「第8回B&G全国サミット」開催! [2016年02月02日(Tue)]
地域コミュニティの活性化を目指してーB&G財団の新たな取り組みー
「第8回B&G全国サミット」開催! 過去最多の首長216名を含む765名が出席 2016年1月26日(火)、東京都港区の笹川記念会館で「第8回B&G全国サミット」を開催しました。 会議には、海洋センター所在自治体の93%にあたる365市町村から、過去最多となる現職首長216名を含む765名の関係者が出席。日本財団の笹川陽平会長による基調講演や地域コミュニティの活性化についての事例発表などが行われたほか、災害時の相互応援を盛り込んだ共同宣言が採択されました。 主催者挨拶をするB&G財団会長梶田功 |
地域コミュニティを再生したい
この「B&G全国サミット」は、B&G海洋センター所在自治体の市町村長・教育長が一堂に会し、情報交換と連携強化を図ることを目的に開催しています。 今回の会議は、「地域コミュニティの活性化を目指して−B&G財団の新たな取り組み―」をテーマに実施。海洋センターにキッズスペースを設け子育て世代の居場所づくりを支援する取り組みや、地域の活性化につながる避難所開設訓練など4カ所の自治体首長が事例発表を行い、参加者からは「それぞれの取り組みは大変興味深く、地元におけるコミュニティ再生の参考にしたい」などの感想が聞かれました。 4ヵ所の自治体が事例発表し、写真は「大学との連携事業やボランティアの活用で住民の活動が活発になった」と話す熊本県湯前町鶴田正已町長 また、ミャンマー国民和解担当日本政府代表に任命された日本財団の笹川陽平 会長による特別基調講演「ミャンマーの現状と将来」も実施。民間の支援活動を通じて政府と少数民族の和解に尽力し、民主的な総選挙が実現した経緯を紹介しながら、「政府の外交以外にも、私たちのような民間人が活動する場はたくさんある」と話されました。 地図を使ってミャンマー情勢を説明する日本財団笹川会長 会議の最後には、活発な活動を行っている優良海洋センターの表彰や、【海洋センターや海洋クラブを自慢】をテーマに今年度初めて実施した「2015B&GPR大賞」の表彰が行われました。 B&G PR大賞を総評する審査員長の岸ユキさん 気軽に集える海洋センターへ 全国の自治体で少子高齢化や人口減少などの影響により、地域コミュニティの希薄化が進んでいます。 そのようななか、B&G財団では、明るく活力ある地域社会の実現の支援として、「海洋センター」をこれまでのスポーツ振興の場に止まらず、子供や、お年寄り、障がいのある方など「誰もが気軽に集える場所」へとシフトしていく取り組みを、今年度より実施しています。(詳細はこちらから) 今後も自治体の皆さまと連携を強化し、海洋センター活性化に取り組んでいきます! 新たに災害時等における相互応援が盛り込まれた「第8回B&G全国サミット」共同宣言 |