期海洋センターキラキラ 年代を感じます



モデル海洋センターです



続いて、弘前市岩木海洋センターです

到着すると、「きゃー!」という楽しそうな声・・・元気な子供たちだなぁと思いきや・・・


ご年配のみなさんが、元気にユニカールをされていました

笑顔 

目の前には岩木山がそびえています 絶景です




第一期弘前市海洋センターと、弘前市岩木海洋センターを支える指導員のみなさん笑顔


全国指導者会で乾杯をしてくださった999期キラキラ斉藤さん(中央)は、
スズキを30匹も釣ってきてくれましたクジラありがとうございました

右端見切れていますが、オリンピック選手です力こぶ
帆船研修その23 [2010年10月23日(Sat)]



その22はこちら

〜登しょう訓練(メインマスト)〜


10:00、私たち研修生は素手素足に安全ベルトを装着しメインマストに集合。

昨日のバウスプリットに続き、メインマストでの登しょう訓練が始まります。

待ちわびた人、緊張している人様々ですが、見学中心な課業のなかで、自分たちで体験することができるプログラムなだけに、いよいよ、といった感じがします。

昨日同様、事故やケガなく登しょう訓練を進めるために、服装の点検、アンケートによる安全確認、準備体操が念入りに行なわれます。

指導に際し、安全管理のマニュアルがしっかりされていることに、日頃海洋センターで指導をしている研修生たちも、皆感心していました。

さらに続いて「3点支持を必ず守ること」「万が一のために、同じ段、同じ列のシュラウド(縄梯子)に同時に手足をかけないこと」など、教官が見本を見せながら登しょう中の注意点を示してくれました。

そしていよいよ、私たち研修生の登しょうが始まります。

登るのは、メインマストの高さ約20メートルのところにあるトップボードまで。

本来、実習生らが作業するときは、風によるマストの傾きなどがあるため、マストから両舷に張っている縄梯子の「風上側から登って風上側から降りる」のが基本ですが、今日は体験ということで、風下側から登った後に反対側から降りることになりました。

教官の指示のもと、研修生は1人ずつ登しょうにチャレンジ。

安全に細心の注意を払いながら、一段一段を踏み締めるように確実に登っていきます。

高さとともに徐々に視界が開けると、海王丸の周囲に広がる一面の海と地平線が、胸に高鳴りを運びます。

はやる気持ちを落ち着かせながらさらに登り、トップボードに近付くと、最後に上がる部分は少しのけぞるような姿勢で、オーバーハングで登らなければなりません。

登りの最後となる一手、一足に力を込め、そのオーバーハングを越えると、そこはトップボードです。

わずかな時間ですが、高さ20メートルの世界から見る海と地平線、そして海王丸を目に焼き付けます。

そしてすぐに反対側の縄梯子に向かい、そこから一段一段降りていきます。

降りるときは登り以上に足に体重がかかるため、ロープが足の裏に食い込み、痛みに顔をゆがめる研修生が多かったです。

縄梯子を最後まで降り、甲板に辿りつくと、笑顔で迎えてくれる仲間たちに、研修生の誰もが達成感を感じることができました。

研修生全員が1度ずつ挑戦、成功し、登しょう訓練は終了。

時間にして1人わずか数分の経験でしたが、とても印象に残る課業となりました。


※写真はすべて登しょう訓練の様子です。


その24へ







帆船研修その22 [2010年10月22日(Fri)]



その21はこちら

〜4日目午前〜


午前最初の課業は「抜錨部署作業見学」です。

課業開始時刻が近付き、私たち研修生が見学場所であるコンパスブリッジに向かうと、甲板の船首付近ではすでに、慌ただしく抜錨作業の準備が進められていました。

8:30、「抜錨用意、部署につけ」と号令がかかり、作業はさらに黙々と続けられます。

この頃から急に北風が強く吹き始め、コンパスブリッジに立つ私たちも、となりの人と話すのに大きな声を出さないと聞こえないほどの強い風を感じました。


この後に予定されてる課業「登しょう訓練」が中止になってしまわないか、皆で心配していました。

強い風を受けながらも抜錨作業は順調に進められ、9:03頃、船首にかがげられていた黒色球形形象物が下ろされました。

黒色球形形象物は、大型船が錨泊中に1つ形象することを法律で義務付けられているもので、教官が「いま海底に対し錨が垂直になり、効いていない状態になり巻き上げられているということです」と説明してくださいました。

