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「セミダブルベッド」は正しくは一人用です。 [2018年02月22日(Thu)]
今日はしょうもない系の話のブログです。

先日、とある飲み会で某NPOの代表の方から「お前と竹田、二人で旅行行ってこい」と言われました。(経緯を書くと長くなるので割愛します。ただ、某NPOの代表のお言葉を借りるなら「二人で見てる風景を揃えろ」ということです。)

某NPOの代表が今まで貯めてこられた「ピーチポイント」なるものを、大変ありがたいことに僕らのために使っていただけるらしく、その話を聞いた時はテンションが上がりました。

ただ、昨日その旅行に関するライングループが作られたのですが、僕らが想定した旅行とは大きくかけ離れたものになる危険性が・・・

やり取りの一部をご紹介。

「畳1畳半のシングルの部屋にぶち込みますね」

「セミダブルベッドを(2人で)お好きに使ってください」

「(2人でセミダブルが嫌なら)1人は床かユニットバスで」

※ご存知の方はご存知だと思いますが、セミダブルベッドに大人の男2人は結構、いや、かなりきついです。

※ちなみになぜこんなやり取りがあるかというと、「未来日記」のように企画された内容に従って僕らが旅行することになったからです

竹田と2人で「この旅行、一気に不安になってきたな・・・」と今から戦々恐々としています。

どうか、平和な旅行となりますように。
Posted by 渡 剛 at 17:27
大学生インタビュー第1弾(金井真希さん)〜後編〜 [2018年02月21日(Wed)]
あっとすくーるで活動している大学生にインタビュー!今回は第1弾の金井真希さんへのインタビューの後編です。前編はこちら

「自分で考えていいことなんだっていう経験をしてほしい」

渡:逆に、子どもとの距離感ですごい悩むこととかある?距離感悩みすぎて、失敗したなって思うこととか。

金:特に受験生受け持ってる講師さんだと、宿題出す量も多少増えたりするじゃないですか。でも例えば、宿題やってこなかったりしたときに厳しいこと言えなくて。厳しいことを言わないといけないわけじゃないんですけど、「次はやってこなきゃ」って生徒が思ってくれる方に持っていけなくて。

そういうことを言ったらもしかしたら子どもから「ムカつく〜」って思われるかもしれないんですけど、後々力になってたのかなとは思います。

金井さんインタビューG.jpg

渡:なるほど。

金:自分の話をすると、高校時代にめっちゃ厳しい担任の先生に教わってたんですよ。本当に怖かったんですよ。自分はその人のおかげでここまで受験勉強頑張れたなって思うんです。

高校卒業して大学に入って、その先生がいなくなった瞬間に気がついたことがあって。当時の自分は、自分のために勉強してたっていうより、その先生が怖いから勉強してたなって。

だから子どもと関わるときは、進路とかも全部そうですけど、自分で考えるようにしてほしいなって。逆に、自分で考えていいことなんだっていう経験をしてほしいなって思ってます。

渡:確かにな〜。これさ、子どもの意思を尊重する、とか、子どもの主体性みたいな話になってくると思うんです。そこってやっぱ難しいじゃないですか。

特にうちが難しいなって思うのは塾って形で授業料をいただいてる。もちろん、通ってる子どもの多くは勉強がそんなに得意じゃなかったり、いろんなモヤモヤ抱えてる子たちが多いから、できるだけ俺たちもそこの悩みに寄り添いたいと思うのよ。そこがクリアにならないと、勉強やろうなんて意欲は湧き上がってこないからさ。

でも、それで成績が上がらなかったらさ、例えば塾辞めさせられちゃうじゃん子どもたちは。自分も現場に入ってるときその葛藤って抱えてたんだけど、金井さんはどう?

金:そこは渡さんはどう考えてるんですか?(笑)

金井さんインタビューD.jpg

渡:あれ、インタビュアー交代?(笑)じゃあちょっとだけしゃべろうかな。

色々やって思ったのは、保護者さんを味方につけるっていうのがすごく大事だと思ってる。保護者さんとも、子どもと同じくらいコミュニケーションを取らないといけないなって。

この間いろんな保護者さんと話してきて思うのは、保護者さんはまず心配なんよね。ものすごい心配なんだけど、例えばひとり親家庭だと仕事が忙しくて、なかなか子どものことを知ろうと思っても話す時間なかったりする。そうなったら、結果でしか子どものことわかんないんだよね。テストの結果だったり、通知表とか結果でしかわかんない。その中で判断をしないといけないっていう。

