11月23日(金)の勤労感謝の日、岡山県美作市で“ドングリの蒔きつけ”が行われ、地元の小中学生など80名が参加しました。
美作市では、毎年、子どもからお年よりまでが楽しめる「スポーツフェスティバル」を開催しており、このフェスティバルの一環として今回の“育苗”活動が行われました。
これは、フェスティバルに参加する大勢の子どもたちに、まず“ドングリの蒔きつけ”を体験してもらい「海を守る植樹教育事業」への関心を高めようと、美作市B&G海洋センターが企画したものです。
当日は、高校生のボランティア6名と体育協会からのボランティア1名がスタッフとして協力。「ウラジロガシ」1,200粒、「スダジイ」800粒を中心に「ヤブツバキ」や「マテバシイ」「クヌギ」などのドングリや種など合計2,400粒を、育苗箱5箱、セルトレイ22箱に蒔きつけました。
この“ドングリの蒔きつけ”には、フェスティバルに参加した小中学生をはじめ、教育委員長や市議会議員、さらには、女子サッカー“なでしこジャパン”のキャプテン宮間選手が所属するクラブ「岡山湯郷Belle」の選手も参加して、にぎやかな活動となりました。
また、ドングリの蒔きつけ終了後には、水に浮いた不要のドングリを使って、ドングリのコマづくりなども体験するなど、子どもたちにとっても、楽しい一日となったようです。
ボランティアの皆さんが“育苗箱への培養土入れ”や“育苗箱ごとに植えるドングリの準備”をしてくれました
フェスティバルに参加した子どもたちみんなでドングリを植えました
「岡山湯郷Belle」の選手も参加者の親子と一緒に“ドングリの蒔きつけ”をしてくれました
左:酒井 望選手 右:水島 久美選手
”ドングリの蒔きつけ”が終わったところで、記念撮影です。みんなの笑顔がすてきですね
蒔き付けに使わなかったドングリを使って、”ドングリのコマ”をつくって遊びました
スタッフのみなさんです。今日一日お疲れ様でした
【参加者の感想】普段の生活では出来ない時間が過ごせました
ドングリ(木)を植えることで海(水)がきれいになると聞いてびっくりした
ドングリにいろんな種類があることに驚いた
楽しかった。またやりたい
【B&G植樹リーダー岡田二郎さんの感想】沢山の方に参加していただき、予定より早く終了することが出来ました。育苗だけでなく植樹などを含め、この事業に関するパネル等も準備しPRすることが出来れば良かったと反省しています。また、今年は天候の関係で、樹種によってドングリが落ちる時期がかなり長期間となり、保管に苦慮しました。ドングリの蒔きつけに要する時間も予定より早く終了してしまうなど、今後の参考になりました。