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【B&G職員リレートーク】 学校の先生をサポートしたい! [2015年11月04日(Wed)]
学校の先生をサポートしたい!

B&G財団 事業部 大関 真理子

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B&G財団ではご承知のとおり、毎年、都内の小学校において「B&G水辺の安全教室」を実施しています。

この教室は、海や川など自然環境下で活動する際の安全確保や自助能力の向上をねらいとしていますが、今後は都内に広く普及する方策として、B&G財団の指導スタッフの手を借りなくても、学校の先生方だけで実施できるよう、「教員研修」の充実を進めていきたいと考えています。




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テストケースとして、すでに2つの小学校の先生方を対象に「教員研修会」を実施しています。
財団HP【B&G職員リレートーク】 学校の先生が水辺の安全を学びました!をご覧ください

おろそかにできない水遊びの体験

「B&G水辺の安全教室」で小学生を指導しながら、いつも気になるのが「水嫌い」な子が必ずいることです。何とかしてあげたいと思うものの、割り当てていただく1、2時限の授業ではできることも限られ、全体の流れを止めない範囲でのサポートに留まります。

低学年ならまだしも、5、6年生になってから「水嫌い」を克服するのは年齢的にも厳しくなっていきます。私の弟も幼児期に海で嫌な思いをしてから大の水嫌いで、学校の授業では相当苦労し、苦痛も感じていたようです。

ちなみに小学校の「指導要領 体育編」を見ると、1、2年生では「水遊び」、3、4年生では「浮く・泳ぐ運動」、5、6年生では「水泳」と明記されており、低学年のうちに「水遊び」を通じて「水嫌い」をなくしたうえで、段階的に泳ぎを覚えていく指針が示されています。

私がインストラクターとしてB&G財団に採用された当時も、旧B&G東京海洋センターのプールで3歳児から水慣れを主体としたプログラムをメインに行っていて、水慣れができてから級別の泳法指導の教室に繋げていました。

要は、水の楽しさ、心地良さを知らずに泳法は身につかないのです。「水嫌い」の子を減らすためには、「泳げる」ことばかりにこだわらず、導入部分である「水遊び」の時間を充実させる努力も大切です。

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“水”って気持ち良くって、心地良くって楽しいんだけど……



学校との連携を深めたい

私は中学校保健体育の教員免許を取得した1人ですが、大学で水泳の単位を得た際は「100m個人メドレー」を所定のタイムで泳ぐ試験のみで、「水慣れ」や「浮く運動」などの指導法等を授業で教わったことは記憶に残っていません(何十年も前のことですが……)。教育実習も6月に行われるので、プールの清掃で実習は終了。水泳授業の指導案も作成せずに済みました。

つまり、私が「水慣れ」から「水泳」までのプロセスの大切さを学んだのは、大学を出てB&G財団に入ってからのことになります。そのため、実際に学校の水泳授業の現場で「水嫌い」の子と向き合い、何とか「水泳」ができるように指導を進めていかねばならない先生方の不安や苦労を察します。

現在、私はプライベートなサークル活動で小学校の体育館を利用していますが、21時過ぎに先生方が授業の準備をしている姿をよく見かけます。体育の授業内容を模造紙に書いて壁に貼り、同僚の先生方と指導法について議論をされている姿を見ると頭が下がります。

ですから、そのような多忙な時間を送る先生方に対して、限られた水泳の授業時間の中で「水慣れ」や「浮く運動」といった「水泳」以外の指導も行ってほしいとは、なかなか言えません。

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水が嫌いだと潜れない。「海や川に行きたいっ!」て思わないよね。
クラスに数人は必ずいる「水嫌い」


しかし、学習にしても運動にしても「できる」「できない」の二極化が顕著な現代において、苦手な子、嫌いな子を減らす努力は必要です。そのことを考え、現在、先生方が置かれている状況を鑑みれば、学校といえども民間団体や専門家等との連携が鍵を握るのではないかと思います。

ここで述べてきた「水嫌い」な子をなくす水泳授業においては、「B&G水辺の安全教室」を通じて十分な指導ノウハウを持つ私たちB&G財団が少なからずお手伝いできるのではないかと自負しています。

実際、今年の夏にはテストケースとして都内2カ所の小学校で「B&G水辺の安全教室」の指導内容を先生方に学んでいただきましが、来年度以降にはこうした活動を定着させて「水泳」に繋がる「水遊び」体験の大切さを広めていきたいと考えています。
 
学校が外部の団体と連携するにはハードルが高い部分もあるとは思いますが、B&G財団としては積極的に学校と連携し、子供たちに「水の楽しさ」「水の安全」を伝えるために、先生方をサポートする「教員研修」を積極的に展開していく所存です。

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「教員研修」を通して、先生方にも水の楽しさを知っていただきたい!



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