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2012年12月13日

【活動報告】第2回ワークショップ(ブラジル友の会)

 こんにちは。東海ろうきんの小松です。

 本日のしんきん&ろうきんプロボノプロジェクト第2回ワークショップには、ゲストにコミュニティ・ユース・バンクmomoの融資先である、ブラジル友の会のマルセロさん、アドバイザーに大ナゴヤ大学の加藤さんをお招きしました。
 今回のワークショップで解決する組織課題は、あるべき組織の経営と現場のバランスについて、当日は17名のプロボノワーカーが集まりました!

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 冒頭、ブラジル友の会の活動紹介VTRを見て外国人労働者とその家族がどのような現状にあり、どのような問題を抱えているのかについて共有しました。両親の職場は外国人労働者による日本語のないコミュニティである一方、その子供は日本語のみのコミュニティで育ち、親子間のコミュニケーションが不足している問題や、子供が学校の授業についていけない問題等…このような問題が身近にあることに衝撃を受けました。
 また、マルセロさんよりブラジル友の会の抱える課題、特にリーマン・ショック以降に発生した問題、そして現在の思い、今後のビジョンやビジネスモデルについてお話いただきました。

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 現状認識と組織課題を共有した後に、2段階でワールドカフェに臨みました。
 @トップと現場のより良い関係は?
 Aそのより良い関係はどうしたら築けるか?
 マルセロさんとプロボノワーカーが課題・問題の真因を考え、意見を出し合いました。

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 このワークショップを通して感じたことは、「課題解決には適正な規模があり、規模を大きくすることが必ずしも解決に繋がることではない」ということでした。

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 今回はブラジル友の会さんにご協力いただきましたが、本プロジェクトは多くの方の支援の下進められています。私たちの役割は本プロジェクトをどのように社会に還元していくのかを考え、育てていくことなんだと、改めて感じた2時間でした。
 マルセロさん、加藤さんありがとうございました。
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