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【B&G職員リレートーク】日本財団災害復興支援センター熊本本部の勤務を終えて [2016年06月28日(Tue)]
日本財団災害復興支援センター熊本本部の勤務を終えて

B&G財団 企画部 広報課 鈴木 慶


suzuki_kei.jpg
こんにちは、広報課の鈴木です。

4月に大きな地震が熊本県周辺を襲い、甚大な被害が発生しました。その後、余震の数は1,700回を超えており、被災された方々は未だに不安な日々を送っています。

このような状況のなかで5月17日から3週間ほど、私は関連団体の日本財団が熊本市内に開設した「日本財団災害復興支援センター熊本本部」(以下支援センター)の仕事をお手伝いしてきました。


160628_鈴木慶01.jpg
熊本地震によって倒壊した家屋。思っていた以上の大きな被害に言葉を失いました

お見舞い金の受付け窓口で思ったこと

支援センターに赴いた私は、4月に開設したばかりのオフィスのなかでNPOやボランティア団体へ活動スペースを提供したり、支援物資の配布や瓦礫撤去、そして住宅損壊(全壊または大規模半壊)の被害に遭った方々にお見舞金を支給するための窓口業務などを手伝ったりしました。

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支援センターのオフィスには多くのボランティアが集まってきました


住宅損壊のお見舞金を支給するためには、罹災証明書が必要です。そこに記載された住宅損壊の状況が「全壊」もしくは「大規模半壊」であれば、居住していた世帯主に日本財団からお見舞金が支給される仕組みになっているからです。お見舞金の額は1世帯につき20万円。申請から約1〜2ヵ月で、世帯主の口座に振り込まれます。

この罹災証明書は、各自治体の役場で発行され、住宅の状態が「全壊」、「大規模半壊」のほか、「半壊」、「一部損壊」に区分されます。これらの違いによって、自治体からのお見舞金や義援金に差額が生じるため、罹災証明書に記載された損壊割合の結果に納得がいかず、二次調査を依頼する方もいます。

損壊の査定が難しいことはよく分かりますが、罹災証明書を握りながら藁をもつかむ思いで窓口にやって来る方々と接していると、東日本大震災や今回の熊本地震の経験を糧に、誰もが納得できる、よりきめの細かい査定基準がこれから作られていけば良いなと思いました。

160628_鈴木慶03.jpg
住宅損壊のお見舞金受付け窓口を行う私



目の当たりにした被災地の現実

オフィスでの業務に加え、私は被災地の視察にも行きました。道中で目にしたのは全壊した家屋や地割れした道路等々。益城町の避難所では、ほとんどの駐車スペースに自動車ではなくベビーカーやペットボトル、洗濯カゴなどの私物が置いてありましたが、これは車中泊をする方が自分の車で仕事に行っている間にスペースを取られないようにするための方策だということでした。車中泊のスペースを確保しながら仕事に通い、夜は狭い車の中で過ごす日々を送っているのです。テレビや新聞等で被災地の状況は知っているつもりの私でしたが、実際に被災地や避難所を訪れてみると、必死に生活を続けていこうとする方々の様子が目に留まって言葉が出ませんでした。

近年、熊本県の周辺では大規模な地震はありませんでした。ですから、ここで大きな地震が起きたことで私は最初に驚きましたが、それだけに今回の被災地の視察を通じて、日本のどこで暮らしていても常に防災意識を持っておくべきであると教えられました。昨年度から、B&G財団では避難所に指定されている各海洋センターの避難所開設訓練を順次行っていますが、平時においてこのような体験を積んでおけば、いざというときにとても心強いと思います。

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被災地の視察では、チョコレートの支援物資を避難所で配布しました



B&G財団にできること

B&G財団は、「平成28年(2016年)熊本地震」緊急支援募金を行っています。6月27日現在、皆様からお寄せいただいた募金の総額は13,814,345円です。深く感謝申し上げます。

さっそくその一部を活用し、近日中には南阿蘇村の保育園で園児を対象にした運動教室の実施を予定しております。

また、「震災により子供たちはストレスが溜まっており、心のケアが急務である」(南阿蘇村:藤岡教育長)という声も寄せられているため、今後は心の安らぎや子供たちの興味付けなどを目的に音楽会などを開催することも検討していきます。

皆さまからお寄せいただいた支援金は、全額を被災された方々のために使用いたします。引き続きご支援のほど、宜しくお願い致します。



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「平成28年熊本地震」緊急支援募金のお願い
募金方法について詳しくはこちら
皆さまからのご支援・ご協力をよろしくお願い申しあげます。
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