2013年01月30日
1月人参の報告と「あじの干物を描く」の参加者募集中!
1月人参の報告と「あじの干物を描く」の参加者募集中!
毎日、まだまだ寒いですね。
今日はすこしだけ気温があがっていますか?
でも冷え性の私にはつらいです。
毎日外での仕事が多いので、猫達も留守番ばかりで不機嫌です。
今日は少し遊んであげないと・・・と思ってます。
さて、4ヶ月講座ですが、1月は「金時人参を描く」をしましたよ〜
お正月過ぎていましたが、大きな人参が手に入りました!
今日はそのご報告です。
そして次回は2月17日、「アジの干物」を描きます。
キラキラ光る魚の肌の風合いを、アクリル絵の具を使い表現していきます。
臨床美術らしい、描き初めの手法、きっと新鮮だと思いますよ。
私的にはチョーオススメのアートプログラムです。1人でも沢山の方にご体験を頂きたいです。
まだ少しですがお席に空きがございますので、ぜひご参加下さいませ。
日時:2月17日(日)
午前クラス 10時〜12時
午後クラス 13時〜15時
参加費:4000円(材料費込み)
場所:アトリエ苗 北大路(烏丸北大路東入る北側角)
申し込み方法:お電話かメールでお申し込み下さい。事前に資料を送らせていただきますので、お名前、ご住所、電話番号を添えて下さい。
電話:075−331−8967 フルイ
e-mail:miekofurui@leto.eonet.ne.jp
さて、前回のご報告です。
金時人参、甘くって美味しいんですよね。
たくさん触って、見て、さあ試食。あれ〜、生でも思いがけず「旨い!」
みなさん、人参を味わってニコニコ。
ネガスペースに注目する、ちょっと変わった描き方です。墨を使いました。
日曜日の講座はいつも制作中はきりり、そして鑑賞会では和気あいあいとした素敵な時間が流れています。
皆さん、体調にお気をつけて、次も元気にご参加下さいね。
そして初めての方もお気軽に体験してください。
アトリエ苗主宰
臨床美術士 フルイミエコ
2013年01月20日
現在の臨床美術士としての仕事(現場)に至るまで
現在の臨床美術士としての仕事(現場)に至るまで
みなさんこんにちは。
京都橘高校、サッカー残念でした。
実は私が非常勤講師として19年務めている勤め先です。陰ながら応援させていただいておりました。
しかし、優勝できなかったとはいえ、発足して間もないクラブが決勝戦までいったこと、生徒達、指導された先生方、すばらしいと思いました。お疲れさまでした!
さて、先日のつぶやきに続いてパートAは、臨床美術士になってからの現場活動に関してです。
もっと早く更新したかったのですが、少し体調を崩してしまっておりました。
またまた長文ですが、宜しければおつきあいください。
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私が現在関わっている現場は、二種類あります。
私が立ち上げ代表をさせて頂いている「京都〈臨床美術〉をすすめる会」が運営する現場と、個人の事業である「アトリエ苗」です。
「京都〈臨床美術〉をすすめる会」は2006年11月に発足し、2008年12月に日本臨床美術協会の登録認定団体第3号として認定を受けました。
会の発足に関しては別の機会に詳しくお伝えするとして、会の初めての現場は2007年に社会福祉法人京都市社会福祉協議会が委託運営している、京都市長寿すこやかセンターの事業としての6回講座の実現でした。京都で初めての臨床美術の連続講座の実施でした。
その成果を足がかりに2008年度は大きな助成金を受けて認知症の為の講座、予防の講座を開講。2009年度には更に発展し、同センターのクラス3年目に加えて、京都府立医科大学神経内科の講座、デイケアでの認知症のクラスが開催され、臨床美術の現場は一度に3カ所に広がりました。
短期間に大きな広がりが得られ、臨床美術士3級資格の取得直後から、私はたくさんの臨床美術実施の機会を頂けたのですが、それにはすすめる会の活動の在り方の影響が大きかったと感じています。
すすめる会は臨床美術士だけでなく、臨床美術に関心を持った方が気軽に入会できるように、会費も低く設定し、人と情報の交流を中心とした緩やかなネットワークです。会員の方は年に3〜4回開催されるカリキュラムの体験会(例会)などを通じて、臨床美術への理解を深めていけますし、臨床美術士も養成講座を卒業してからバラバラになってしまうのではなく、例会のワークショップをセッションの実践練習の場として参加するなどを通じて、つながりを保ち続ける事ができます。
