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2017/01/19 あさか環境市民会議見学会「新春見学会」 [2017年01月23日(Mon)]

あさか環境市民会議は恒例の見学会を2017年1月19日に開催しました。参加者は会員、参加市民あわせて34名。今回は、飲料水の宅配方式ビジネスを行っているクリクラ製造工場(埼玉県本庄市)と食品のガトーハラダ本社工場(高崎市)を回りました。水と食品という、われわれの生活に密着した商品の生産設備がどうなっているのか、周辺環境への配慮、材料リサイクルの現状などを知ろうというのが目的でした。

午前9時に朝霞を出発、10時過ぎには最初のクリクラ本庄工場に到着しました。2015年に完成したという新工場は広い敷地の中にあざやかなデザインの事務所棟と工場が並んでいます。工場正面には「クリクラミュージアム」の文字があります。つまり、ここははじめから訪問者に見学してもらうことを予定して建ててあるということです。産業観光開発に力を入れている埼玉県本庄市との協力体制のもと、この施設も本庄市の新たな観光資源として活用されているようです。

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中に入ると、はコンシェルジェと呼ばれる女性たちに説明を受けます。最初に企業と宅配水事業の歴史にについての20分くらいのビデオで説明を受けます。運営会社が宅配水事業を開始したのは2001年、現在は全国47工場で月産330万本の生産を行っているそうです。この最新工場では月産100万本とのこと。生産設備を見学しましたが、驚くのは工場内にまったく人がいないこと。水の浄化、充填、容器の搬送などはきれいな流れ作業ですが、フルオートメーションです。

出荷用のラックの倉庫は天井が見えないほど巨大な立体構造の建物ですが、ラックを探して運んでくるのも、そこに詰め込むのもすべて産業用ロボットです。冗談みたいですが、これで輸送のトラックが自動運転になったらまさに無人工場です。もちろん、見えない場所で監視やメンテナンスなどを行っているのでしょうが。

意外だったのは、原料の水は通常の上水道水だということです。工場の方の説明によると上水道は品質面ですでに飲料水基準に達しているので、これを基本にして逆浸透膜などの濾過技術によって不純物を除き、さらに必要なミネラルなどを加えているとのことです。その他、世界各地のペットボトル(飲料水)はここだけのユニークなの展示です。

午後にたずねたガトーフェスタハラダは、ラスクなどパンから作った洋菓子の専門メーカーで生産はこの高崎工場(事業所は2か所)すべて行われています。この工場も2年程前に完成した新工場で外観が西洋のお城の陽なっているので「シャトー」の名称がつけられています。
(写真)

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ビデオでは、中山道沿いの和菓子店から出発した企業の歴史と材料→フランスパン→ラスクを製作する工程の説明をうけました。次いで担当の方より、この工場の省エネルギー化、材料のリサイクル化などの環境活動についての説明をうけました。工場の屋根全体に太陽光パネルを設置し、全工場電力の8%を自給、稼動していない時間の電力は売電ししているとのこと。材料については食品工場なので、豚の飼料なども含め、全体の98%をリサイクルし、100%を目指しているようです。

このあと、工場2階、3階の生産ラインを見学しましたが、ここでも白衣をきた作業員の姿はすくなく、製品の検査や選別、袋詰めなどがほとんど自動化されています。検査や選別の仕事はおそらく少し前まではベテラン作業員がやっていたものと思いますが、こうした最新工場での省力化の波はすごいものがあります。

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