B&G財団では今年度の責任者会議において、優良海洋クラブを表彰させていただきました。
中でも、会議出席者の皆様よりクラブの事例発表内容がとても参考となった旨の感想をいただきました。
そこで、会議当日には発表されなかった、優良海洋クラブの事例を当ブログにてご紹介いたします〓
B&G神埼海洋クラブ
(B&Gかんざきかいようくらぶ)
佐賀県神埼市 昭和56年7月22日開設
クラブ種別:海洋センター

クラブ員によるカヌー教室
神埼海洋クラブは、カヌー競技を主体として活動しており、地元の中学生・高校生を中心にスプリント競技を主に練習しています。
また、高校卒業後の大学生、社会人については、カヌーポロチームを結成し、競技の参加や大会の開催を行っています。
一般のクラブ員については、自身の活動のほかに、海洋センターにカヌー体験に来る小学生たちへの指導も行っており、行政(海洋センター)と一体となって競技や水辺の安全についての普及活動を行っています。
この他に体育館競技(ソフトバレーボール)も行っており、日頃の練習や海洋クラブ以外のチームも参加する大会(リーグ戦)を開催しています。
クラブの方針は「来る者は拒まず、楽しく海レクや陸レクを体験してもらい、競技の底辺を拡大し、競技力を向上していく」ことです。
◆クラブ員の募集会員の募集は、市のホームページや市広報で行っていますが、ほとんどは、夏に開催するカヌー教室やソフトバレーボール大会に参加する人たちが、その魅力を体験し入会しています。

クラブ員の安全講習会
◆指導者の確保クラブ員の経験者が指導を行っております。
また、カヌー教室については、クラブ員及び海洋センターのADインストラクターが行っております。
◆運営資金の確保運営資金は会費収入です。
ただし、中学生・高校生のカヌー競技者のみ部活としても活動していることから、別に会計を持ち、部費を徴収されています。
また、大会の開催に係る費用については、B&G財団からの活動助成制度を活用させていただいており、大変ありがたく思っています。
◆特色のある活動カヌーポロ大会(水の安全教室を含む)
毎年4月末、神埼市B&G海洋センターで、全国(特に九州)のカヌーポロ愛好者を対象にカヌーポロ大会を開催しています
反 応:
カヌーポロ競技については、九州内では大会等がほとんどなく、九州外への遠征になると費用もかかることから、好評を得ている大会です。
特に珍しい競技でもあることから、地元の子どもたちにとっても妙技あり、迫力ありでギャラリーも年々増えてきています。

迫力!カヌーポロ
◆活動で注意、心がけているところ事故ゼロを特に注意しています。
その中でも、海レクについては中学生・高校生のクラブ員がいることから、「指導者が来るまでは絶対に水面に出ない」「ライフジャケットの着用」を徹底しています。
◆活用しているB&G財団主催・支援事業毎年4月末に開催しているカヌーポロ大会で活動助成事業を活用させていただいています。
九州内で、カヌーポロ大会の開催は少なく、九州外での大会に参加するには、艇の運搬など多くの費用がかかることから、他県の参加者からは特に喜ばれている大会となっております。
また、大会開催に必要なヘルメットやボールなど自主財源ではなかなか整備できない用具なども準備することができ、安全に大会を開催することができるようになりました。

ヘルメット、ライフジャケットを丁寧に洗っています
◆地域とのかかわり活動の拠点が地元海洋センターであることから、海洋センターで開催されるカヌー教室などに指導者として参加し、地元の子どもたちにカヌー競技の魅力を伝えたり、水辺の安全について一緒に勉強したりしています。
◆活動を通して見るクラブ員の成長、周囲の反応歴史あるクラブであることから、過去の先輩クラブ員たちの実績や伝統をしっかりと引き継いで活動をしています。
特に「道具を大切にすること」と「あいさつをすること」を徹底されており、厳しい時と楽しい時のメリハリがきちんとしています。
中学生・高校生が大会の時は、みんなで応援に行ったり、地元で大会の時は、ほとんどのクラブ員が手伝いに来たりしています。
このつながりが、社会人になってもなおクラブ員として活動を続けることができる原動力となっていると感じます。

お互いに助け合い、絆を深めているクラブ員