結果ももちろん大事なんだけど、結果以外の判断基準を俺たちも与えられてない。結果はこうだったんですけど、今回はこんな風に頑張ったんですよって話ができたり、テスト前に勉強できなかった理由に実はこういう悩みがあるって本人から出てきてたんです、みたいな話がもうちょっとできてれば、保護者さんも全然違うんじゃないかなって。

いや、ちゃうねん、俺へのインタビューじゃないから!(笑)ちょっと再び聞き手に戻りますけど、金井さんがうちに関わってきた中で「あ〜嬉しかったな」って思ったことって何ですか?

「先生と会うのをすごい楽しみにしてるんです」

金:派遣で関わる子どもも塾で関わる子どももそうなんですけど、本人からとか、もしくはお母さんを通じて「先生と会うのをすごい楽しみにしてるんです」って言ってくれたりすることがあるんです。

勉強という面では良く分かんないんですけど、少しでも相手が自分を必要としてくれてるのかなとか思えた時っていうのは、やっぱり嬉しいですよね。

渡:いい話やなぁ。ちょっとまたしゃべってもいい?(笑)ここ塾じゃないですか。塾だから、もちろん成績を伸ばしたいって親なり子どもなりの思いがあってみんな来てると思うんです。

でも今金井さんが言ってくれたように、成績じゃないところに喜びを感じてくれてる親御さんとか子どもって結構いるのよ。ここから質問なんですけど、金井さんから見て、何が子どもたちから求められてると思いますか?

金:ん〜、個人的な意見ですけど、自分の味方であってくれることかなって。そこの信頼を裏切られたくないというか。

例えば、これは自分が親に対して思ってることなんですけど、自分の人生ってわかってるんだけど、ある意味親って絶対的存在っていうか。自分の決めたことに対してあーだこーだ言われることを、「自分の人生だから自分の好きにする。何言われても知ったこっちゃない。」って割り切れないからムカついたりイライラするわけで。

でもだからこそどんなことがあっても応援してほしいって親に思ってるんです、自分は。

金井さんインタビュー10.jpg

渡:親は影響力あるよね、確かに。極端な話、親に「大学に行くな」って言われたら「大学行きたい」って言いづらくなるもんね。もしかしたら、行きたくても諦めないといけないかもしれないし。

金:そうなんです。私は、年齢が近いからこそできる役割があると思うし、年齢が近いからこそ築ける関係っていうのがあると思うんです。その役割とか関係っていうのが、味方であることかなと。

渡:ほんまにええこと言うなぁ。本当手前味噌だけど、うちの学生すごいわ(笑)

さらに質問なんですが、大学生に俺が直接研修をすると、だいたい感想に書かれることがあるんです。それが何かって言うと。「自分はひとり親家庭じゃないので、そこまで子どもたちのことを理解できるのか不安になりました」とか「自分が関わっていいのか不安になりました」っていう内容なんです。学生に不安を与える最悪な研修をやるっていう悪魔みたいな代表なんですけど(笑)。

別にひとり親家庭の子どもだけがうちの事業を利用しているわけではないけれども、団体としてはそういう家庭の子どもたちを中心に支えていきたいっていう思いがあって。創業メンバーというか、中心メンバーの俺とか、竹田とか、小倉が当事者ってなった時に、「自分ひとり親家庭じゃないけど大丈夫かな?」って思ったこと、一度もないですか?

か:子どもと関わっていて「この子、ひとり親家庭の子なんだよな〜」ってあんまり思ったことないんですよね。でも、例えば講師と子どもでひとり親家庭の悩みみたいな話をしていたら、その中に自分が入っても何も話せないよなぁっていうのはあります。でも、そこまで気にしたことないです(笑)

金井さんインタビューE.jpg

渡:よかった。これはいろんな大学生が勇気湧くわ(笑)以前千里中央で保護者向けのセミナーやったときにさ、金井さんに来てもらって自分の生い立ちとか、どんな家庭で育ったかっていうことをしゃべってもらったじゃないですか。細かいところはわかんないけど、話を聞く限り良いご家族で育たれたなって思ったんです。

そんな金井さんがうちで子どもたちと関わってて、「マジで!?そんなことあんの?」みたいなことってある?今まで自分が生きてきた世界の中ではありえないことが目の前で起きてるみたいな。

「日常を一緒に経験する、っていいかもしれないですね」

金:あ〜、あります。自分が感じたことのない経験めちゃくちゃしてるなって。

渡:例えば?