そんな中で臨床美術に共感された介護施設の職員である会員さんが、臨床美術の実施に関心がありそうな方を紹介してくれたり、プレゼンテーションの場を設定してくれたりという事がありました。そしていざプレゼンに出かけるのですが、毎回臨床美術の基本的な資料とともに、作品集や参考作品は平面、立体と必ず持参しました。そして条件がある場合は体験もしていただけるようにして、訪問先の相手に臨床美術の良さを実感して貰えるように一生懸命に説明をしてきました。
最初の現場となった京都市長寿すこやかセンターでは、すすめる会の会員から職員さんにご紹介があり、職員さん達に臨床美術の体験講座を受けていただいたところ、とても楽しんでもらうことができ、最終的に講座が実現しました。
現在、私が担当をさせていただいている京都府立医科大学神経内科の外来患者を対象としたクラスも、やはり初めは会員さん個人の紹介がきっかけではじまりました。
初めはいつも一人の方からの紹介という形で始まり、人から人へと繋げていただいた感じです。
すすめる会がいろんな職種の人に出会うことができる、開かれたネットワークであったことが、全体として良かったのだと感じています。
こうして京都〈臨床美術〉をすすめる会の活動の中で、私は臨床美術士の仲間と共に、たくさんの現場経験を積ませていただきました。
臨床美術が実際にお役に立てること、喜んでいただける方が目の前にいるという実感が、臨床美術が社会で必要とされていると私に自信を持たせてくれました。
そして、まだ出会えていないけれども、もっともっと多くの「臨床美術を待っている人」を感じるのです。
その声に応えたいと思いながら、今も活動を続けています。
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今日のアトリエ苗北大路では、大人の4ヶ月講座の1回目で、「金時人参を描く」でした。
詳細は近日レポートします。
アトリエ苗主宰
臨床美術士 フルイミエコ
2013年01月16日
なぜ臨床美術士になったのか?
なぜ臨床美術士になったのか?
皆様、今日もお寒い一日でしたね。
いろいろと書類の仕事が溜まっています。
PCをサクサクしていると、ああ、肩がこっています〜。
さて、毎回アトリエの作品のご紹介が多いのですが、今日はちょっと趣向を変えて・・・。
私フルイミエコ個人の思いなど、少し書かせていただきます!
今日から初めて5回ほどの掲載の予定(?) えええ、そんなに書くの?
まあ、長文なので、全部お読みいただかなくても結構です。
少しお時間のある時にでも、宜しければ読んでやって下さい。
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私はずっと絵を描いてきましたが、そのうち絵を描くことを通じて自分が得ているものに気付きました。
それは絵の具を筆先に着けて画面に運びながら、描いているものについてじっくり考えたり、何度も思ったり、物事と向き合うゆっくりとした時間です。
出来上がる作品よりも、私には時間の過ごし方が重要でした。
描く事をもっと気軽に誰でも楽しめるようになれば良いなと思い、いろいろなワークショップに出かけては方法を見つけ出そうとしましたが、結局よく分からないままに時が過ぎました。
2006年に10年続いた子どもの造形教室に何か新しいエッセンスを加える為に、アートセラピーを学ぼうと考え、ネットで探しているうちに臨床美術を見つけました。
初めは少し勉強するという軽い気持ちでしたが、臨床美術が芸術家によって生み出されたものだったからこそ、私には共感が大きかったと感じます。
2006年は養成講座がまだ京都で開講されておりませんでした。運がよかったのですが、たまたま岐阜の社会福祉協議会の主催で養成講座が開講されて、ありがたい事に私も混ぜていただくことができ、週末になると車で岐阜まで通いました。
岐阜の皆さんは暖かく、同じ受講生の方のお宅にホームステイ(?)させていただけて、通わせてもらいました。
絵を描く事の楽しさを伝えられる方法が、臨床美術の中にあることに気付き感動がありました。
4級を終えたころは「私にできるだろうか」と、臨床美術士にもとめられる水準の高さ、難しさに怯みましたが、「できるかどうか」でなく「できる自分になりたい」と考えて、更に勉強する気持ちが固まりました。
それには臨床美術士として既に働いておられる先生方への憧れと信頼も大きかったと感じています。
(明日につづく!!)
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いよいよ今度の日曜日、人参のネガポジ画です!
1回ごとの参加可能です。午前も午後も、少し定員に空きがあります。宜しければいかがですか?
素敵な金時人参を入手予定。
ベティ・エドワーズ理論を臨床美術に活かした、代表的なアートプログラムとも言うべき「ネガポジ画」に挑戦しませんか?
