山口県長門市の活動(2)育苗「苗木のポット移植」実施 [2015年07月03日(Fri)]
2015年6月20日(土)山口県長門市
PTA活動として実施! 6月20日(土)、昨年11月にどんぐりを拾い集めて蒔き付け作業を行った山口県長門市立日置小学校の児童が、この春に芽が出て葉が出た苗木をビニールポットへ移植しました。 参加したのは、昨年にどんぐりを拾って蒔いた日置小学校3年の児童24名と先生2名。そして、今回は3年生のPTA活動として行い、保護者34名も作業に加わりました。 PTA活動として行われたため、34名の保護者も手伝ってくれました |
6班に分かれて653本の苗木を移植!
参加者は6班に分かれ、各自に配布された「B&G植樹手帳」を見ながら、B&G植樹リーダー 河本洋人さんによるB&G財団の紹介と「海を守る植樹教育事業」の説明を受けました。 「B&G植樹手帳」を見ながら説明を受ける児童と保護者。みんな真剣です ポット植え替えの説明を行う、河本洋人B&G植樹リーダー ポット植替え作業開始、最後までやりとおせるかな・・・ 途中、飽きてきたらポットにメンディングテープを貼り、絵を描いて最後まで楽しく頑張りました 総数653本、無事に移植が完了! 植樹に向け、これからの管理に励みたい! PTA活動として行われた今回の育苗事業。親子の活動として、ポットに絵を描いたり、親子一緒の写真を思い出として配布したり、新聞を発行したりと、楽しいアイディアが一杯の活動となりました。 今後、苗の管理は小学校と海洋センターで行う予定ですが、何本植樹できる状態になるか管理をきちんと行わなければなりません。みなさん、これからもがんばってくださいね。 【参加者の感想】 ・どんぐりが根についていたので面白かった。 ・みんなでポット植替えができて楽しかった。 ・ポットに絵を描いたので楽しかった。 ・どんぐりの苗が大きくなるのが楽しみ。 【親子参加の感想】 3年1組 中澤 和希くん 〜たくさんのどんぐりのなえをうえたよ〜 今日、ぼくはクラスのともだちとお母さんたちと、たくさんのどんぐりをうえました。朝は雨がふっていたので、だいじょうぶかなとしんぱいでした。 でもとちゅうからあめもやんで、たくさんのどんぐりをうえることができました。たくさんうえたので、あせもいっぱいでました。4年生になったころには、今よりもっともっと大きくなっているとおもいます。今から楽しみです。 保護者 中澤 泉美 さん PTA活動〜どんぐりの移植を通して〜 今回は、親子あわせて約60名の参加者で活動しました。現在、小学3年生(8歳)の子ども達が将来大きくなって、一人、二人でも自然を守ることの大切さ、命の尊さを感じとってくれればと思い、この企画を提案しました。 はじめに、B&G海洋センター指導者、河本洋人さんの説明がありましたが、熱心に耳をかたむける子どもたちの姿に親である私も誇らしげにおもいました。普段、土にふれることの少ない保護者の方もおられ、笑顔の絶えない活動になりました。 泥だらけになった小さな手をみせては、「どんぐりはやく大きくならないかな〜」と嬉しそうに声をあげる姿を見ることもでき、とても貴重な体験をさせていただいたことに感謝しています。 児童と保護者一緒に個別写真も撮りました(中澤さん親子) 個別写真、集合写真を思い出(しおり)として配付しました(さすがPTAの活動!) 【B&G植樹リーダーの河本 洋人さんの感想】 今回、児童の保護者も一緒だったので、運営自体がスムーズに行えた。また、大人と子供が一緒に行う事で、良い思い出になったと思う。児童が飽きないようにスケジュールを組んだが、みなさん最後までしっかり行ってくれて安心した。しかし、これからが肝心で、予定された1年数カ月で植樹ができるほどの大きさになってくれるかどうか、少し不安でもある。 ※今回の活動後には、3年1組PTAクラス役員による「どんぐり新聞」が届きました。みなさんもご覧ください。 新聞の左下は、長門市出身で大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人、金子みすゞの詩です。 『どんぐり』金子みすゞ |