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液果の収集と蒔きつけ(2) 〜 タブノキ編 〜 [2014年08月12日(Tue)]
 宮脇方式の植樹で主木に位置づけられているタブノキなどは、ドングリなどの”堅果”とは違い、種子の周りに果肉状の果皮が付いている”液果”であり、他にシロダモ、ヤブニッケイもこの部類です。
 今回、これらの育苗方法を学ぶため、植樹リーダー研修会で協力いただいている(社福)進和学園の行うヤマモモ、タブノキの収集と蒔きつけを見学させていただきました。
 動画に収めましたので、ドングリとの違いを見てください。
 ご協力いただいた(社福)進和学園の皆様、ありがとうございました。


 第二回は、タブノキ編です。

液果の収集と蒔きつけ(2) 〜 タブノキ編 〜


 第一回のヤマモモ編は、こちらです。
 https://blog.canpan.info/bgdonguri/archive/216
液果の収集と蒔きつけ(1) 〜 ヤマモモ編 〜 [2014年08月04日(Mon)]
 宮脇方式の植樹で主木に位置づけられているタブノキなどは、ドングリなどの”堅果”とは違い、種子の周りに果肉状の果皮が付いている”液果”であり、他にシロダモ、ヤブニッケイもこの部類です。
 今回、これらの育苗方法を学ぶため、植樹リーダー研修会で協力いただいている(社福)進和学園の行うヤマモモ、タブノキの収集と蒔きつけを見学させていただきました。
 動画に収めましたので、ドングリとの違いを見てください。
 ご協力いただいた(社福)進和学園およびヤマモモ収集でお世話になった(社福)湘南の凪 えいむの皆様、ありがとうございました。


 第一回は、ヤマモモ編です。

液果の収集と蒔きつけ(1) 〜 ヤマモモ編 〜

どんぐり育苗キット [2013年11月08日(Fri)]
いつもB&G植樹ブログ「小さな苗木で大きな海を」をご覧いただき、ありがとうございます揺れるハート

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(ドングリ色々)

このブログを読んでいると、自分でもドングリを拾って苗木を育ててみたい!と思われる方もいらっしゃると思いますexclamation

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(鉢上げされた苗木たち)

そんな方々に朗報でするんるん

「B&G植樹リーダー研修会」でお世話になっている神奈川県平塚市の進和学園の「どんぐり育苗キット」があれば、誰でも気軽に育苗をスタートさせることができます手(チョキ)

興味を持たれた方は、トライされてみてはいががでしょうかexclamation&question

どんぐり育苗キット.jpg



次項有販売期間:11月下旬〜1月

次項有問合せ先:(株)研 進 (進和学園就業支援団体)
   TEL:0463−58−5267
   FAX:0463−58−2675

次項有その他:植樹用苗基金つきぴかぴか(新しい)
ドングリ採取ツアー(3)3日目 [2012年11月11日(Sun)]
いよいよ、最終日!ラストスパートをかけます。

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(ドングリ以外の実を採取)


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(シロダモは鳥の大好物)


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(サカキに非ずという意味のヒサカキ)


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(ヒサカキの実は黒々としていて…)


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(手袋をはめて採取したけれど、手が黒くなりました)


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(植物の説明をしてもらえるので楽しい)


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(縁起が良いと言われているユズリハ)


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(ユズリハの実は、まるでブルーベリーのよう)


3日目は、理事長の細川元首相や理事のロバート・キャンベルさん(東大教授)らも合流し、参加者全員で、アカガシを拾いました。他にも、楽天イーグルスのマスコットキャラクターのクラッチや奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の3名、植樹マン(「いのちの森を守る森の防潮堤」推進東北協議会 会長 日置道隆氏が考えたキャラクター)なども集結。

マスコミの取材も大変多く、注目度が高いことが伺えまするんるん

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(ドングリを集める細川理事長)


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(仙台ならではのキャラクターが集結!)


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(地球を守る植樹マンと一緒に)


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(細川理事長と一緒に)


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(閉会式での細川理事長あいさつ)


「10年という期限に区切って行っていく。ガレキを活かした防潮堤をつくることが国民運動となっていくよう願っています。今年はドングリ拾いからだが、来年は植樹も行っていきたい。まずはどこかに300〜500mのモデル地域をつくりたい」

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(みんなの力を合わせて拾ったドングリ)


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(3日間の合計数は、なんと104,566粒exclamation


3日間で拾ったどんぐりは、104,566粒。一人平均1,000粒拾ったことになります。おつかれさまでした。

ツアーに参加して感じたことは、このプロジェクトは世間からの注目度が高く、大きな可能性を持っているということです。自分たちが植物に親しみ、楽しみながらやっていることが、東北地方の支援につながるというのは、参加者としてもうれしいことだと思いました。

来年度は、B&G財団の「海を守る植樹教育事業」でも、苗木づくりを通して東北地方の支援を行えるように計画していきたいと、改めて決意を新たにしました。
ドングリ採取ツアー(2)2日目 [2012年11月10日(Sat)]
2日目は土曜日ということもあり、ボランティア数も増えました。

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(採取場所である神社の入口には見事に紅葉したモミジが!)


