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【B&G職員リレートーク】子供の居場所づくり [2016年04月26日(Tue)]
子供の居場所づくり

B&G財団 事業部 大関 真理子

ozeki.jpg
私は幼少の頃、10世帯程の小さなアパートに住んでいました。
女の子の居る世帯は我が家だけで、私はアパートの男の子軍団に面倒を見てもらっていました。一番上の子は6年生で小学校に上がる前の私が一番下っ端でしたが、仲間内でいろいろなルールを作って一緒に遊んでくれました。

幼い頃はそこが私の居場所であり、今の私の原型を作った場所でもあります。



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私が育った場所(1970年代)

生活環境、親の子育て観の変化

以前は地域での人の係わりが密接で、子供の面倒も地域で見ていましたが、現在の出生数は私の生まれた第二次ベビーブームと比較して1/2まで下がっており、地域で子育てをする風潮は減少していると感じています。そして、子供だけの集団で外遊びする光景も、あまり見かけない時代になってしまいました。

ゼミや通信教育で知られるベネッセの「幼児の生活アンケート」によれば、20年前と比較して友だちと一緒に遊ぶ子よりも母親と遊ぶ子が増え、親子の関わりが密になってきている反面、子供同士のコミュニティの場が減少しているそうです。

子供の成長には子供同士の中で育まれるコミュニケーション能力の醸成が大切で、同年代との競争による勝ったときの達成感や負けた時の悔しい気持ち、また、そこから立ち直る挑戦意欲など、仲間と過ごしながら学んでいく事は非常に多いものです。それは学校生活の中だけで養われるものではないと思います。

また、現在の親も「友だちと一緒に遊ぶこと」よりも、どちらかと言うと「知育」の向上に熱心な方が多い傾向にあるようです。知育玩具の売り上げも上がっており、子供がひとりで遊んだり、母親と遊んだりする傾向が高まっているようです(私の甥っ子も、どちらかと言えばお友だちと遊ぶより家で家族と遊ぶ機会の方が多いかも。私も、これまでに知育玩具をいくつかプレゼントしたなぁ…)。

160426_大関02.jpg
知育も大切ですが、外で遊ぶ年齢になったら地域の子供たちといろいろな経験を積んでいきたいものです



今後の取組み

親には親のコミュニティ、子供には子供のコミュニティがそれぞれ必要であり、そして、親子が帰る場所である『家庭』があって、親子ともども成長していくものだと私は思っています。

しかし、ひとり親家庭も増加している現在、なかなか親子のコミュニケーションの時間が取れない家庭もあると思います。夜遅くまで保育園に預けざるを得ない家庭、子供だけで夜間を過ごす家庭など、生活をしていくために身を粉にして働いている方がたくさんいらっしゃるのも現実です。

このような社会的背景を踏まえ、今後、B&G財団では子供の居場所づくりのための取組みを積極的に行っていくこととしており、「海洋センターを活用した地域コミュニティの再生に関するモデル事業」に取組んでいる北海道積丹町では、放課後子供教室以外に17時以降でも子供が過ごせる場所として、今年度から新たに海洋センターを活用することになりました。夜間も開館している海洋センターを有効活用することにより、親が遅くまで働いていて夜間を子供だけで過ごす家庭への支援をめざします。

また、都内においても、ひとり親家庭を対象にした自然体験の必要性の理解促進、安全に関する知識の提供を目的とした事業に試験的に取組みます。ひとり親家庭の多くは母子家庭で、お母さんだけの努力ではなかなか安全に自然体験に取組めない現実があります。自然体験が持つ教育効果と、どうすれば安全に体験できるのかを親御さんに理解していただき、より多くの子供たちに自然体験活動の機会を提供していきたいと考えています。

少子化だからこそ、将来を担う子供たちにさまざまなことを経験し学んでもらい、逞しく成長してもらうための支援が必要だと考えています。それは学校だけではなく、家庭や地域がそれぞれの角度から支援することが求められていると思います。

試行錯誤をしながらの新たな挑戦となりますが、たくさんのご意見を参考に、より良い事業として作り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします。

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多くの子供たちに自然体験活動を通じていろいろなことを学んでもらいたい



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