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地域の居場所としての公園 [2011年04月24日(Sun)]
先日、子どもを通して学校から地域にある「大可賀公園の利用について」のお手紙が来た。

大可賀公園はこの地域で唯一「ボール遊び」ができる公園である。



大可賀公園

内容は・・・
○自転車は決められた場所に整頓して置く。
○使ってもよいボールを確認する。(軟球、硬球は使用禁止)
○周囲の植木の間から出入りしない。
○ゴミはゴミ箱に分別して捨てる。(トイレの前)
○地域の方が育てている草花を大切にする。
 (花壇に絶対に入らない。ボールが花壇に入りそうな場所で遊ばない。)
○小さな子や高齢者に優しくする。(遊具やベンチをゆずる。)
○午後6時までに帰宅する。(10月〜2月は午後5時)
 (自宅に午後6時に帰るように公園を出ること)
○大可賀公園の周辺道路は駐車禁止である。また、公園内は禁煙である。

この内容にプラスして、自転車の置き場所等も明記されていた。

学校がココまで児童やその保護者に指導しなくてはいけなくなってきた背景を考えてみた。

私たちの住む地区には「飯岡公園」、「大可賀公園」、「中津公園」、「津田団地公園」、「清水山公園」、と合わせて5か所の公園がある。

どの公園も地域の人がいつもきれいに掃除をして下さっているので、気持ちよく使わしてもらっていることに私たちも感謝している。

松山市の公園管理は松山市公園緑地課から委託を受けた、各公園管理協力会によって運営されている。

つまり、「飯岡公園」であれがその地区の町内会である、別府町内会が組織する「飯岡公園管理協力会」が管理している。

しかし、その「公園管理協力会」にも、現在さまざまな問題が起きている。

一つ目の問題点としては・・・

管理する側に若い人が少ないということ。
これは、少子高齢化や共働き家庭の増加、町内会活動に参加する住民が少なくなってきているなどのことから起きている。

二つ目の問題点としては・・・

モラルの低下。
自分が出したゴミは自分で持って帰る、人に迷惑をかけない、自然を大切にする、掃除してくれている人や花を植えて気持ちの良い公園にする為に日夜努力して下さっている方に感謝する心をもつなど・・・。そうした心が失われつつあるように思う。

三つ目の問題点としては・・・

コミュニケーション不足
核家族化により、異年齢の子どもたちとの交流がないことや、地域のお年寄りと地域の保護者、子どもたちとの交流が少なくなってきたことで、小さな問題が大きな問題に転換されることが多くなってきていること。

このような時代の変化によって起きてきた問題点・・・

それを管理側が解決するために今行っている手段が

公園においての「禁止事項」の明記や「マナーの徹底重視」である。

昔の子どもたちは「公園でボール遊びしてはいけない」とか、「田んぼに入るな」とか、「学校で決められた時間には必ず帰宅する」などの決まりは家庭内でそれぞれルールは決めていただろうと思うけど、行政や学校からの指導はなかった。

しかし、今はその事に関し、一番気を使い、指導を行っているのが行政であり、学校なのではないだろうか?

松山市公園緑地課では毎日のように公園の苦情がやってくる。利用者のモラルの低下による苦情以外に、いわゆるモンスターペアレント的な苦情もある。

「公園の木から落ちてくる葉っぱが自分の家の敷地内に入ってくる。あの木を切ってほしい!」

「自分の家の窓から、公園のベンチでいちゃいちゃしているアベックが見える。あのベンチを撤去してほしい!」など・・・


2007年には東京都にある「西東京いこいの森公園」の噴水で遊ぶ子どもの声がうるさいとして、近くに住む女性が騒音差し止めの仮処分を申し立て、噴水を使用してはならないとする決定がくだされたことがある。これは、公園を設計した当初からの問題もはらんでいるので、一概に子どもの遊びに苦情と呈しているわけではないと思うが、このような問題は昔にはなかったように思う。

時代の変化と共に、私たちが地域や学校との関わりについてもう一度考えていかねければいけない時代がきているのではないだろうか?



私たちが「飯岡公園」で遊び場活動を行って、早4年になるが、その間にもさまざまなトラブルや苦情があった。

子どもがいつも仲良く遊ぶということはないし、また、予想だにしないことを考えつくのが子どもである。

もし、悪い事をしているのであれば、その都度その都度やってはいけないことと、やってもいい事を教えるのが大人の役目であると思っている。

頭ごなしに、「禁止」としてしまうと、結局子どもたちはどうして悪いのか考えることもなく、表では悪い事はしないが、裏でその事を冒険心から行ってしまうことがある。

何度も何度もあきらめずに、子どもの可能性を信じ、心にしみこむように良い事と悪い事を丁寧に伝える。

それが、子どもを育てるということではないのだろうか。親だけではなく、地域の人たちが温かいまなざしで子どもを見守る社会が実現することを願い、これからも遊び場活動を行っていきたい。

Posted by 山本良子 at 11:37
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コメント
基本は、大人が 軟式や硬式を打つと フェンスを越えてしまうからね…。

どんなボールでも 花壇の近くでは NGだけどね…
あと、使用する子供達にも 近隣の家に迷惑かけたときは 「謝る」という 常識は
持ってて欲しいな〜と 思います。
使う側にも 管理する側にも 常識&思いやりがあると 良いよね
Posted by:あいちゃんのママ  at 2011年04月25日(Mon) 21:46

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