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(色々な種類の実を採取)


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(クマやリスの大好物!ミズナラのドングリ)


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(美しい名前のムラサキシキブ)


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(おもしろいくらい採取できる場所では、みんな夢中)


2日目は、バスの中で参加者の自己紹介の時間がありました。

月に2回のペースでコンスタントに東北支援ボランティアをされている方、所属するNPO(登米市に事務所有)で苗木づくりをしてみようと思い勉強するため参加した方、ラジオで宮脇先生の番組を聴講して参加した方、BSで細川元首相と宮脇先生が出演する番組を見て、細川さんに手紙を書いたところ、このドングリ採取ツアーの案内があって参加した方など、きっかけは様々ですが、東北地方のために何かをしたいという熱い思いを持った方ばかりでしたぴかぴか(新しい)

みんなで力を合わせてがんばるぞexclamationという気持ちが、よりいっそう強くなりました。

2日目は、どの班のスケジュールにも被災地視察が入っていました。

1班は閖上浜、2班は鳥の海・荒浜港・岩沼市植栽地、3班は花渕小浜港・七ヶ浜町、4班八重垣神社・県道38号線沿いを視察。

4班には、私を含めて3名が八重垣神社の植樹祭に参加しており、苗のその後の生育が気になっていたため運命的なものを感じました。

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(6月24日の植樹祭以来はじめて訪れた八重垣神社)


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(藤波宮司による説明)


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(防風ネットの背丈を超えるくらい大きく育った苗木たち)


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(苗木が大きく育っていることに感動るんるん


まだまだ、ガレキが多く残っている被災地。途中にごみ焼却場があり、モクモクと黒い煙が立ち上っていました。ガレキを燃やせばCO2を増やすことになりますが、盛り土の一部とすることができれば有効活用されます。

ガレキを活かした森の防潮堤実現のために、早く国の許可がおりるといいなと感じました。

2日目に拾った結果は下記のとおり。

1班:23,085粒
2班:11,085粒
3班:6,285粒
4班:20,114粒

昨日は、1番少なかった1班が、大逆転です!我が4班もがんばりましたぴかぴか(新しい)
ドングリ採取ツアー(1)1日目 [2012年11月09日(Fri)]
平成24年11月9日(金)〜11日(日)、宮城県仙台市を中心としたエリアで「ドングリ採取ツアー」が開催され、参加してきました。

これは、細川元首相が理事長、宮脇先生が副理事長を務める一般財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」が主催するもので、7月の設立後、初めての実施事業となりますexclamation

「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」とは、青森県〜福島県の太平洋岸に、幅30m〜100m、高さ10m〜15mの残土とガレキを利用したマウンドを築き、タブノキやカシ類、地域の草花からなる「ふるさとの木によるふるさとの森」300qをつくろうという壮大なプロジェクト。

これを実現するためには、森に植樹するポット苗9,000万本が必要となります。そこで、東北地方の「ふるさとの木」の種を集めようと企画されたのが今回のツアー!

北海道から沖縄まで全国各地から、のべ100名のボランティアが参加しました(3日間参加する人もいれば、1日のみの人もいる)。

参加者は、仙台駅もしくは輪王寺に集合。輪王寺の日置住職は「いのちを守る森の防潮堤」推進東北協議会の会長で、宮脇先生と共に東北地方のために奔走されています。

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(開会式と閉会式の会場となった輪王寺)


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(開会式の様子)


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(輪王寺 日置住職あいさつ)


「文明が発達して我々が失ったものは何かを考えていかないといけない。自然と共存していくしか生きていく方法はないことが震災ではっきりした。今日から3日間がんばって、みんなと共に社会をつくっていきたい」


開会式の後、4班に分けられ、担当エリアにバスで移動。

各班には、植物に詳しい母樹案内係がいまするんるん母樹案内係が、母樹となる木まで参加者を誘導して「このどんぐりを拾うように」と指示をしていたので、素人でも間違いなくドングリが拾えました。どこで拾った何の木のどんぐり(もしくは実)であるかをはっきりさせておくことが重要なようで、採取した場所毎に種類別に袋に入れていきます。