金:お母さんが「うるさい!」って子どもに言ってくるとか。あと、自分は家に帰ってお母さんがいないってことを経験した事がない家なんで。自分が見てる子どもたちにとってのお母さんと、自分が想定しているお母さんっていうのが違うのかなと。

渡:全然違う子ども達に関わっていくってことに対する戸惑いってあるよね。逆に、だからこそやりがいあるなって思う部分もあると思うけど。特に、将来教師を志しているのであれば、自分の経験ではわからないからこそ今こうやって子どもたちと関わる中で学んでいこうみたいなね。

金:最初に研修受けるじゃないですか。その時の理解として、自分がお母さんとかにしてきてもらったことに近い存在になる事が結構コンセプトっていうのがあったと思うんです。

渡:あ〜それあれだね。特別なことが必要なんじゃなくて、みんなにとって当たり前のことが当たり前じゃない子がいるんですって話だよね。自分にとっての当たり前が、どうやったらこの子に作れるんだろうみたいなのはちょっと一回考えてみてほしいなっていうのは確かに言うね。
あれでしょ、金井さんの家庭だとご飯は家族みんなで食べるのが当たり前だったりするでしょ?

金:そうですね。

渡:それが当たり前じゃない子どももいる。とはいえ、みんながみんなそれを求めてるかと言えばそうじゃないから一概には言えないけど。でも、やってみることって大事だと思う。自分にとっての当たり前が、この子たちにとっても当たり前になれたとしたら、どう変わるんだろうって思いながらやってみる。正直、やってみないとわからないからさ。

そういう「当たり前を作っていく」って中で、「実は私こういうことやってみたいんですよ」っていうの何かないですか?単に勉強教えて関わること以外に、実はこういうことやりたいんですみたいな。

金:旅行でもご飯食べるとかでもいいんですけど、日常を一緒に経験するっていいかもしれないですね。

渡:おお!いいねぇ!!旅行行きます?じゃあ金井さん、幹事やってくれます?(笑)

金:いいですよ(笑)

渡:完全に記録残りますからね、これ(笑)言い逃れできないですよ〜(笑)

金:責任を持ってやります(笑)

金井さんインタビューF.jpg
(責任を持ってやってくれるという大学生の発言にテンションが上がる渡)

渡:他の講師とかぜひ巻き込んでやってほしい!でも、日常を一緒に過ごすって大事だよね。あっとすくーると子ども・保護者との接点は塾っていう場所だし、勉強とか進路っていう困りごとが一番最初の接点になると思うんです。でも、自分たちはただ勉強教えたいだけの塾ではないし、成績をひたすら伸ばしていい高校・大学に行かせようって塾でもない。

勉強とか進路っていうキーワード出すのは、保護者や子どもにわかりやすいし、繋がりやすいから。そこでつながれた子どもたちの日常を良いものにしていきたいし、そこまでやれるようになりたい。日常に入るやりかたは色々あるけど、まずはあれですね、今年子どもたちの卒業式にいかないといけないですね。帰省しちゃダメですよ(笑)

金:なるほど(笑)でもそういうところですよね〜。

渡:うちの理事の竹田は卒業式マニアですよ。卒業式、運動会、文化祭マニア。俺らも毎年行くけどね、子どもらの学校行事系は。今年は金井さんも一緒にぜひ!というわけで、長くなりましたがそろそろインタビュー締めたいなと。最後に、これを読んでくれるであろう大学生にメッセージをお願いします!

金:生徒とか変わる中で色々悩んだりすることが多いです。でも、その経験を通じて、自分の当たり前が何かって気付けたり、逆に自分のことを知れたりもするっていうのもあると思うんです。あとは自分の中で大きかったのは、自分と同じ世代なのにこんなにしっかりしてる大学生がいるっていう。自分はそういう出会いが嬉しくなるというか。やっぱり人と関わらないとわからないこともあるので、そういう意味ではここでの活動はいいと思います。

私もそうなんですけど、学校の先生になりたい人はオススメです。絶対やった方がいいと思います。やらないと終わるって言っても過言ではないと思います(笑)

