先日の埼玉県三芳町の公演実行委員長さんから、感想が届きました！
ちなみに実行委員長は、NPOふじみの国際交流センターの理事長・石井ナナヱさんです。


すごく良かったです。特に佐藤さんの演技は圧巻でした。(田辺注：佐藤文雄は在日三世、ゲイバーのママ役です)重くて難しい問題を提示しているにも関わらず、佐藤さんがそれを、上に上に引っ張ってくれて、明るく楽しく真剣に、劇を堪能しました。毎日、外国人と活動をしている者として「エイジアンパラダイスを観て、大勢の人が外国人問題に関心を持ってくれたらいいな」と思いました。それと言うのも、在日外国人の４分の３は私たちと同じアジア人であること。在留資格の４分の１は第２次世界大戦以前から日本で暮らしている韓国朝鮮の家族であり、４分の１は日本人の祖父母を持つ日系２世３世であり、４分の１は日本人の配偶者であって、外国人といいながら、みんな日本人と深いつながりのある人ばかりだからです。生活環境や生育暦のちがいから、いろいろな問題が起きていますが、食料自給率が４０％の日本ですから、もっと真剣に外国人との共生を考えていかなければいけないと思います。三芳町に来たときも佐藤さんに大いに活躍していただきたいと思います。

大阪公演に先駆けて、11月23日に上演する埼玉県三芳町の上演実行委員会の皆さんが、東京公演を下見に来てくださいました。なんといっても皆さん、観たこともないお芝居を盛り上げようと頑張ってきてくださった方たち。その皆さんから感想が届きました｡その一部をご紹介します。


４日の土曜日に千石にある三百人劇場に

行ってきました。

今月の２3日にコピスみよしで上演される

「エイジアンパラダイス」の本公演を観劇するためです。

感想っていうのは難しいです。

何故って・・・いろいろな事を私が感じているからでしょう。

言葉で表現できる程には、まとまってないんです。

全体は明るくユーモラスに展開されるのですが、

感じる事、考える事が色々ありました。

その一つは、私が今、懸命に運動している

教育基本法の改悪問題や、後に控えている改憲問題

なんかも劇の内容に繋がると思えたことです。

アジア全体を小さく小さくして考えれば、

色々な国の色々な個性の人達を受け入れる

エイジアンパラダイス（やさしさの詰まった下宿屋さんです）

のようなやさしい空間になれば起こるはずのない

摩擦が今、あちこちで起きているから、

愚かな改悪案の提案が平気でされるのであって、

ましてや核の保有を検討するべきだなんて話には

絶対にならないと思いました。

つくづく、やさしさからやさしさは生れるのだと

感じたのです。


I　さん、ありがとうございました！

このブログを隅からすみ案で読んでいただいた方はご存知ですが、演劇｢エイジアン・パラダイス」は、今日東京公演の初日でした｡
ほとんど満席で迎えた初日。
近所にある、アジア文化センターの生徒さんもいらしてくださり、なかなか国際色豊か？とまではいきませんが、なかなかいいムードで幕が開き。
お蔭様で、昨年以上の高い評価をえることができました｡
鳴り止まない拍手にちょっと感動。帰っていくお客様達が、とても温かい笑顔で目を合わせて帰っていかれました｡
これは良くない公演だと、お客様はとても正直に、目を伏せてなるべく目が合わないようにして帰るのですよね！

大阪まで丁度後一ヶ月です。
大阪に辿り着くまで関東数箇所で公演して参上します。
更に磨いて行きますので、どうぞお楽しみに！

あらすじ・スタッフ・キャストなど作品の詳しい情報は、こちらをご覧下さい。
舞台写真集もありますよ！

大阪公演情報

日時　　　　１２月２日(土)　１８：３０　開演
　　　　　　　　　　　３日(日)　　１４：００開演
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※開場は開演の３０分前

会場　　　　　ドーンセンター(天満橋より徒歩５分)　７Ｆホール

チケット料金　　　一般　３，０００円
　　　　　　　　　　　　学生・６５歳以上・障害者の方・外国籍の方　　１，５００円
　　　　　　　　　　　　※日時指定自由席・当日券は各５００円増し

チケット申し込み　　このブログ左カテゴリーの“チケット申し込み”をご覧下さい。
　　　　　　　　　　　　　　もしくは、劇団銅鑼　０３−３９３７−１１０１

お問い合わせ　　　　　劇団銅鑼　０３−３９３７−１１０１