今年度の3ヵ所目の植樹祭は、岩手県奥州市で平成25年9月7日(土)に開催されます。
植樹祭に先立ち、平成25年7月8日〜10日、植樹予定地の確認と、その土地本来の樹種を調べ植樹する苗を決めるための植生調査を行いました。
今回も(公財)地球環境戦略研究機関 国際生態学センターの林研究員と植樹予定地の周辺、町内、周辺市町村まで、14ヵ所回ってきました。
初めての植生調査で林先生について行くのに必死でした・・・
まずはイオン奥州市前沢店。
ご存知、イオングループさんは宮脇方式の植樹を以前から取り組まれていまして、こちらのイオンさんも平成7年に店舗周囲に植樹をされておりました。
年数が経っているわりには成長が今一つ・・・土の質が原因かしら。
次に植樹地。
実はこちらの奥州市ではこれまでに5回の植樹祭を実施しておりまして、ベテランなところです。
宮脇先生も数回足を運ばれています。
ここは「奥州万年の森」。市が購入された敷地です。
5年前の植樹から昨年度の植樹まで、1年ごとの様子がわかり、大変参考となりました。
まずは昨年度。1年生です。
そしてこちらは5年前。
一部の樹種(ミズナラ・コナラ)はウサギさんに噛み切られ、ほとんど成長していない状況でした
こちらは今年度植樹を行う一画です。なんと1ha。
これから基盤整備を行い、準備を進めてまいります。
これだけの敷地になると基盤整備には経費もかかります。財団からの補助金だけでなく、市の予算も使っての実施となります。
地質は粘土質であるため、バーク堆肥を混ぜて対応することとなりました。
東北地方の皆さん。ぜひ足を運んでください!
お待ちしてます
追伸:植樹リーダーの及川さんはふくろうが大好きな元高校の生物の先生です。とても樹に詳しく、そして熱意のある方です
樹に夢中で林先生と植樹リーダーの及川さんのお顔の写真が1枚もありませんでした。
申し訳ございません。小さな横顔で許してください
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