つまり海王丸は、佐渡島両津沖での錨泊の状態から再び機走を開始し、金沢港へと向かって動き出しました。


抜錨作業をある程度見学した後、私たちは後部甲板で行われていた「古くなったセールの解体作業」も見させていただきました。

乗組員や実習生が、セールの縫い目などをほどいていく、とても細かい作業をされていました。

古く使えなくなったセールはこうした作業を経て、塗装するときの下敷きなどとして再利用するそうです。


※写真は、甲板上で抜錨作業を進める乗組員と実習生の皆さん、強風で防寒のため雨具を着込んで作業を見学する研修生、セールの解体作業の様子です。


その23へ





帆船研修その21 [2010年10月21日(Thu)]



その20はこちら

〜4日目朝〜


4日目、昨日に続き仮泊地の佐渡島両津沖で朝を迎えます。

今朝も周囲が霧がかっており、昨日同様、日中はいい天気に恵まれそうです。

6:30、整列、点呼を行い、当直士官から「本日、0900、抜錨、金沢へ向かう」と報告がありました。

そして、いつも通り体操を済ませ、朝別科へ。

「椰子持てー」の号令で私たち研修生はデッキウォッシュと甲板上の拭き掃除に向かいます。

4日目ということで私たち研修生もだいぶ慣れてきて、作業手順がわかるようになりました。

椰子の実は大きさが大小様々あるのですが、大きいもののほうが持ちやすく、使い勝手が良さそうです。


朝別科の時間、実習生の一部は、9:00の抜錨に向けて、エンジンの暖機の準備に入りました。

海王丸のように大きな船の機関だと、航行する前に1時間半以上の暖機が必要だそうです。


また、今朝の整列の時間に、岩崎一等航海士が実習生に向けて、B&G財団のパンフレットを紹介してくださいました。


※写真は、朝の点呼後、甲板上に広がり体操をする様子と、第1教室に掲示してくださったB&Gパンフレットです。

食事の時間に足を止めてパンフレットを読んでくれる実習生の姿もありました。


その22へ
帆船研修その20 [2010年10月21日(Thu)]



その19はこちら

〜3日目の感想〜


石川県穴水町
和田出勝則さん

「本日、初登しょう体験(フォクスルまでですが)を行いました。素足に慣れていない為、ロープに全体重をかけると足裏がとても痛くなりました。明日はメインマストまで頑張ります。

また、今日は海王丸海難事故の日でもあり、その教訓を生かした操練が行われました。操練はタンクから重油が漏れたことを想定して行われ、こうした訓練がいざというときにスムーズに処理を行うために大切なことだと感じました。」


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帆船研修その19 [2010年10月21日(Thu)]



その18はこちら

〜船内安全衛生標語〜


海王丸では実習生を対象に「船内安全衛生標語」を募集していて、私たち研修生もせっかくの機会ということで、優秀賞目指して1人2点ずつ、標語を応募しました。


数ある研修生の自信作を代表して、岐阜県可児市の野崎豊さんの作品をご紹介します。

「帆を張って 胸は張っても 欲張るな」


その20へ
帆船研修その18 [2010年10月21日(Thu)]



その17はこちら

〜3日目午後〜


13:00からいつも通り、課業整列、点呼、体操を済ませ、午後の課業「流出油防除部署操練」が始まりました。

これは「緊急対応能力強化週間」操練の一環として実施され、海王丸が岸壁で補油中に、重油が海へ流出した場合を想定して行われました。


まず外谷進1等航海士から、操練の概要と、この操練の重要性として「重油流出事故が自然環境保全の観点からも厳しく責任を問われ、航行できなくなってしまうこともある」と説明があり、それから操練がスタートしました。