金井さんインタビューH.jpg

渡:そこまで言ってくれるか!ありがとう!長い時間、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

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いかがでしたでしょうか?
このインタビュー記事を読んで「あっとすくーるで活動してみたい!」と思った方はこちら
Posted by 渡 剛 at 19:45
なぜかわからないけど、グッとくるものがあった。 [2018年02月15日(Thu)]
入試真っ盛りなシーズンですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日、僕の心になぜかわからないけどグッときた出来事をご紹介。

うちの事業を利用している子どもが無事私立高校に合格してたんです(本命は公立なので、まだまだ受験は続きます)。
しかも特待で授業料免除という待遇で。

「合格おめでとう!」とその子に声をかけた次の瞬間「お母さんが喜んでくれてるのを見て、嬉しかった」と言ったんです。

もしかしたら何も特別な意味はないかもしれないんですが、その子の家庭背景を知る身としては、なんかこう、心にグッときました。

決して「家のお金のことまで考えて受験をしないといけないなんてなんかかわいそうだな」と思ったわけではありませんし、思って欲しいわけでは全くありません。

ただ、すごく綱渡りな状態にあるよなぁと思います。もしかしたら、授業料免除で合格できなかったら全く別の結果が待っていたかもしれません。

ある意味その綱渡りな勝負にこの子は勝ち続けないといけないのかもしれない。(振り返ると、もしかしたら自分もそうだったのかもしれません。)

そんな状況にある中で、今回その子が自分の努力で勝利を掴み取ったことに、なんかこう、グッときましたっていうお話でした!
Posted by 渡 剛 at 21:23
大学生インタビュー第1弾(金井真希さん)〜前編〜 [2018年02月14日(Wed)]
あっとすくーるで活動している大学生にインタビュー!記念すべき第1弾は、現在活動2年目の金井真希さんです。(インタビュアー:渡 写真:新城)

金井さんインタビュー@.jpg

渡:今日はインタビューよろしくお願いします!金井さん、今日何聞かれるかはご存知ですか?

金井(以下、金):実はわかってないんです。何聞かれるんですか?(笑)

渡:際に子どもに関わってる大学生がどんな人なのか、子どもと関わる中でどういうことを感じたりしているのか、みたいな内容をお聞きできたらと。

金:わかりました。

渡:だから、嘘でもいいからいいこと言ってください(笑)

金:わかりました(笑)

渡:では、改めましてよろしくお願いします。まず初めに自己紹介をお願いします!

金:大阪大学 文学部 2回生 金井真希(かないまき)です。

金井さんインタビューA.jpg

渡:地元はどこ?

金:長野県です。

渡:ちなみに、高校聞いていいですか?多分名前聞いてもわからないけど(笑)

金:松本深志高校というところです。

渡:うん、全然わからん(笑)ところで、今うちでの活動以外に大学のサークルは何か入ってる?

金:バドミントンやってます!週1くらいですけど。



「元々教師志望だったから」


渡:ありがとうございます。これで、何となく見てる人に金井さんの人となりが伝わったかな?(笑)それじゃ、うちに関わり始めたきっかけについて聞きたいんですけど。まず何であっとすくーるを知りました?

金:大学のソーシャルなんとか・・・なんでしたっけ?

渡:あ、プラスソーシャルライフ?(※大阪大学で行われる学内外のボランティア団体を集めた見本市のようなイベント。あっとすくーるも例年ブースを出展しています。)

金:多分そうです。

渡:あのイベントって、元々ボランティアに興味がある人が来ると思うねんけど、ボランティアには興味があった?

金:元々は、海外のボランティアに行きたいなって思ってたんです。それでそのイベントに行ったら、たまたまそこであっとすくーるさんに出会ったみたいな感じです。

渡:なるほど。全然うち海外ボランティア要素一個もないと思うんですけど、なんでやってみようと思ったん?

金:元々その時期から教師志望だったので、あっとすくーるでの活動のような経験をしておくのも楽しいかなって思ったんです。それから海外に行くということに比べて、現実的というか、すぐに行動に移しやすかったので。

渡:なるほどね。じゃあ、一番最初に事務所に来たときはどうでした?空気というか雰囲気というか、第一印象。

金:印象、そうですね。なんか、こじんまりしてるんだけどもやってることとか聞いていくと、すごくいろんな人が関わっていて。しっかりした団体さんだなって思いました。

金井さんインタビューB.jpg

渡:ありがとうございます。やっぱりいいこと言ってくれますね(笑)大学一年のいつぐらいの時期から活動始めてくれたんだっけ?

