VOL.8 中島恵子さん [2010年07月31日(土)]
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親も子も楽しめる人生を! ![]() VOL.8 中島恵子さん 今回のオヤコノミカタは、こども音楽センターを主宰されている音楽療法士(ミュージックセラピスト)の中島恵子さんを紹介します。 ●こども音楽センターってどんなところ? 「楽器は技術だけではありません。大切なのは音や音楽を感じること、リズムにのれること。そのためには音を通して感じる体や心を育てていかないといけません。ここでは音楽をしながら子どもの生活や成長の様子をみていきます。」と中島さん。 対象は、3か月から。主に音楽コースとセラピーコースがあり、障害あるなし関係なく受け入れています。ここでは、普通の音楽教室などで耳にする暗譜する苦労などはほとんどないそうです。まず耳で、そして体で音楽を獲得していくからだそうです。 ●こども音楽センターを開設したきっかけは? 「大学で音楽を専攻しているころから、音楽の力について考えていました。同時に現在の音楽教育は苦労が多すぎるのではないかと思っていました。」と中島さん。 卒業後、「音楽療法」を学ぶためにドイツのミュンヘン小児センターに留学したとき、ドイツの人々の音楽との関わり方が日本と全く違うことに驚かされたそう。日本人にはみられないノリの良さ。ドイツでは生活の中に音楽がとけ込んでいる。 当時、東京でも主流でなかった「音楽療法」。活動の拠点を地元山口市にと、1987年に同センターを開設されました。 ●活動をされていて思うことは? 「日々こどもから学んでいます。中でも障害児は基本の基。障害児に受け入れられたとき、こういう教え方だったら健常のこどもたちにも通ずるということがよく分かります。 音楽はいろいろな文化や言語を超えて、インターナショナル以上の言葉となります。障害あるなしにかかわらず、音楽の基本は人にあるからです。」 毎年12月に開催しているコンサートでは、障害児の刻むリズムに合わせて、センターに通う子どもにピアノの演奏をするようにお願いしたところ、その演奏は、音楽で自然に息を合わせた、まさにジャズのセッションを思わせるようなものだったそうです。 ●中島さんにとって音楽とは? 「子どもの生活には音楽が生きる力になります。幼児期(3歳まで)に音を感覚で学ぶことにより、自分自身の心と体のリズムやテンポが分かり、4歳からは自分のバリエーションを広げていきます。幼児期にいい音を感じていれば、それは大人になってもその音に反応します。バリエーションは多ければ多いほど、大人になってあらゆる状況に対応できます。幼児期にたくさんの音と出会っておくことは、一生の宝になりますよ。」 ●子育て中のママやパパへメッセージをお願いします。 「パパやママのたくさんの豊かな想いを、いっぱい豊かに伝えてください。そして、親も子も楽しめる人生を仲間と共に歩みましょう。」 ○中島さんのプロフィール○ 1958年山口市生まれ。国立音楽大学音楽教育学科卒業後、ミュンヘン小児センターに留学、ミュージックセラピストのゲルトルート・オルフ氏に師事。1987年、山口市矢原にこども音楽センターを開設。同センター主任ミュージックセラピスト。日本音楽療法学会認定音楽療法士評議委員。 ○取材をしてみて○ 笑顔が素敵で、気さくな雰囲気の中島さん。その気さくさの中にこども達の将来を願う力強いエネルギーを感じました。話していくうちに中島さんの音の世界に引き込まれ、音がどんなに自分の生活の中で重要な役割を果たしているか考えさせられました。今回中島さんに出会えたことは、私にとってとてもラッキーでした。ありがとうございました。 |
Posted by
あっとほーむスタッフ
at 17:58
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