高知県津野町の活動(6) 育苗活動「植樹授業」 開催 [2015年01月08日(Thu)]
津野町では、平成26年10月24日(金)に地元3小学校の児童と先生方など75名が参加して「植樹祭」(ブログ掲載10月29日)が開催され、植樹祭に参加した子供たちの「感想文」(ブログ掲載11月14日)も寄せられました。 また、この「植樹祭」の開催にあたっては、子供たちの事前学習として、“木の果たす役割” や “なぜ植樹を行うのか”などを学ぶ学校教室での「授業」も行われました。今回は、この「授業」についてご紹介します。 事前授業が行われた小学校は、津野町立の葉山小学校と中央小学校の2校で、4年生の児童を対象にそれぞれ、10月16日(木)と20日(月)に開催され、児童と担任の先生など合わせて36名が参加しました。 「植樹授業」の先生はB&G植樹リーダーの 大崎 あや さんです。この日のために、用意した手作りの図・資料と、B&G財団が制作した“植樹映像”を基に、子供たちに質問をしながらの“参加型の授業”が行われました。 授業中、子共たちは、皆、熱心に話を聞いてくれたそうです。子供たちへ問いかけた際に、少し迷いながらも一生懸命に答えてくれた姿が印象的だったそうです。 11月にご紹介した「植樹祭の感想文」には、”植樹の大切さ”などが子供たちの素直な言葉で表現されていました。こうした“事前学習”による効果が表れたのでしょう。 「植樹教育事業」に取り組まれている全国の自治体の皆さんも、ぜひ、参考にしていただければと思います。 B&G植樹リーダー 大崎 さんのお話を熱心に聞く子供たち(葉山小学校) B&G財団が制作した「植樹映像」に見入る子供たち(中央小学校) 自然のサイクルについて、手作りの図を使って説明しました 説明を聞くうちに興味が出て来たようで、子供たちの表情も真剣でした 【児童の感想】 ➤木を植えることが海を守ることにつながるということを初めて知った ➤木の役割を知ることができた。植樹祭を頑張りたい ➤大人になった時に、大きな木に成長しているようにお世話を頑張りたい 【B&G植樹リーダー 大崎 あや さんの感想】 授業形式だったので、子供たちに興味を持ってもらえるか不安であったが、非常に熱心に聞いてくれたので安心した。木の果たす役割や植樹の意義について、ほとんどの子供が知らなかったので、やはり事前学習は必要であると感じた。 |