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B&G植樹リーダー研修会〜いのちを守る本物の森づくりを学ぶ〜 [2015年05月22日(Fri)]
5月14日(水)〜5月16日(土)の3日間、神奈川県平塚市の社会福祉法人 進和学園「しんわルネッサンス」にて、2015年度 海を守る植樹教育事業「B&G植樹リーダー研修会」を開催しました。

「青い海」と「緑の大地」を守ることを目的にB&G財団が進めている、海を守る植樹教育事業のリーダーを養成するこの研修会、今回は今年度に育苗や植樹を行う海洋センター・海洋クラブから25名が参加して植樹のノウハウを学びました。

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撮影時の掛け声は、「タブノキィ〜」!



森づくりの意義とは

5月14日の初日は、NPO国際ふるさとの森づくり協会 野 義武理事長と(公財)地球環境戦略研究機関国際生態学センター 林 寿則先生から、森の役割や効果、及びそれらの事例についてお話をしていただきました。
地球温暖化の原因である二酸化炭素を削減してくれる森ですが、それ以外にも、防火林、防潮林、土砂災害等の自然災害に対して有効な防災効果が得られます。森づくりを行うことは、森の力が私たちの命を守ってくれることにつながります。
横浜国立大学名誉教授で(公財)地球環境戦略研究機関国際生態学センター長の宮脇 昭博士はこの点に着目し、その土地本来の自然植生種を混植、密植することで短期間に安定した災害に強い森が育つ、“宮脇方式”と呼ばれる植樹法を提唱。これまでに国内外で4,000万本にも及ぶ植樹を実践しています。今回の研修でも、宮脇方式の植樹法を学びながら、森づくりを行うことの大切さを実感することができました。

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講演「いのちを守るふるさとの森づくり」
NPO国際ふるさとの森づくり協会 野理事長


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講義「森の力について(環境教育)」
(公財)地球環境戦略研究機関国際生態学センター 林先生


しんわルネッサンスでも、宮脇方式の植樹を行っており、9年目になる植樹林の見学も行いました。大人が林の中に入ることも困難なほど密集しており、その中たくましく育っている木を見て皆、驚きました。自然植生種は基本的に世話いらずとのことです。

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密集された植樹 成長ぶりに驚いています             幅1mのスペースにも植樹することが可能


その後、施設に戻って、本事業に助成をいただいている日本財団の枡方氏から、同財団が進めている植樹事業の紹介がありました。主に防災を目的とした植樹事業を進めており、今後は南海トラフ地震地域を重点に植樹を行っていきたいと語り、強い意気込みが感じられました。

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強い意気込みが感じられた枡方氏の事業紹介



森への理解を深め、植樹を実習

2日目は、今回の研修会のメインとなる、植樹を行う前の準備について実習。まず、林先生と森を歩きながら、地元の湘南平に生息している植物の特徴を聞いたり触れたりしながら森に対する理解を深めました。

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林先生の説明に聞き入る研修生


その後、進和学園の苗木を育てる施設「どんぐりハウス」で育苗を実習。苗箱づくりや育った苗をビニールポットに入れ替える作業を行いました。

150522_植樹リーダー08.jpg  150522_植樹リーダー09.jpg  左)箱に撒かれたどんぐり。このあと軽く押してどんぐりを真横にそろえる
右)苗が育ったら、優しくビニールポットに入れ替えよう             


育苗の実習が終わると、しんわルネッサンスに戻り、進和学園どんぐり隊長である藤川 浩児先生より、育苗方法についてお話していただきました。植樹できる苗かどうかの判断は根が土にしっかり絡みついているかがポイントです(よい苗はビニールポットから取り出しても土がこぼれません)。

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育苗の方法について語る進和学園の藤川先生


育苗に続いては、植樹をするための基盤づくりを実習。野理事長指導のもと、斜面に木杭を打ち付け、土留めのため木版を入れ、土地をほっこりと耕し、養土を入れ混ぜます。実際に行ってみると非常に大変な作業です。

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基盤整備のため、皆で土をほっこり耕します            養土も入れて、植樹の準備は整いました


この後、苗木に水をたっぷり染み込ませてから植えていき、最後に苗を風や乾燥から守るため、稲わらを敷くマルチングを行いました。重労働でしたが、植樹リーダーになるための意義ある経験でした。

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植樹の前に苗木の名前を3回復唱する習わしです            稲わらによるマルチングに励む皆さん    .


実習の後には、事例発表として、山口県周防大島町の平田 剛 植樹リーダーから、育苗の実施についてお話していただきました。どんぐり拾いから苗箱づくりまでの間のアイディア話、苦労話等、今後の参考になりました。

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事例発表「保育園・学校連携による苗づくり」を語る
山口県周防大島町の平田リーダー


最終日も前日に引き続き事例発表を行い、大分県中津市の山本 雄一 植樹リーダーからお話していただきました。山本リーダーの地元では場所探しに苦労されたそうですが、最終的には、既存の植樹活動「耶馬の森林づくり」に組み入れ、国の支援も利用して成功させたそうです。

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事例発表「耶馬の森林づくりにおける海を守る植樹教育事業」を語る大分県中津市の山本リーダー


研修の最後には、各海洋センター・海洋クラブで事前に地元で樹種を調査した内容について林先生からコメントをいただき、調査における木の種類の判別の難しさを改めて実感しました。

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調査についてコメントする林先生


研修会を終えて

すべての研修課程が終了し、参加者25名全員に研修の修了証と植樹リーダー証が交付されました。

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研修生代表として、熊本県長州町の田上 大さん(写真右)が修了証を授与しました


新しく植樹リーダーになった皆さんには、この研修会で学んだことを活かして、これからの活躍を期待しています!!

B&G財団広報課 山口 優
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