日時:1月20日(日)
時間:午前クラス 10時〜12時、午後クラス13時〜15時
場所:アトリエ苗北大路(京都市北区烏丸北大路東入る北側角)
申込先:075−331−8967 フルイまで
アトリエ苗主宰
臨床美術士 フルイミエコ
2013年01月15日
臨床美術の「溶け出す色と形」
臨床美術の「溶け出す色と形」
先日の東京の雪はたいへんでしたね。
京都は雨だけでしたが、交通事情などでたいへんな思いをされた方もおられたのではないでしょうか。
さて、1月の子どものアトリエでは、ちょっと不思議な作品からスタート。
オイルパステルで描くのですが、いつの間にかフィンガーペイント。
形がどんどん変化するのを楽しみながら制作しましたよ。
組み合わせの紙の色と、台紙との構成で、印象がガラリと変化します。
鑑賞会では「重たいね」「ふわふわしてる」「暑いかんじ〜」など、みんなの自由で元気なコメントがいつも以上にたくさん聞けました。
抽象表現ですが、だからといって難しくならずに、画材、素材と戯れるようにして絵が出来上がるのが、この臨床美術のアートプログラムの魅力ですね。
アトリエ苗主宰
臨床美術士 フルイミエコ
2013年01月13日
光と影のオブジェ
光と影のオブジェ〜高学年クラス
今日も冷たい一日でしたね。皆さんお元気ですか?
お正月気分も抜けないままに仕事が始まって、先週はお疲れの方も多かったのでは?
アトリエ苗も先週から桂坂の子どもクラス、始まっています。
昨年末にとりくんだ作品、なかなかご紹介できずにいましたが、光と影のオブジェを作りました。
最近は大人のクラスのことが多かったのですが、子どもクラス、元気に続いていますよ!
これは私が考案した臨床美術のオリジナルアートプログラムです。
アトリエ苗では私の臨床美術士2級資格に基づいて、時々オリジナルのアートプログラムを実施しています。
光があると影ができます。子どもにとって、影はとっても興味をひくもの。
筒の中にライトを入れて、手を入れたり、紙を入れたりしてみました。
影は中のものを動かすと、色が変わったり、形が変わります。
そんなことを沢山確かめて、切った紙を入れて影のデザインをしてみました。
最後には光にもセロファンで色を入れて、素敵なオブジェに!
ちょっと暗いところで制作して、最後の鑑賞会は真っ暗にして・・・
そんなことも子ども達には非日常で楽しかったようです。
アトリエ苗では3月に桂坂の子ども達の作品展を開催します。
ぜひお楽しみに!
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北大路の日曜日のクラスの募集を続けています。
再掲載ですが、まだ各クラスとも空きがあります.
どの内容も、絵が苦手な方でも、専門の方でもお楽しみいただけると思います。
ちょっと体験したい・・・という方は、1回から参加可能です。
ぜひこの機会にお越し下さいませ。
1月20日(日) 金時人参のネガポジ画
2月17日(日) あじの干物を描く
3月17日(日) 世界旅行
4月21日(日) 新玉葱の量感画
●参加費:4回通し参加/合計14000円
1回ごとの参加/4000円
●定員:各回10名
●画材:準備不要。全てアトリエで用意します。
●申し込み方法:メールかお電話でお申し込み下さい。その際に午前クラスか午後クラスかお選び下さい。
●締切:随時先着順で受付となりますが、原則として通し参加者を優先させていただき、各回定員に達した時点で締切とさせて頂きます。
アトリエ苗主宰
臨床美術士 フルイミエコ
2013年01月07日
大阪梅田にアトリエ苗を開講します!
大阪梅田にアトリエ苗を開講します!
あけましておめでとうございます。
ブログをみていただいている皆様、旧年中はありがとうございました。
昨年は、北大路のアトリエオープンなど、いろいろ変化に富んだ一年でした。
臨床美術のアートプログラムを通じて、描くことの楽しさと解放を、多くの方と一緒に味わいたい
という気持ちで、無我夢中ですすめて参りました。
その思いが叶い、アトリエには沢山の素敵な時間が流れ、ありがたいなと思っています。
これも皆様のおかげと感謝してます。
今年も多くの皆様と、アートの喜びを共有していけるようにすすめていきます。
本年もアトリエ苗と臨床美術をどうぞ宜しくお願いいたします。
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さて、新年早々ですが、お知らせです。
2月から、梅田にてアトリエ苗のクラスを開講することにいたしました!!
「京都まではちょっと遠い・・・。」と思われていた皆様。どうぞこの機会をご利用下さい。
2月3日(日)は「にんじんを描く」、3月10日(日)は「臨床美術セミナー」を開催します。
4月〜7月は、京都と同じく4ヶ月講座を開講しますので、追ってご案内します。
まずは2、3月のお知らせです。詳細は添付のチラシをご覧下さいませ。
お申し込みは、いずれも電話かメールでお願い致します。
電話 075−331−8967 (フルイ)
E-mail miekofurui@leto.eonet.ne.jp