金:6月とか、5月終わりとか。

渡:一番最初に子どもと関わった事業は何?塾?派遣?(※あっとすくーるが箕面市から受託している学力保障・学生サポーター派遣事業のこと)

金:多分塾での派遣かな?(※サポーター派遣事業では、家や学校の他に、派遣場所を塾としてサポートを行うこともある)

渡:その子は何年生でした?

金:中2です。今も受け持っている生徒ですね。

渡:どんな子ですか?

金:最初は結構壁あったんですけど、すぐ仲良くなれる感じの子でした。特別関わるのが難しい感じではなかったです。

渡:その子は何でうちのサポート利用してたん?学校行けてないとか?

金:そうですね。今は登校してますけど。当時は保健室行ったりとか、学校行っていない時期もあったみたいです。

渡:なるほど〜。でもあれだ、去年中2ってことは今中3だ。受験生だ。大変やね。受験生見るのは初?

金:去年も見てました。むしろ見てる数としては去年の方が多いです(笑)


「自分のことを考えてくれる人が、自分以外にもいるっていう経験が大事。子どもにとってそういう存在になれたら。」



渡:子どもに関わってみて、感じたこと、考えたこと、生まれた悩み、その辺の話を聞いてもいいですか?

金:なんか、影響力が変にあったらいけないなって思って。自分の一言で傷つけてしまったりする可能性もあるので。なので、子どもとの距離感は難しいなって思いました。

渡:それ、もう少し具体的に聞いてもいい?

金:自分と子どもの関係が友達みたいになりすぎても違うよなぁって思うんです。友達ではないじゃないですか。
でも例えば、相手が中学生だったらその子と同じ中学生の目線に立って話したいなっていうのもあるし。そういう自分の気持ちって、喋り方とか、言葉とかに出てくると思うんです。
でも、それを自分の気持ち(同じ目線に立ちたい)に合う形にしながらも、友達にみたいになりすぎないようにするにはどういう風にしていったらいいのかな〜っていうことを悩みます。

渡:確かにそこは難しい。友達っていう言葉が適切かはわからないけど、距離の詰め方というか関係の築き方を間違って、ナメられるみたいなこともあるもんね。ちなみに、その悩みは現在も継続中?解消できた?

金井さんインタビューC.jpg

金:解消はできてないですけど、色々知っていくうちに、そういうこと考える前に自分も本当に心配になったりとか、自然におんなじくらいその子の気持ちになれるようになりました。あんまり考えずに接するようになったのかなとは思います。
だから、今は前よりも友達みたいになりすぎちゃいけないなっていうのはあまりないです。自分のことを肯定してくれるというか、そういう存在が人ってすごい嬉しいと思うんです。自分のことを考えてくれる人が、自分以外にもいるっていう経験が大事だと思っていて。
子どもにとってそういう存在になれたら、向こうがもしめっちゃ友達みたいだわって思っていてもそういう存在であればいいのかなって。

渡:それ一番いいやつじゃん!手前味噌だけど、うちの学生本当すごいわ(笑)

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後編はこちら

このインタビュー記事を読んで「あっとすくーるで活動してみたい!」と思った方はこちら
Posted by 渡 剛 at 21:17
大学生の声。 [2018年02月01日(Thu)]
こんばんは!代表の渡です。

今日は朝から私立大学入試の応援に、立命館大学大阪いばらきキャンパスに行ってきました。
大学の授業にゲストスピーカーで呼んでもらうことはありましたが、こうやって入試応援という形でついていくのは初めてでした。
今日明日と試験があるので、子どもがこれまで頑張ってきた力を出し切ることを祈ります!

ともや入試応援.jpg
(会場の建物に向かう生徒(左)と講師(右))

最近は新年度の大学生募集に向けて色々と準備をしております。
その一環で、現在活動してくれている大学生にインタビューをしています。
インタビュー記事は後日アップしますが、今日も学生にインタビューをしていて学生からこんな言葉が出てきました。

「子どもたちの日常の中にもっと入り込みたい」

僕らと子どもたちとの最初の接点は塾という場所で、勉強・進路というのが一番最初のとっかかりです。
でも、その中で見えてくる子どもたちの日々の生活があります。
そこを含めて子どもたちを支えられるようになりたいと思ってくれる大学生がうちでは講師を務めてくれています。

例年思うことですが、本当にいい大学生に支えられています。
今年度の入試も、残り1ヶ月ちょっと。
大学生と一緒に、最後もう一踏ん張りしようと思います。
Posted by 渡 剛 at 21:10