愛媛県久万高原町では、11月1日(金)に今年初めての「育苗」活動として、明神幼稚園・小学校の園児と児童による“ドングリ拾い”が行われました
久万高原町は標高が高く、松山空港から移動したのですが、松山と比較して5度〜6度は低いように感じました
当日は明神小学校の1、2年生10名と明神幼稚園生6名が参加して町内のゴルフ場「久万カントリークラブ」でどんぐり拾いを行いました。
出発前には浦辻校長先生からお話がありました。
ドングリのどこから芽が出るか、手作りの芽でわかりやすく説明をしてくださいました。
さて、いよいよ出発!徒歩で片道約20分です。
道中も浦辻先生から植物についての説明を聞き、勉強しながら移動しました。
久万カントリークラブ
に到着。
今回のドングリ拾いにご協力いただいた久万カントリークラブの山之内さん(左)と常藤さん(右)にご挨拶。
本来ならとっくに清掃してドングリはなくなってしまうところ、明神小学校のために、清掃をしないで待っていてくださいました
いざ、歩を進めると、あるわ、あるわ。
たくさんのドングリたちに子ども達も大興奮。
必死に拾っていました。(担任の先生も夢中になって拾っている姿が印象的でした。)
最初は側道で拾いましたが、いよいよ9番ホール(Par4)のフェアウェイへ移動します。
徐々に日が差してきて、芝生の緑と青空と気持ちの良いコントラストです。
写真中央の男性が小野さんです。
広い空間に子ども達は思わず運動会・・・。元気です。
先日行われた運動会のことも話してくれました。
浦辻先生の「今から一人100個拾うこと!」とのお題がでましたので、大きな声で数を数えながらみんなで拾いました。
恐らく一人200個は拾ったのではないでしょうか
大収穫でドングリ拾いは終了しました。
このあとは、ドングリを30時間程度水につけて、良いドングリの仕分けをしたのち、蒔きつけ作業を行います。
これからもずっと、ずっとドングリ、苗を育てて一緒に成長してくださいね
さて、久万高原町は「林業の町」として栄えてきました。
町内の学校の校舎は木造です。机やイスも木でできています。
中でも印象深かったのは久万中学校の体育館です。
圧倒されました。
材料の木材は町内の林業の方から寄贈いただいて建築されたそうです。
久万高原町では木のあたたかさに触れることができました。
様々な木がそれぞれの目的で育てられることは必要なことだと思います。
最後に久万高原町の海洋センター所長である、今年度の植樹リーダーの小野さん
大変お世話になりました。久万高原町の中での小野さんの存在感を肌で感じた2日間でした。
これからも、益々のご活躍を期待しております
なお、11/5(火)には同町内の面河小学校、幼稚園でもドングリ拾いが行われ、やはり大収穫だったそうです
面河小は石鎚山の裾野に広がる国指定の名勝、面河渓(おもごけい) のある地区です。
(今度行ってみたい場所です
)