保護者に安心を届けることができているか。 [2017年09月28日(Thu)]
今日は火曜日のふりかえりでの1コマについて。
私たちが学習支援をしていることはブログを読んでくださっている方はご存知かと思います。 学習支援の対象は、もちろん子どもたちです。 日々目の前にいる子どもたちに向き合いながらうちの大学生たちは学習支援を行っているわけですが、そこに一生懸命になってしまうがゆえに子どもしか見えなくなってしまうことがあります。 子どもにいいサービスを届けるのはもちろんのことなのですが、その裏にいる保護者の存在を忘れてはいけません。 学習支援の文脈でもあまり語られることは少ない気がしますが、保護者の方に安心を届けるということも学習支援のすごく大事な側面だと思っています。 「今日はいつもよりすごく集中して頑張っていたんです。」 「普段なら字も雑に書くのに、今日は意識して字も綺麗に書くようにしていたんです。」 本当に小さなことかもしれませんが、こんな一言があることで得られる安心というものがあるんじゃないかと僕らは考えてます。 子どもたちの背景にある家庭の存在を語る際、どうしてもマイナスなイメージになりがちです。 虐待・ネグレクトなどがその典型だと思います。 しかし、苦しい経済状況の中でも子どもの将来を思い、必死の思いで塾を探し、私たちの塾に辿り着かれる保護者の方がおられます。 子どもの日々の小さな変化を見逃さず、それを子ども自身に返していくことはもちろん、子どもの後ろにいる保護者の方に届けるということを忘れないでほしい。 そんな話をした火曜日のふりかえりでした。 |
Posted by
渡 剛
at 22:40