うるまーあやはし通信NO8[2006年06月21日(水)]
沖縄で開かれた二つの全国集会
去る6月17日、沖縄県で障害者自立支援法をめぐって二つの全国集会が開かれた。
一つは、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた、県重症心身障害児(者)を守る会など三団体が主催した第43回重症心身障害児(者)を守る全国大会であり、約900名が参加したという。この大会では、厚生労働省の藤木則夫障害福祉課長らが「支援法は改悪だという声があるが、前向きに捉えて欲しい。意見を踏まえ数年後には改悪だといわれないようにしていきたい】と強調した。
他方もう一つの集会は、那覇市民会館で開かれた「第13回ピープルファースト in 沖縄」(同実行委員会主催)で、ここには約500名が参加したという。この集会では、参加した殆どが障害者自立支援法に反対し、これは【障害のない人だけで勝手に決められた法律」であり、【自立支援法は、自立生活破壊法だ】と非難、不満が続出したという。
私は当初後者の集会のことを知らず、前者の集会に参加しようと考えていたが、しかしあいにく時間の都合が付かず、いけなかった。しかし、翌日の新聞で、まったく相反する自立支援法の評価をめぐる二つの集会のことを知り、とてもびっくりした。自分の勉強不足、認識不足を痛感させられた。
それにしても、確かに最近の障害者をめぐる政府の対応は、多くの障害者に厳しい政策を次々と繰り出しているように見える。つい先日も、沖縄県が、障害者の入院食費補助を打ち切るという決定を出し、各市町村もこれを認め、さらに市町村分の補助分も削るという方針を右へならえ方式で決定する動きにあることが、新聞で報道された。これを見たとき、政府や議員たちは、本当に障害者の現実を見つめ、認識しているか?という疑問がわく。もっと障害者の現実に降り立って議論し、政策を作って欲しいと多くの障害者は考えていると思う。
Posted by 佐久田盛徳 at 16:38 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)