今回の母樹の選定にあたっては

@様々な木と一緒に生えている
A樹齢120〜130年を越えている 

ということを基準にしたそうです。120年以上前には車や鉄道がないので、限られた移動しかできず、遠くから来た種ではないと判断しました。

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(4班の母樹案内係は、とてもさわやかなエスペックミック(株)の野義智さん)


移動するバスの中で植物の説明があったりして、子どもから大人までみんなが楽しく参加していました。

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(これは何のどんぐり?)


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(なんと樹齢1,000年のシラカシがありましたexclamation×2


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(一粒も拾うことができない場所も・・・もうやだ〜(悲しい顔)


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(とある場所では、通りすがりの子ども達も一緒になって拾ってくれました)


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(たくさん拾えたシラカシとウラジロガシ)


採取する目標数は50,000粒exclamation班ごとに拾うドングリの数を競い合い、楽しみながら採取しました。班のメンバーで力を合わせて拾った結果は下記のとおり。

1班:1,714粒
2班:9,485粒
3班:6,573粒
4班:3,885粒

さて、明日は何粒拾えるかな?

羽根木公園どんぐり探検会 [2012年10月29日(Mon)]
平成24年10月28日(日)、東京都世田谷区にある羽根木公園で開催された「どんぐり探検会」に参加してきましたexclamation

このイベントはグリーンライン下北沢主催で、小田急線の地下化工事により、東北沢〜下北沢〜世田谷代田の路線跡地にできる公園に植える苗木を育てようと取り組んでいるものです。(協力:世田谷に植え隊)

地元のどんぐりから育てた苗木をみんなで植えることを夢見て、実現に向けて世田谷区に働きかけをしています。

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(グリーンライン下北沢の関橋さん説明)


あいにくの雨模様でしたが、40名弱の参加者が集まり、落ちているどんぐりを拾ったり、公園内の樹木を観察したりしました雨

観察会の講師を務めてくださったのは、 (公財)地球環境戦略研究機関国際生態学センター研究員の矢ヶ崎朋樹先生でするんるん

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(話上手で、参加者の質問に何でも答えてくれるすごい先生)


雨が強く降ってきたので、自然の傘を提供してくれるスダジイの木の下へ!

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(スダジイのおかげで傘をささなくても大丈夫)


「スダジイのどんぐりは、生で食べてもフライパンで炒って食べてもおいしいよ」「スダジイの木はシイタケを育てる原木として使われるんだ」「樹皮はシワシワなのが特徴」「タンニンという成分を含んでいて病気にならないようにしているよ」など、木を身近に感じられるエピソードをたくさん教えてくれました。スダジイは私達の暮らしに密着しているもののようです。

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(フリップボードでわかりやすく説明)


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(地面に落ちているどんぐり)


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(雨にも負けずに一生懸命どんぐりを拾い集める参加者)


公園内には、世田谷の木であるケヤキもありました。

ケヤキは高さが20m以上になる落葉高木です。実を枝葉ごと落下させるというおもしろい特徴があります。葉っぱのつき方によって、ヘリコプターのように回転したり、グライダーのように飛んでいったりします。遠くに種を運ぶためのケヤキの戦略なんですって!

夏は葉が生茂って日がけをつくってくれて、冬は落下して日当たりを良くしてくれるので、ケヤキは街路樹として人気があります。

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(葉っぱの根元についている黒胡椒みたいなのが実です)


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(団扇のように枝を広げる特徴があります)


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(樹皮がウロコ状にはげていきます)


観察会の後は、いよいよ、どんぐりの蒔きつけですグッド(上向き矢印)

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(ポットに土を入れて・・・)


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(拾ったどんぐりを水に入れて、沈んだものだけを蒔き付けていきます)


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(自然にどんぐりが落ちているように、どんぐりは横に置きます)


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(ほっこら土をかけた後、乾燥防止にワラをかけます)


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(たっぷりお水をあげたら出来上がり!)


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(愛情込めて蒔き付けます揺れるハート


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(「おっきくおっきく、なぁれ〜」と一生懸命に祈る親子ぴかぴか(新しい)


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(みんなで、世田谷に植える苗木を育てるぞ〜exclamation×2


少し寒かったけれど、とても楽しい時間でした。自分で拾ったどんぐりを蒔き付けて、おうちに持って帰り、それぞれで育てていきます。