【B&G職員リレートーク】 海洋センター所在自治体から首長・副首長・教育長が大集結 [2015年11月25日(Wed)]
海洋センター所在自治体から首長・副首長・教育長が大集結
B&G財団 事業部 海洋センター・クラブ課 原田 文子 皆さん、こんにちは。 海洋センター・クラブ課の原田です。 今回は、年明けの1月26日(火)に開催する、第8回「B&G全国サミット」(日本財団助成事業)についてご紹介します。 B&G全国サミットはB&G財団事業における最も重要な会議に位置付けられており、年に一度、B&G海洋センター所在自治体の首長・副首長・教育長が一堂に会して情報交換と連携強化を図ります。昨年度は、海洋センター所在自治体の94.1%にあたる367自治体より、首長・副首長・教育長461名を含む769名の自治体関係者にご出席いただきました。 |
海洋センターを拠点に地域の活性化を 現在、多くの自治体が地域の活性化を目的とした、さまざまな取り組みを行っています。 B&G財団でも、地域の活性化をめざして海洋センターにスポーツ以外のコミュニティ機能を設け、日頃、海洋センターに足を運ばない方にも海洋センターをご利用いただけるように、今年度から「海洋センターを活用した地域コミュニティの再生に関するモデル事業」を実施しています。今回のサミットでも、地域の活性化につながる事例を紹介しますので、ぜひ各自治体三役の方々にご出席いただきたいと思います。 ネットワークを活かした交流事業 全国サミットは情報交換の場としても大いに役立てていただいており、サミットを縁に海洋センター所在自治体同士で新たな交流事業が生まれたり、災害時に助け合う防災協定が締結されたりするなどの例が多く見られます。 昨年度の全国サミットでも、北海道東神楽町と鹿児島県長島町の交流事業が事例発表で紹介されましたが、これは平成24年度の全国サミットで知り合った町長同士が意気投合して実現した事業です。南と北、異なるお互いの風土を生かして相互交流を深めていこうという主旨で企画され、まずは昨年の夏に北海道の内陸に位置する東神楽町の子供たちが、海のある長島町でホームステイをしながらさまざまな活動を体験しました。 このようなつながりこそ、全国規模のB&Gネットワークの強みではないかと思います。東神楽町と長島町が手を取り合ったように、近年は海洋センター所在自治体同士で子供たちを対象にした交流事業を実施する自治体が増えています。私は海洋センターがない地域で育ったので、こうした取り組みを本当にうらやましく思います。 全国サミットを縁に、長島町と東神楽町の子供たちが一緒になって楽しい夏休みを過ごしました 会議内容の充実に向けて さらに、昨年度は初の試みとして10年連続「特A評価」を獲得した5つの自治体の紹介ブースを会場のロビーに設置。それぞれの特産品等を展示したうえ、会議終了後の交流会では特産品の試食や試飲のコーナーを設けました。すると、青森県南部町では工藤町長とともに会場入りした「フルーツ娘」が特産品の大きなリンゴを周囲の方々に振る舞ってくださり、大好評でした。 参加いただいた首長からは、「うちの自治体もサミットでこのようにPRができるよう、海洋センターの充実を図り、評価を向上させたい」との感想をいただくことができたので、海洋センターの活性化のきっかけづくりにつなぐことができたのではないかと思います。 今年度も新しい取り組みについて検討していますが、将来的には全海洋センター所在自治体の特産物や特産品を紹介する「BGふるさとまつり」なども実施してみたいなと思っています(あくまでも個人的な夢ですが・・・)。 交流会の特産品ブースは大人気。 全国から769名もの自治体関係者が集っていたのですからPR効果は絶大だったようです! 青森県南部町では「フルーツ娘」も登場。 工藤町長とともに特産品のリンゴをPRしました 首長・副首長・教育長の理解がなければ 首長・副首長・教育長の理解がなければ、青少年の健全育成や地域住民のこころとからだの健康づくり、地域の活性化などといった財団事業を推進していくことはできません。こうしたB&G財団の取り組みについては、全国サミットに出席いただくことで理解が深まるのではないかと思います。ぜひとも、会議で紹介される事例や交流会などで得た情報などを地元に持って帰っていただき、少しでも地域の活性化に役立てていただければ幸いです。 今回の全国サミットに関しましては、先日お送りした事前通知とともに、別途、正式なご案内文書もお送りいたします。どうか自治体ご三役のスケジュール調整をよろしくお願いいたします。 前回同様、来年1月26日(火)に開催する第8回大会へのご参加も、よろしくお願いいたします! |