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「三世代交流事業」で新たなコミュニティを創造 「コミュニティ機能付加改修支援」〜岡山県美作市の取組み〜 [2016年03月04日(Fri)]
「三世代交流事業」で新たなコミュニティを創造
「コミュニティ機能付加改修支援」〜岡山県美作市の取組み〜


B&G財団事業部 特別事業推進課 遠藤 卓男


今年度からB&G財団が実施している「コミュニティ機能付加改修支援」事業。今回は、岡山県美作市作東海洋センターで実施した付加改修の内容と、改修後に行った「三世代交流事業」についてご紹介します。

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付加改修によってアリーナに大型スピーカーと移動式アンプが設置されました

各施設の音響設備を改修・増設

今回は、体育館アリーナ、体育館サブアリーナ、ミーティングルーム、通路、プール、駐車場で音響設備の改修や増設を実施し、その結果、事務室からの放送が各施設の隅々まで届くようになったほか、アリーナとプールでは個別にマイクが使えるようになりました。

今年1月に改修が完了し、2月25日にアリーナで行った「三世代交流事業」で初めて音響設備が活用されました。

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プール内にもスピーカーを設置しました


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駐車場に設置したスピーカー。
屋外グランドにも放送が届くようになりました



講師は人生経験豊かな学生さん!?

「三世代交流事業」は、美作市のシルバー大学の一つである“作東愛寿大学”の学生30名(平均年齢は推定70歳を超えた学生さん?)が、地元の江見小学校1・2年生59名に「けん玉」「コマまわし」「あやとり」「お手玉」の4種類の遊びを教えるという内容でした。

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指導を担当した作東愛寿大学の30名の学生さんたち


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片や元気に挨拶する江見小学校の児童たち59名


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改修後初めてのイベントでマイクを使う平田指導員。
手慣れた司会で進行していきました


子供たちを指導する“大学生”の皆さんは4グループに分かれ、ローテーションで各種目を担当。時には真剣に、また時には子供たち以上の笑顔を見せながら、遊びのコツを教えてくださいました。

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ひもの巻き方も丁寧に指導。
地元のケーブルテレビも取材に来ていました


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まわしたコマのぶつけ合い


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あやとりも真剣な顔で指導。奥の深い遊びです



子供も学生の皆さんも大満足!

子供たちにどの遊びが楽しかったか聞いたところ、女の子も含めてコマまわしが一番人気で、続いてあやとり、お手玉という順になり、けん玉は皆、うまく乗らなかったので、人気がなかったようでした。

また、「海洋センターにはプールに良く遊びにきているが、今日はおじいちゃん、おばあちゃんに教えてもらって楽しかった」という声も集まりました。

大学生の皆さんも子供たち以上の笑顔で一緒に遊び、「皆、自分の孫のようでかわいかったし楽しかった」と口々におっしゃっていました。

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挨拶に立つ作東愛寿大学の北村学長。
海洋センターでは囲碁ボールや各種文化活動も積極的に行っています


今回の事業を企画した美作市教育委員会 スポーツ振興課課長補佐の栃岡雅之さんからは、「改修支援によって音響設備が充実したため、人気のあるカラオケ大会も海洋センターで実施できるようになりました。海洋センターをスポーツの場としてのみならず、子供から高齢者まで地域の皆さんが集えるコミュニティの場としていきたいと思います」と、力強い言葉をいただきました。

2016年度からの利用者人数に関しても、現状から15%増を目指す計画を立てたそうなので、今後の活動が楽しみです。

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左から松下幸夫指導員(16期ADAQ)、
平田敦士指導員(17回AD)、栃岡さん





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