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「地域コミュニティの再生に関するモデル事業 」2015年度の取組みを振り返る 前編 [2016年04月21日(Thu)]
「地域コミュニティの再生に関するモデル事業 」
2015年度の取組みを振り返る 前編


B&G財団事業部 大関 真理子


昨年度から、B&G財団では海洋センター施設をスポーツの拠点に留まらず、地域コミュニティの拠点としても活用していただく新たな取組みを開始しました。我々担当者も初めての取組みであり、期待と不安の入り混じった気持ちで事業をスタートしたことが、つい昨日ことのように思えます。
このブログでも十数回にわたって途中経過を報告してきましたが、今回は前編(積丹町)後編(湯前町)に分けて、2015年度の1年を振り返ってみたいと思います。

160421_積丹01.jpg
2015年5月8日にB&G財団で行われたモデル事業の調印式。
左:熊本県湯前町の鶴田正巳 町長、右:北海道積丹町の松井秀紀 町長

東京にはない2つの町の魅力

モデル町として当財団が選定したのは、日本海に面したソーラン節発祥の漁師町、北海道積丹町、そして球磨川の峡谷に抱かれた林業の町、熊本県湯前町の2町です。

地域コミュニティの主役は、当然ながら地域住民の皆様です。となると、地域性、住民気質、これまでの取組み等、個別のアプローチが重要なポイントとなってきます。
海洋センター担当者の意見を聞きながら我々の提案を出したうえで、町や住民の方々の意向を考慮しながら事業展開を図っていきました。
ちなみに、2つの町には次のような特徴があります。

【積丹町】
・海産物がとても美味しい!! ウニは格別。アワビも最高。
・お酒が美味しい(日本酒)。
・夏の海がハンパなくきれい!!  積丹ブルーーーーー!
・国定公園に指定された神威岬、幌武意海岸。心が洗われます。
・町営のスキー場がある!! 仕事を終えてからスキーができるなんて、最高。
・ソーラン節、発祥の地!!

160421_積丹02.jpg
「北海道積丹町観光web site」より


【湯前町】
・球磨焼酎が美味しい!(江戸時代から続く伝統の味)。
・漬物が美味しい!婦人会の皆様、ご苦労さまです。
・骨かじりが美味!!(骨付き豚肉を塩と味噌で調味したものです)。
・城泉寺が立派! 熊本県最古の木造建築!なんと築800年…。
・パワースポットが多い!
・まんが図書館がある。
・山の中なのに潮湯の温泉が湧いている。

160421_積丹03.jpg
奥球磨 ゆのまえ温泉 湯楽里HPより


このように、どちらの町にもすばらしい特徴がありますが、東京から行って事業に取組んだ私たち担当者が感じたことは、こうした豊かな町の財産について多くの住民の方々があまり意識していないことでした。外から見てうらやましいと思うことも、身近にあると当たり前の気持ちになってしまうのでしょうか? ここで紹介した町の特徴は東京では手に入らないものばかりです。お金を出しても手に入らない、地元の財産に誇りを持つことは大切ではないかと感じました。


積丹町で行った取組み

さて、そんな魅力ある2つの町で行った取組みの推移についてご紹介していきます。北海道積丹町では、海洋センターにキッズスペースを設置してから、子育て世代が自然に集まるようになり、子育てサークル「アンドリークラブ」が設立されました。

子供が参加するイベントでは、サークルのママさんたちが炊き出しに協力。イベントを実施した後も自主的に炊き出しを行うなどして、活発な活動に発展しています。子供が少ない町ですが、数が少なくても人が集まれば何かが生まれることに、改めて気づかされました。

160421_積丹04.jpg
ママさんたちによる炊き出し。
手さばきもスムーズで、しかも美味しそう。さすがですね☆


もうひとつ目を見張ったのは、冬場、漁に出る機会の少ない漁師さんたちの活躍でした。海洋センターで作成したパワーポイントの資料を用いながら、5名の有志の皆さんが漁師の仕事や道具、藻場の再生活動について小学校の授業で分かりやすく説明。普段、あまり聞くことのない貴重な話に子供たちは真剣に耳を傾けていました。

160421_積丹05.jpg
小学校でスライドと実際に使用する道具を使いながら、漁師の皆さんがウニの獲り方などを説明してくれました


話をしてくれたのは全員が若い漁師さんで、「町の活性化につながるのなら、新しいことをやっていきたい」と語った意志のある方々です。地元小学校からの要望で、「地元の特産物であるウニについて、どうやって獲るのか知らない子供が増えているので、教えて欲しい」との依頼があったことがきっかけでした。

そこで、ぜひ教えてあげたいと手を挙げた漁師さんたち。説明資料を作る機材がなくて困っていたところ、スポーツ利用で来館した海洋センターに今回のモデル事業で視聴覚機材が入ったことを知り、海洋センターで授業の資料を作成することになりました。スポーツのためだけにセンターを利用していた漁師さんたちでしたが、小学校の授業の資料作成のために海洋センターを利用するという、これまでにない活動に発展しました。

漁業の町、積丹町。授業を受けた児童の中から、次世代の漁師さんが生まれることを期待しています。
※後編の「湯前町」に続く

160421_積丹06.jpg
海洋センターに配備したディスプレイを活用して、どうしたら子供たちに話が伝わるか、熱心に打合せしました



●2016年度に向けた、担当者の意気込み
北海道 積丹町 丹場 康雄さん

2015年度にキッズスペースや図書スペースを整備したことにより、積丹町B&G海洋センターは誰もが気軽に集える場所へと変化してきました。住民の皆さんに、音楽や読書などの文化的な活動をもっと活発にしていただけるよう、コミュニティ再生のモデル事業を推進していきます。
これからも、変化し続ける積丹町B&G海洋センターを発信していきますので、皆さんご期待ください!!


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