実習生と私たち研修生は、乗組員の皆さんの操練の様子を、教官から説明を受けながら見学させていただきました。

流出した重油の拡散を防ぐため、「オイルフェンス」で船の周囲を囲う作業手順を見せていただくとともに、流出した重油を回収するための吸着剤やゲル化剤、回収不能な場合の最後の手段として使用する中和剤の使用法や効果なども、説明していただきました。

研修で乗船しても、なかなか見る機会は少ないという操練を見ることができ、大変貴重な経験でした。

研修生も改めて、安全に対する高い意識と、常に緊急時に備えて準備を行う必要性を実感していました。


課業後には、現在仮泊している佐渡島両津沖から金沢港までの航路が発表されました。


※写真は、操練の様子と、いつも実習生と一緒に食堂でいただく夕食の様子、発表された両津〜金沢間の航路です。


その19へ



帆船研修その17 [2010年10月21日(Thu)]



その16はこちら

〜3日目午前の続き〜

続いて行われたのは、研修生皆が楽しみにしていた「登しょう訓練」

まずは教室でテキストを使いながら、これから行う訓練の内容や注意事項について説明を受けます。

「片手は船のため、片手はおのがため」「動く綱、もたれたときが運のつき」など、簡潔に安全のポイントを示す安全標語を使い、私たちが現場で気をつけるべきことをわかりやすく説明していただきました。

その後、研修生は安全ベルトを持って船首に集合。

今日はマストではなく、バウスプリットの先端までをカニ歩きで進む訓練を行いました。

安全ベルトの装着について説明を受けた後、再度安全や各自の体調、訓練参加希望の有無などについて確認がありました。

そして用具の更新についてなど、安全に関することは具体的に繰り返し私たちに情報が伝えられ、こうした乗組員の皆さんの徹底した安全意識は、指導員として私たちも学ぶべきことだと強く感じました。

また、具体例を示して「訓練で伴う危険リスクを十分に理解してほしい」と説明いただいた教官が続けて、「これは私たちが責任を逃れるために伝えているのではなく、乗船中の皆さんの安全については全て全力で対応し責任を持ちます」ときっぱりと話され、その毅然とした対応に、私たち研修生は緊張感とともに強い信頼を感じることができました。


こうした十分な事前説明と模範実技の後、いよいよ研修生が1人ずつバウスプリット登しょうに挑戦します。

素手素足となり、安定のために常に3点で体を支えることを気をつけながら、高ぶる思いと冷静な気持ちを同時に胸に抱き、1歩1歩進んでいきます。

途中で下を見ると、足元には紺碧の静かな海が一面に広がり、再び顔を上げると、デッキ上にそびえ立つ迫力あるマストの姿を正面から見上げることができました。

またバウスプリットの下を覗くと、普段甲板からでは見ることが出来ない、女性が横笛を持ったデザインの「船首像」も目の前で見ることができました。

全員が1度ずつ挑戦した後、皆でバウスプリットに並び記念撮影をしていただきました。

研修生から多く聞かれたのが「足の裏の刺激がとても痛い」という言葉。

ワイヤーやロープの上を歩いていく登しょう訓練は、足裏健康法の効果もかなりあるようです。

短い時間でしたが、自分たちの素手素足で安全を確かめながら挑戦するという、人間の五感と感覚の重要性を感じる素晴らしい体験でした。


登しょう訓練後には、後部甲板に実習生とともに集まり、新海王丸船歌である「はてなき空に」をはじめ、「Sailing,Sailing」「練習船の歌」の3曲の歌唱練習をしました。

研修生のうち、山口県周防大島町から参加している古崎敏雄さんは、大島商船高等専門学校の卒業生で、当時から知る「練習船の歌」を、どの実習生よりも大きな声で元気いっぱいに歌われていました。


※写真は登しょう訓練の様子2枚と、実習生と研修生が歌詞を見ながら歌の練習に取り組む様子、山口県周防大島町の古崎さんです。


その18へ






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