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【B&G職員リレートーク】 夢は磁石 [2016年02月23日(Tue)]
夢は磁石

B&G財団 事業部 海洋教育課 林 未来

hayashi.jpg
みなさん こんにちは。 海洋教育課の林です。

昨年の夏、初めて開催したB&G「東京湾海洋体験アカデミー 2015」(以下、海洋体験アカデミー)に参加した中学1年生女子のお父様から、先日、こんな話を聞きました。

「娘が海洋体験アカデミーから帰って来るなり、海上保安庁のパンフレットを持ってきて、『海上保安官になるには、高校を卒業したらこの学校に行くんだって!』と目を輝かせました。また、先日は中学校の三者面談で、『カヌーなどマリンスポーツの部活動がある高校に行きたい。海上保安官を目指すには、学生の頃からやっておいたほうがいいと思うから』と言いました。それまでは英語の先生になりたいと言っていたので、正直なところ驚きました」

私は、B&G財団の事業が少なからず彼女の進路選択に影響を与えたことを知り、大きな責任を感じて胸がいっぱいになりました。

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B&G「東京湾海洋体験アカデミー 2015」発表会のようす

少しでもアドバイスしたい…

私は、ボーイスカウトの隊長だった父と競泳選手だった母の影響で、小さい頃からよくキャンプや海に出かけ、とにかく水辺が大好きでした。夏になると真っ黒に日焼けして海やプールで遊ぶことが楽しみで、キレイな海を求めて海外でも生活しましたが、海の周りにどんな仕事があるのかよく知らないまま成長し、結局は英語を活かす仕事に就きました。

しかしその後、縁あってB&G財団に入職し、幸いにもこうして大好きな海に関わる部署で仕事をすることができています。

「海の仕事をもっと早く知っていれば…」

そんな思いから、子供たちへのちょっとしたアドバイスのつもりで企画したのが、海で活躍する様々な分野のプロの現場を訪ね、見て、聞いて、体験し、自分と海の未来を考えるキャリア教育事業、海洋体験アカデミーでした。

160223_林02.jpg
海に囲まれた日本で暮らしていながら、まだまだ海には知らないことがいっぱいある



どんな勉強が本当に役立つの?

海洋体験アカデミーでは毎晩、夕べの集いの中で、その日体験した海の仕事に就くために、学校で勉強しているどの教科が必要なのか、どの教科が役立つのかをみんなで考え、議論するワークショップを設けました。

次から次に手が挙がり、子供たちの発想は私たち大人を驚かせ、白熱した議論が続きました。

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実際に使用した『勉強がんばるマップ』



:「水産業の仕事に役立つ教科は何だと思う?」

生物や地理、国語や体育、美術などが挙がる中…
参加者A:「英語です。マグロなどの魚を外国の人たちに紹介する仕事もあるからです」

:「船員さんになるにはどんな教科が役立つと思う?」

体育や国語、社会や理科、総合学習のほかにも…
参加者B:「英語です。外国の港に行ったときにコミュニケーションを取る必要があるからです」

子供たちが気づいたように、海の仕事のほとんどが外国と関わっています。海洋体験アカデミーに参加した子供たちは、いろいろな体験学習を通じてこのことを実感したのです。海は、日本と世界を繋ぐ場所なのです。

冒頭で紹介した彼女も、第三管区海上保安本部を訪れて女性でも海上保安官になれることを知り(見学の際、女性保安官が海の現場で働いていることに、みんなが驚きました)、ワークショップを通じて英語の先生になることだけが好きな英語を活かせる道でないことを知ったのではないかと思います。

同様に、設計に興味がある子は、建築や機械、自動車などのほかに、船の設計という仕事にも目を向けたことでしょうし、スポーツを教えたいと思っている子の場合は、マリンスポーツという新たな選択肢が見つかったことでしょう。夢は広がりますね。


広がる輪!

昨年実施した初の海洋体験アカデミーでは、第三管区海上保安本部JAMSTEC住友重機械マリンエンジニアリング東京大学など、各分野のトップランナーとして第一線で活躍するみなさまの賛同を得て、ご協力頂くことができました。
2016年度は、さらに多くの子供たちに海のプロフェッショナルの重要性と魅力を知ってもらうため、2行程の実施を予定しています。

日本の海を護る海上自衛隊や、養殖などに関する最先端の研究を全国各地で行っている水産総合研究センター、海運業界国内最大手の日本郵船が、新たに仲間に加わって頂くことが決まっています。

海が好きで関わりたいけど、どんな仕事があるのかわからない。
進路や将来の仕事について、考えたことも、誰かと話したこともない。

そんな子供たちがいたら、ぜひ今年の夏に開催する海洋体験アカデミーに参加してみてください。きっといい刺激があるはずです。

160223_林04.jpg
2015夏のアカデミーに参加した子供たち


夢って磁石みたいですよね!
見つかれば、自然に引き寄せられていく。
きっかけなんて、ほんの小さな出来事なんです。
たとえ途中で変わってもいいんです!
初めは一つに絞れなくたっていいと思います!

夢や目標に向けて歩き出す、君たちのその背中をそっと押したい。
海に囲まれたこの国にせっかく生まれたのだから、海の周りで自分の夢が見つかったらなおさら嬉しい。

そんなことを思いながら、打合せや準備に勤しむ今日この頃です。




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