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【こうほう雑記帳】 地域ぐるみで子供たちを見守る [2015年10月30日(Fri)]
こうほう雑記帳
地域ぐるみで子供たちを見守る

B&G財団 広報課 鈴木 慶


「先生って子供だね!」
B&G財団に入職する前、学習塾に勤めていた25歳ぐらいのときのことでした。
授業後の教室で小6の生徒たちから「愛と金、どちらが大事か」とシビアな質問を受け、私は「愛でしょ!」と即答。すると、質問した女の子からそう返されてしまい、他の生徒からも「子供だ! 子供だ!」と言われながら笑われてしまいました。

当時の私には、小学生の授業が終わると中学生の授業に向けた準備が待っていましたが、勉強が終わったばかりの小学生たちにとっては他愛のない話をする息抜きの時間になっていました。そのため、私は仕事の合間にちょっと時間を取って小学生たちと気楽にコミュニケーションを取ることに嬉しさを感じていました。気楽に話せる「親以外の大人」になることで、子供たちの素直さに触れることができたからです。

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指導者養成研修の指導実習でも、子供たちと触れ合えたことが楽しかったです

大人と接する機会が減っている子供たち

さて、ここからは少し硬い話になります。2014年度の小学校のいじめ件数が12万件にのぼり、過去最多となったことが最近の新聞記事で報じられました。中学高校を合わせると18万件を超え、前年度よりも増えているとのこと。いじめの方法は陰湿なものが増え、SNSでの冷やかしやからかい、悪口などが特に多くなってきています。

こうした問題の背景には加害者の家庭環境の悪化があるのではないかと専門家は指摘しますが、私は子供が親以外の大人に相談できる地域環境が少なくなってきていることも大きな原因になっているのではないかと考えています。

ある調べによると、いじめを受けた生徒の8〜9割が学級担任に相談しているそうですが、その一方、数こそ僅かなものの誰にも相談していない(できない)子供も報告されています。親には話せない、先生にも話せない、そして親や先生に「大丈夫?」と聞かれても「大丈夫」としか答えられない子供が明らかに存在しているのです。

ですから、そのような子に手を差し伸べてくれる、親でもなく先生でもない大人が近くにいれば、悩みを相談しない(できない)子供の数は減ってくるのではないかと思います。

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B&G東京湾海洋体験アカデミー2015では、参加した子供たちが
親でも先生でもないスタッフと相談しながら体験発表会の準備を進めました



子供と大人のコミュニティ再生も考えたい

今年度から、B&G財団では「地域コミュニティの再生」事業に取り組んでいます。プール、体育館、艇庫からなるB&G海洋センターを、スポーツ施設としてだけでなく地域の住民が気軽に足を運べる交流の場に変改していくことが目的です。

この事業のモデル自治体となった北海道積丹町では、海洋センター体育館のロビーを改修してキッズスペースを設け(積丹町B&G海洋センター10月レポート)、地域で子育てに励むお母さんたちの交流の場として機能できるようにしました。聞けば、放課後の時間になると小学生も集まってワイワイと遊んでいるそうです。

「海洋センターのテレビなら大勢で見ることができるから、皆でサッカーを観よう」
「海洋センターにある大きい机で一緒に宿題をしよう」
こういった声がどんどん増えて、海洋センターが地域の憩いの場となり、地域の子供と大人がごく自然に接するコミュニティの拠点になってほしいと思います。

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北海道 積丹町B&G海洋センターのキッズスペースは地域の子供たちで賑わっています



良い大人は子供と笑う

子供と大人のコミュニティ拡大をめざすには、地域の大人の方々の協力が必要不可欠です。たとえば、小学生を対象とした学童保育や学習支援などを海洋センターで実施することも考えられるし、地域の大人からボランティアを募って小学生にいろいろな遊びを教える放課後クラブなどをつくっても楽しいと思います。

「海洋センターに行けば、近所の○○さんが勉強を教えてくれる」「△△さんが一緒にドッジボールをしてくれる」「□□さんは恋の相談なんかも聞いてくれる」、そんな子供と大人の交流を通じて、子供たちを地域で見守る環境を整えていきたいものです。

「悪い大人は、子供を笑う。良い大人は、子供と笑う」
私が学生の頃、カラオケのアルバイトで出会った先輩からいただいた言葉です。この言葉を忘れずに、これからも子供と大人が共に笑い合える事業を考え、その情報をどんどん発信していきたいと思います。

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全国のB&G海洋センターで開催している「B&Gチャレンジ」。
親子で参加し、地域で子供を見守る環境をつくりましょう!



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