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【B&G職員リレートーク】 あらためて「ブルーシー」と「グリーンランド」を想う [2015年12月08日(Tue)]
あらためて「ブルーシー」と「グリーンランド」を想う

B&G財団 事業部 岡田 聖一

okada.jpg

事業部で植樹教育事業を担当している岡田です。

関東では紅葉が遅れているようですが、この時期は最も多くの行楽客が山を訪れ、山の魅力を楽しむ季節でしょう。
色づいた広葉樹林の様々な色彩は、「美しく、豊かな自然」を感じさせてくれます。

また、紅葉の名所では、渓谷や湖、麓の湧水など「水の恵み」も たいてい対になっており、緑と水の深いつながりに気づかされます。

ですから、B&Gの「ブルーシー」と「グリーンランド」は、切っても切り離せない言葉なのだと、あらためて思います。

151208_岡田01.jpg
昨年度、大分県中津市では紅葉が始まる美しい湖畔で植樹祭が開催されました

本は読み漁ったけれど……

B&Gブログをご覧の皆さんなら「ブルーシー」には慣れ親しんでいて、海の環境や生物を大事に考えていることでしょう。

一方、「グリーンランド」については、紅葉見物や山行、林道ツーリング、キャンプなどを通して山を楽しみ、野鳥の声に心躍らせることはあっても、山や樹木の環境についてまで考える人は、そう多くないのではないのかなと思います(実は、まさに私のことです)。

そんな私が、今春から植樹教育事業を担当して早9ヵ月になりました。
異動後、さっそく植樹や森林問題の本、植物の図鑑・解説書などを20冊ほど読んでみましたが、個々の解説は覚えてもそれが実物の植物となかなか結びつきません。学生時代に覚えた英語のことわざ、「老犬は新しい芸を覚えるのが苦手」を苦々しく思い出していました。

151208_岡田02.jpg
新潟県胎内市で行った植樹祭の様子。
マツクイムシ被害で荒れた草地を整備して、新たに、その土地本来の常緑広葉樹の苗木を植えました



驚くべき体験の力!

ところが、2回の植樹研修、3ヵ所の植生調査、5ヵ所の植樹を体験するうちに、次第に植物を覚えていきました。釣り上げた魚や、プラモデルで作った戦艦を覚えるように、植物も実際に手で触れてみることが覚える秘訣のようです。

その証拠に、植樹祭に参加した子供たちは驚くほど早く、植物の名前や森と海の関係、縄の結び方やバケツでの水撒きといった、新しい知識、知恵を吸収していきます。

皆さんも、試しに小学生に「バケツで水撒き」をさせてみてください。「そんなこと……」と思われるでしょうが、ほとんどの子が上手にできません。そこで「子供の体力に合った水の量、バケツの持ち方、振り方」を教えると、すぐに上手にできるようになります。
「老犬にも、子供たちに伝えなければいけないことが残っている」ようです。

151208_岡田03.jpg
岡山県奈義町の植樹祭でバケツと格闘する子供たち。
何度もトライしながら上手に水を撒けるようになっていきました


ですから、B&G指導者の皆さんはもちろんのこと、海洋センター・クラブの関係者の皆さんや保護者の皆さんも、ブルーシー&グリーンランドの両方で子供たちにいろいろな体験の機会を作ってあげましょう!

2016年度B&G「海を守る植樹教育事業」の実施地は、今月から募集を開始いたします。次年度は、B&G「海を守る植樹教育事業」5ヵ年計画の最終年度です。私も今年の経験を活かして全力で事業をサポートいたしますので、実施に興味のある方は、お気軽にB&G財団事業部 植樹教育事業担当:岡田・仲田あて(Tel.03-6402-5313)にご連絡ください。



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